9月26日(木):習慣化のためのスクール制
先般は社員トレーナーの有給取得の代わりに、私が朝から晩まで久しぶりにトレーナー&レッスン三昧の1日だったことから、昨日はそれを通じて再確認したトレーナーの意義や楽しさに触れました。
本日もこれに関連した話をもう少しばかり。
自社は小規模なフィットネスクラブを運営している企業ですが、私たちのクラブは「スクール制」の仕組みを取っています。
このスクール制というのはスイミングスクールや英会話のような習い事のように、あらかじめご自身で通う曜日や時間を決めてもらう形式です。
フィットネスクラブでこのような営業形態をとっているのは、私たちが「習慣」にフォーカスをしているからです。
身体の変化や健康は決して一夜にしてできるものではなく、日常の習慣によって形作られます。
だからお客様には身体をより良く変えることはもちろんですが、健康習慣そのものを大切にしてほしいとの考えがあり、スクール制のように定期的に通う日を決めてもらうことで習慣化を後押ししたい意図です。
このスクール制のなかで多くのお客様が週に1回、あるいは週に2回の頻度で、自分の来館される曜日や時間を決めてお越しくださっているわけですが、多くの方にとって自宅や職場以外に、毎週のように足を運び、そこで一定時間を過ごす場所というのは、そう多くありません。
だから、そこに時間を割いてもらうのは本当にありがたいことです。
翻って私たちトレーナーにしてみれば、そのような定期的なお客様との接点が与えられているので、その時間で何ができるかが勝負です。
私たちであれば1回のレッスンは45分なので、その45分のなかでの運動指導やケアを充実させることは当然ですが、そこに留まることなくお客様の日常の習慣にどれだけ踏み込めるかが問われます。
前述したように身体の変化や健康は1回の運動で形作られるものではなく、習慣によって形成されるからです。
食事であれば1日3回×7日間で週に21回だし、睡眠なら毎日のことであって、週に1回のトレーニングと同等かそれ以上に健康に影響を及ぼしますからね。
レッスンの45分間を充実させ、なおかつ日常にとって少しでもプラスになるような啓発や動機付けをしていくこと、そこまでをやっていく必要です。
私自身も先日のレッスン三昧で終わりでなく、今後も定期的にレッスンをしていく場があるので、45分間の密度を高めていきたいと思っています。
宜しければサポートお願い致します!