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【アーカイブ】 DAY3 三陸水産イノベーションサミット ダイジェスト

【DAY3(10/29) 速報!】
『三陸水産イノベーションサミット』 3日目!

サミットも後半戦に突入。未利用資源の開発から国内流通、そして世界へ、さらに宇宙へと夢が広がります。

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羽田空港内に鮮魚加工センターを開設し、朝獲れ鮮魚を配送する流通革命で大注目の羽田市場(株) 代表取締役C EOの野本良平氏。飲食店を展開する中で、「一般の消費者は鮮度に対する要求が非常に高い。産地では朝獲れが当たり前でも、都市部では価値が上がります。羽田空港の中で加工までやればと思いついたのは、朝獲れは高く売れるという居酒屋の成功体験から」。飛行機では配送しにくいところは、新幹線やバス輸送も開始。手段が増え、高速化に拍車がかかりました。野本さんが今後一番やりたいのは、「情報の発信源だった町の魚屋さんの復活」だとか。その目標に向けてさらに鮮魚流通を変えていく、野本さんに要注目です。

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宮城県石巻でカキやホタテを扱う(株)ヤマナカ 社長 髙田慎司氏は、水産、農産、畜産、加工食品・飲料、ツーリズムなど30社と地域輸出商社「東北・食文化輸出推進事業協同組合」を立ち上げました。「日本の食品市場が減少傾向にある中で、世界は逆に市場は拡大していきます。水産業界内部に残った課題を解決するための手段が輸出。組合として動くことで、規模感や普段交渉できないような相手とも商談に結びつくメリットがありました」
宮城県水産林政部 部長の小林徳光氏も飛び入り参加。「食文化を輸出していく取り組みが必要だし、組合としてそれを実践していることが素晴らしい」。東北の食品輸出の可能性と輸出戦略の実情に迫りました。

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未利用資源で製品開発を行う岩手県大船渡の(資)シャイン 代表 桑野祐一氏は万能調味料として『生うにの粉塩(仮)』を商品開発中。「漁師さんや農家の方と話をしていると、価値がないと捨てている未利用資源が多くびっくりしました。けれど、未利用資源は食品の原石。磨けば磨くほど輝きが増します。加工に手間もかかるため大手の参入が難しい。地域に根差し、フットワークの軽い私たちがやるべきだと考えています」と、『生うにの粉塩(仮)』のネーミング、パーケージなど最後の一押しを手伝ってくれる人を募集中。「夢を共有でき、商品開発に携わる人が増えていったら嬉しいなと思っています」。さまざまな未利用資源に魅了されています。

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蒲鉾の常識を覆す商品開発で注目の宮城県南三陸町の(株)及善商店 専務取締役 及川善弥氏。ライバルだった気仙沼の老舗蒲鉾店かねせんと2社で立ち上げた三陸フィッシュペースト(株)は、これまでなかった常温長期保存が可能な商品が話題に。さらに、『かまぼこ屋の本気のたこ焼きBBタコB』を開発・販売中。「魚肉・鶏ムネ肉・大豆のタンパク質、食物繊維イヌリンを配合、腸に負担をかけず効率的にタンパク質を摂取できるたこ焼きが実現できました。新タンパク質とイヌリンが、効率的で機能的な商品ということを証明してほしい」。子どもたちの笑顔のために、タンパク質の可能性を追求し、夢は宇宙食へ。練り物の老舗店が食の概念を変えていきます。


水産業の先進事例と可能性が広がる『三陸水産イノベーションサミット』は、明日が最終日。

http://sanrikusuisan-innovation.go.jp/summit.html

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