10月25日(金):備蓄品のあれこれ
今週は自社が運営するスクール制の小型フィットネスクラブで防災士の資格をお持ちの会員様が実施してくださった防災セミナーのことに触れています。
本日は備蓄にフォーカスした話をもう少しばかり。
防災のための備蓄は「あれが要るかな」「これが必要かな」と漠然と考えてしまちがちですが、大事なことはそれぞれの状況に応じて区分けをして捉えるのが大事だといいます。
具体的には以下のような区分です。
●0次防災
徒歩で帰宅困難な外出の際に所持する携帯品
いつ、どこで被災するかわからない禍への安心感を持ち歩く意図
●1次防災
とっさの時に、さっと持ち出して逃げられるコンパクトは1パック
安全なところへ逃げる時に「これだけは持っていたい」という最低限の備え
●2次防災
ライフラインが途絶え、もしも助けの手が届かなかったとしても何日間かは自給自足でしのぐための物品
長期避難、在宅避難用
これらに基づいて必要なものを揃えていくことになりますが、ピックアップしてもらったリストがこのうえなく充実した内容でした。
特に同じ物のカテゴリー内で「このメーカーの●●の機能がスゴイ」みたいな実用的な話は非常に参考になりましたね。
例えば非常用簡易トイレや、排泄物を入れておく消臭袋では「BOS」というメーカーの消臭機能が抜群で一押し、といった感じです。
そのあたりは様々なものを使い比べている方だからこそわかる違いだと思います。
また、前述したような機能面での使い勝手のほかに、コストパフォーマンスで優秀な品々を紹介してくださったのも、参加された皆様にとっては有意義な情報になったことでしょう。
ダイソーやセリアなど100円ショップで手に入る秀逸な防災グッズもあったし、本来の用途とは違うけれども防災用に転用するとすごく役立つグッズもありました。
こういったコストパフォーマンスの良いものを賢く使っていくのも大事だなと感じた次第です。
我が家も一定の防災用品は取り揃えているし、アウトドアから転用可能なグッズのほか、食料品の備蓄もしていますが、それでも足りていないものはいろいろと見つかりましたね。
各家庭での備えは当然ながら家族の人数や構成(子ども、高齢者など)によっても必要な物の種類や量が違ってきます。
大事になってくるのは想像力を働かせて自分の家族の状況に応じた最適なリストを自分で考えられるようになっていくことだと伺ったので、まずはその実践に努めたいと思います。
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