vol.6 不動産賃貸業において、銀行が融資したくなるような決算書の作り方・物件の買い進め方についてのお話
大黒さん サウザーの白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(57:50)は購入後に視聴可能。
その6 最終話
リオンさんの筆。
基本的に僕に影響を受けてボロ戸建て買ってる人々は、現金をあるだけぶち込んでボロ戸建て買い進めて、現金が尽きて「立ち往生」になってしまいます。
そんなやっちまったリオンさんの胸中が語られる紹介文。
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まえがき
不動産系のオーディオということで不動産界隈の人は脳死でポチる人も多かろうと思います。僕も本文では不動産畑の方に対してメッセージを書いていますが、事業家としてのだいこくさんの事業に対して向き合う姿勢や鋭い考え方というのは、別な事業を営んでおられる方にも一聴の価値があると思います。特にvol.6では主に人生についての小話が飛び交う回となっており、不動産畑の方向けのノウハウとは違った趣がある故、不動産界隈の外の方にもオススメとつけ足しておきます。
「決算書の作りこみ」って不動産のセミナーやサウザーラジオでも聴いたことある気がする。バランスシートだとか、PLとか減価償却とかなんとか。そんな難しそうな、しかも今すぐお金を生むわけでもない知識をつけて頭でっかちになるよりも、とにかく物件を買って、修繕して、家賃をもらうことが何より優先すべきことだ!
物件を持ってなかった頃の自分の考えを思い返してみるとおそらくこんなだったように思う。
もし今、その時の自分にアドバイスするにしても、同じようなことを言うことだろう。
売上もたっていないころから知識ばかりインストールしても前には進まん。物件持っていない奴はとにかく買え。家賃収入を得てから考えろ。
手前味噌ではあるが、正しいことを言ってると思う。ただし1戸も持っていない時分には、という注釈は必要だが。
僕は「勢いのまま買い進め、現金がなくなり止まる」という新米不動産大家にありきたりな失敗の轍を踏み固めてきた人間だ。不動産大家としては恥の多い散々な結果である。
決算書なんてものは売上と経費を計上すれば勝手に税理士が作ってくれるものくらいにしか考えていなかった。
会社を作った頃は税理士が一体何をしてくれる人なのかすら分かっていなかった。
気づけば成るに任せた決算書は4期赤字、貯金も底を尽き、融資の打診は決算書を見せた途端、担当者の顔が曇り始める。
当然の帰結と言える。難しいこと考えずにただお得に買える物件を買っていくという安易な拡大方法を取っていただけなのだから。
こんな僕のようなすべての地雷を悉く踏みぬくような失敗をしないように正しいやり方を示してくれる不動産大家諸先輩方はたくさんいらっしゃる。だいこくさんもその一人だ。本オーディオを聴けば、初心者(とりわけ物件を買い始めて間もない法人1~2期目、物件1~2戸程度)の方が先人たちの失敗の道を避け、正しい道へと進む手助けとなることだろう。
僕のように赤字決算にしない方法や、途中で止まらない物件の買い進め方、タイトルにある通り銀行が融資したくなる決算書を作り、融資無双できる会社作りを学んでほしい。
僕がオーディオを聞いて痛感したのは勉強・努力不足。高いレベルで不動産賃貸業をしている人は初心者のレベルの話であってもここまで考えて運営している。このオーディオでは話していないさらに高い次元の話がまだまだあることだろう。不動産賃貸業の業界は広いとはいえ、だいこくさんのような頭の切れる優秀な人間が人生をかけて戦っている中、弊社(僕個人の不動産賃貸会社である)のような程度の低い不動産賃貸業運営に終始するままでは大成はしないだろうなと。負けてることに気づいてからでも兜の緒を締めることは大事だなどと思う次第であります。
「アリとキリギリス、どの立ち位置がいいですか?」
内容の軽い紹介としては、題名にある不動産賃貸業の進め方的な話はほぼやり尽くしていて、ノウハウを詳しくインタビューという感じではなく、自分の人生をどう生きるか?という問いに対して雑多な話をしている。その中で飛び出しただいこくさんの問いかけが、「アリとキリギリス、どの立ち位置がいいですか?」というものだった。
「アリとキリギリス」は皆様ご存知かと思いますが、結末はどのように教えられていますか?
僕は改変された寓話として聞かされていたクチなので、最後キリギリスが餌を分け与えてもらってめでたしめでたし、と終わる方しか知らなかったのですが、どうやら原作の寓話では吝嗇なアリは放蕩するキリギリスを見捨て、キリギリスは餓死して終わるらしいですね。
僕もそうですけれど、不動産大家に適性がある人間は多くがアリ側だと思います。コツコツ貯金して不動産に変えて、家賃を貯めて不動産に変えてを繰り返していく。冬が来ても生き残りそうな賢い生き方なんじゃないかと思う。ただ好きなもん買って歌って遊んで楽しく暮らす、その時その時を全力で楽しんでいるキリギリスのような人間を僕は内心羨ましく思うこともあります。
春の間に食料が貯めこめる環境を作っておいて、夏以降を歌って遊んで暮らしたいなと言うのが僕の理想です。
これを読んでいる人はだいこくさんの問いにどういった返答をするでしょうか?
ぜひ自分なりの答えを用意して聴いていただきたいなと。
人生意外と短いのでね。不動産賃貸業で躓いて数年送れるのは大変もったいない。20代なら仕事もしなくちゃいけないし、女修行や嫁探しもしなければならんし、適度に遊びにも出かけたい大事な時期だ。そんな時期の金方面の問題を数年早く解決できる最も手軽な手段が先人の知恵に頼ることかと思う。
人生をどのように作っていくか、将来自分がどうなりたいのか。
最終的な目的のための手段の一つが不動産賃貸業だと思うので、不動産賃貸業を早いうちに成功させて、アリでもキリギリスでも何であっても、やりたいことができる人生を送っていきましょう。
リオンさんの筆。
基本的に僕に影響を受けてボロ戸建て買ってる人々は、現金をあるだけぶち込んでボロ戸建て買い進めて、現金が尽きて「立ち往生」になってしまいます。
そんなやっちまったリオンさんの胸中が語られる紹介文。
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まえがき
不動産系のオーディオということで不動産界隈の人は脳死でポチる人も多かろうと思います。僕も本文では不動産畑の方に対してメッセージを書いていますが、事業家としてのだいこくさんの事業に対して向き合う姿勢や鋭い考え方というのは、別な事業を営んでおられる方にも一聴の価値があると思います。特にvol.6では主に人生についての小話が飛び交う回となっており、不動産畑の方向けのノウハウとは違った趣がある故、不動産界隈の外の方にもオススメとつけ足しておきます。
「決算書の作りこみ」って不動産のセミナーやサウザーラジオでも聴いたことある気がする。バランスシートだとか、PLとか減価償却とかなんとか。そんな難しそうな、しかも今すぐお金を生むわけでもない知識をつけて頭でっかちになるよりも、とにかく物件を買って、修繕して、家賃をもらうことが何より優先すべきことだ!
物件を持ってなかった頃の自分の考えを思い返してみるとおそらくこんなだったように思う。
もし今、その時の自分にアドバイスするにしても、同じようなことを言うことだろう。
売上もたっていないころから知識ばかりインストールしても前には進まん。物件持っていない奴はとにかく買え。家賃収入を得てから考えろ。
手前味噌ではあるが、正しいことを言ってると思う。ただし1戸も持っていない時分には、という注釈は必要だが。
僕は「勢いのまま買い進め、現金がなくなり止まる」という新米不動産大家にありきたりな失敗の轍を踏み固めてきた人間だ。不動産大家としては恥の多い散々な結果である。
決算書なんてものは売上と経費を計上すれば勝手に税理士が作ってくれるものくらいにしか考えていなかった。
会社を作った頃は税理士が一体何をしてくれる人なのかすら分かっていなかった。
気づけば成るに任せた決算書は4期赤字、貯金も底を尽き、融資の打診は決算書を見せた途端、担当者の顔が曇り始める。
当然の帰結と言える。難しいこと考えずにただお得に買える物件を買っていくという安易な拡大方法を取っていただけなのだから。
こんな僕のようなすべての地雷を悉く踏みぬくような失敗をしないように正しいやり方を示してくれる不動産大家諸先輩方はたくさんいらっしゃる。だいこくさんもその一人だ。本オーディオを聴けば、初心者(とりわけ物件を買い始めて間もない法人1~2期目、物件1~2戸程度)の方が先人たちの失敗の道を避け、正しい道へと進む手助けとなることだろう。
僕のように赤字決算にしない方法や、途中で止まらない物件の買い進め方、タイトルにある通り銀行が融資したくなる決算書を作り、融資無双できる会社作りを学んでほしい。
僕がオーディオを聞いて痛感したのは勉強・努力不足。高いレベルで不動産賃貸業をしている人は初心者のレベルの話であってもここまで考えて運営している。このオーディオでは話していないさらに高い次元の話がまだまだあることだろう。不動産賃貸業の業界は広いとはいえ、だいこくさんのような頭の切れる優秀な人間が人生をかけて戦っている中、弊社(僕個人の不動産賃貸会社である)のような程度の低い不動産賃貸業運営に終始するままでは大成はしないだろうなと。負けてることに気づいてからでも兜の緒を締めることは大事だなどと思う次第であります。
「アリとキリギリス、どの立ち位置がいいですか?」
内容の軽い紹介としては、題名にある不動産賃貸業の進め方的な話はほぼやり尽くしていて、ノウハウを詳しくインタビューという感じではなく、自分の人生をどう生きるか?という問いに対して雑多な話をしている。その中で飛び出しただいこくさんの問いかけが、「アリとキリギリス、どの立ち位置がいいですか?」というものだった。
「アリとキリギリス」は皆様ご存知かと思いますが、結末はどのように教えられていますか?
僕は改変された寓話として聞かされていたクチなので、最後キリギリスが餌を分け与えてもらってめでたしめでたし、と終わる方しか知らなかったのですが、どうやら原作の寓話では吝嗇なアリは放蕩するキリギリスを見捨て、キリギリスは餓死して終わるらしいですね。
僕もそうですけれど、不動産大家に適性がある人間は多くがアリ側だと思います。コツコツ貯金して不動産に変えて、家賃を貯めて不動産に変えてを繰り返していく。冬が来ても生き残りそうな賢い生き方なんじゃないかと思う。ただ好きなもん買って歌って遊んで楽しく暮らす、その時その時を全力で楽しんでいるキリギリスのような人間を僕は内心羨ましく思うこともあります。
春の間に食料が貯めこめる環境を作っておいて、夏以降を歌って遊んで暮らしたいなと言うのが僕の理想です。
これを読んでいる人はだいこくさんの問いにどういった返答をするでしょうか?
ぜひ自分なりの答えを用意して聴いていただきたいなと。
人生意外と短いのでね。不動産賃貸業で躓いて数年送れるのは大変もったいない。20代なら仕事もしなくちゃいけないし、女修行や嫁探しもしなければならんし、適度に遊びにも出かけたい大事な時期だ。そんな時期の金方面の問題を数年早く解決できる最も手軽な手段が先人の知恵に頼ることかと思う。
人生をどのように作っていくか、将来自分がどうなりたいのか。
最終的な目的のための手段の一つが不動産賃貸業だと思うので、不動産賃貸業を早いうちに成功させて、アリでもキリギリスでも何であっても、やりたいことができる人生を送っていきましょう。
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