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6月24日(金):eスポーツで「孫にも一目置かれるクールな存在」

先日の日経産業新聞にはeスポーツに関連した面白い記事がありました。

こちらで取り上げていたのは秋田県にあるシニアのeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」で、次世代メンバーである「ジュニア選手」を募集した旨の内容です。

もっとも「ジュニア」といっても応募できるのは満60歳以上で週1回以上3時間ほど練習に参加できる方が対象になっています。

同チームはIT関連企業が運営するeスポーツチームで「孫にも一目置かれるクールな存在」をコンセプトに発足し、正式なメンバーは65歳以上の面々で構成されています。

そうしたチームが体験会を開いて次世代のメンバーを募集しているわけですね。

私が良いなと思うのは、もともとゲームをやっていた人が年齢を重ねていった先でゲームをするのではなく、シニアでeスポーツを楽しんでいる高齢者の方が、自分より若い世代の方をそこにいざなっている構図です。

囲碁や将棋など、昔からあるものを年配の方がもう少し若い方に手ほどきするのは既視感がありますが、eスポーツとしてのゲームを年配の方の側から若い世代へというのは極めて稀なケースでしょう。

そうした面で旺盛な好奇心や活力、前向きな姿勢を感じるし、どこかほっこりする気持ちにもなりました。

チームを立ち上げ時のコンセプトである「孫にも一目置かれるクールな存在」は、確かにゲームを通じてそうした一端をつくることはできるように思いますね。

私の場合は相手が孫ではなく小学生の息子ですが、週末などは一緒にゲームをすることもあります。

最近はガンダムのゲームが中心ですが、対戦などをしているともっぱら私が勝つので子供のなかでおそらく「お父さんはゲームが上手い」と思っています。

息子は私がフィットネスに関連した仕事をしていることや、社長をやっていることは知っていますが、それがどんなものかは具体的に想像することは難しいでしょう。

だからそんな仕事のことなどよりも、自分の興味関心があるゲームの世界での出来事のほうが、よほどリスペクトの対象になりますね(笑)

そのためゲームをしていて「おじいちゃん、スゴイ!」となれば、それをきっかけにしたコミュニケーションなども生まれていくだろうと感じます。

秋田県は全国でもっとも高齢化が進んでいますが、そうした地域からこうした話題が出てくるのは非常に面白いので、少しずつ活動が広がっていけば良いなと思っています。

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