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vol.6 貴族と奴隷の間にあるもの ~お金持ちになるために何から始めたら良いか分からない人が聴くオーディオブック~

サウザーの一人白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(57:36)は購入後に視聴可能。

全六話の最終話。

2022年7月23日記す。

いやー、紹介文、遅くなりましたなあ。

vol.6、改めて久しぶりに聴きましたが、ちょっと武田勝頼の話とか出ていて、二代目論に触れているところもあり、やや上級者向けだなあとか思いました。どれほど巨大な財産を相続しても、ボンクラ(無能×勤勉)があとを継ぐときれいさっぱり地上から消されてしまうのである。

そんなことだから、素手から財を成すことは出来ないではない。世の中には、資本を活かせずに相続財産を食いつぶしてしまう奴も多いのである。

目先の勝ちを追いかけるビジョン無き人間をボロクソにこき下ろし、負け続けの人生の中にビジョンを持って最後に勝つ、という話も出ており、なんというか最後の最後で既に成功している人間も唸るようなお話をしておりますなあ。

大事なことはちゃんとオーディオで言ってくれてる。お金持ちになりたいじゃなく、お金持ちをやりたい、が大事だと。お金持ちをやりたいということは、すでにお金持ちになっていることでもあるのだと。

それを含めて、ちょっとだけ他の話をしておこうと思いますよ。

言いたいこと、それは、やはり人間は思った通りの人間になってゆくのだと。

ゆえに、嫉妬には気をつけて欲しい。

どういうことか?

お金持って楽しく生きている人の粗を見つけて批判してみたり、女の子にモテるのか何かの電波が出ているのか充実したセックスライフを送る男を見つけて、人間のクズだのクソだの批判してみたり。

そう言うの、本当に気をつけた方が良いです。

「自分はお金持ちになれない」

「自分はセックスできない」

という現実を、イメージから本当に作り出してしまうから。

もし貴方が成功者になりたいのであれば、成功している人を妬んではいけないのである。

ふと僕も思い出すんですけどね、過去にvoicyがヒットし始めて、あるしょうもない人物にこの様に言われたんです。

「ニートになる、なんて、まともな大人が掲げる目標じゃない」

と、説教されましてね、もう何年も前の話ですけれども、ふとそいつの事を思い出して今ちょっと様子を見てみたんですが、やっぱりまだ勤め人やっておられるようでした。金曜に家でビール飲んで会社の悪口を肴にして生きておられるのでしょう。

自分はお金持ちになれない、不動産賃貸業は儲からない、できないできない自分にはできない、起業なんか天才にしかできない、出来るやつの方がおかしいんだ、株式投資が最高だ(じゃあなんで君はまだ勤め人なんだ)、金持ちがおかしいんだ不正なんだ、自分こそが正しいんだ。

嫉妬する人間はこのように考えている訳です。

そして、彼らはやはり自分が思い描いた様に生きている。

お金に制限がかかり、時間も思い通りにならず、奥さんの機嫌はいつも悪くて、子供はぜんぜん自分に懐かない。家で粗大ごみと言われることに誇りすら感じている。

何らかの偶然が起こってお金持ちになっている、ということは、確率論的には起こってもいいはずなのに、彼らには決して起こらない。

なぜなら掴まないからだ。素通りさせる。

不幸な立場から嫉妬と呪詛の言葉を投げて、快楽物質を出して生きる方を選びたいから。

貧乏で不幸な自分は正義で、お金・時間・女で自由でやりまくりな人生を生きているあいつは悪いことやってて悪人、そう言うような、自分にとって気持ちいいセルフイメージを持ち続けている限り、貧乏非モテの人生を送り続けるのでしょう。

チャンスが来ても、掴まない。それを掴んだら自分は悪人になるから。不幸な自分こそが正しいから。

嫉妬する人間とはいつもこのように考え、このように生きている訳です。そして嫌らしい顔つきが年輪のごとく顔シワに刻まれてゆくことになるのです。

まずは自分の嫉妬に気がつくところから。そして嫉妬を止める。ニートになりたい、お金欲しい、時間欲しい、女にモテたい、望むところから人生は始まる、僕はそんなふうに思っていますよ。

聖丁

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