12月22日(日)W杯100周年記念大会はモロッコ、スペイン、ポルトガルによる共同開催に!
本日は週末なのでサッカーに関連した話を少しばかり。
先週の12月11日には国際サッカー連盟(FIFA)が臨時総会を開き、2030年のFIFAワールドカップの開催地がモロッコ、スペイン、ポルトガルによる共同開催と決定しました。
そして2030年は第1回目のW杯から100周年にあたる記念大会ということもあって、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイの3カ国でも1試合ずつを開催することになっています。
これにより、ヨーロッパ、アフリカ、南米の各地で試合が開催されることになり、過去に類を見ない規模の大会になりそうです。
次回のW杯である2026年大会もアメリカ、カナダ、メキシコの北米3カ国共催となっていますが、次回からは出場国が従来の32チームから48チームへと拡大されます。
それによってW杯での試合数が多くなるため、3カ国の計16都市が試合会場となります。
もちろん出場国が増える分だけ各国分のキャンプ地も必要になりますから、これだけ規模が大きくなっていくと共同開催のケースが多くなっていくのも頷けるでしょう。
アジア圏では過去に日韓共同開催があり、次回のアメリカ、カナダ、メキシコの北米3カ国による共同開催は、いずれも同じ大陸圏内での共同開催でしたが、2030年大会のようにメインの開催国がモロッコ、スペイン、ポルトガルのようにアフリカとヨーロッパをまたいでの共同開催は初ですね。
サッカーを起点に国同士や大陸圏間でのいろいろな結びつきがさらに活発になっていけば何よりです。
オリンピックを除けば、1つの種目の世界大会で100年の歴史を持つ大会はサッカーのW杯ぐらいでしょう。
この100年の間にペレやジーコ、プラティニ、マラドーナ、ジダン、メッシなど、様々なスターを輩出し、数々の名シーンを生み出してきました。
次の100年も名勝負や筋書きのないドラマが展開されるでしょうから、いちサッカーファンとしてこれからもW杯を楽しみたいと思います!