本の中に行きたいところを探しても
誰かの旅行記や滞在記を読みたくなる時期がときどきやって来ます。
そして主に読みたくなるのは北欧、特にスウェーデンです。
スウェーデンに行ったことがないころからずっと誰かのスウェーデン滞在記を読んできました。
スウェーデンへ今となっては何回も行ったことがあるのですが、行ったことがない場所やお店のほうが当然ですが圧倒的に多いのです。
なので自分でも行ってみたいな、行くことができるかなと考えてみます。
ただ時々たどり着く前にお店自体がなくなってしまうことも。
カフェのSNICKARBACKEN 7やKonditori Valandは逃してしまい、Sturekattenへの再訪はもう難しそうです。
SNICKARBACKEN 7の系列店 ここへもまた行きたいです
現在は国外旅行に出かけることができる状況ではないので、せめてもの気晴らしにガイドブックや滞在記をいろいろと読んだり眺めたりしています。
スウェーデンについてだけであれば数が限られているので、他の国についての本も織り交ぜつつ。
どんな本があるのか検索すると最近フィンランドについてのものが多い気がしてきました。
直行便が多かった、幸福度なんとかで注目された、サウナが人気、マリメッコが人気、そしてもちろんムーミンなどいろいろと理由があるのでしょう。
フィンランドは人口550万人強で、多数の湖がある自然豊かな国です。
首都ヘルシンキはこぢんまりとした街で、日本の都会派には物足りないのではないかと思います。
それでもフィンランドについて書かれている本が多く出版されるのは日本とは違うヨーロッパの雰囲気と、デザイン、各種のランキングがもたらすものなどの複合的なイメージが好意的にとらえられているからでしょうか。
先日『考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール』という地味で暗めの本を読みました。
フィンランドに行ってシナモンロール食べたいな、スープランチ食べたいなと思ったのでした。
でも彼女と違ってフィンランドに行ったらエストニアのタリンではなく、EkenäsやVasa、なんならMariehamnへ行きたいのです。
今のところネット上ではありますが、Vasa(フィンランド語だとVaasa)について書かれたガイド本や旅行記本は読んだことがないですね。
ヘルシンキ以外ではムーミン博物館のあるタンペレ、ムーミンワールドのあるナーンタリ、その近くのトゥルク、ヘルシンキから1時間ほどで行くことのできるポルボー、あとは北のほうロヴァニエミ(サンタクロース村)やレヴィ(オーロラ)あたりをよく見かけます。
行きたいのなら自力で調べればいいんですよね。
いつ行くことができるかわからないし、時間はたっぷりあります。
ネットもあります。
本の中に行きたいところを探してもなくなってしまうかもしれない、そもそも載っていないかもしれない。
そしたら諦めるのではなく自分で探索してみればいい、発見すればいい。
そういうことですね。
冒頭の写真はヘルシンキのヴァンター空港です。
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