見出し画像

簡単!息子が喜んだ、離乳食

ここのところ、公園やスーパー以外、ほとんど外出できないので、料理がはかどる。

あと1ヶ月で息子は1歳。離乳食もあと少し。

大人とは別で調理しなければならない離乳食に対して、常々めんどくさいなぁと思っていたが、あと少しで終わるとなればそれはそれで寂しいもので、記念に、息子お気に入りのオリジナルレシピをここに残しておくことにした。

息子にとって、1番最初の母の味かな。

①ミートソースのパスタ(9ヶ月半頃〜)

ミートソースと言っても、お肉ではなくシーチキンを使うので、トマトソースと呼んだ方が正しいかもしれない。少量のオリーブオイルでみじん切りにした玉ねぎと人参を弱火でじっくり炒め、玉ねぎが透明になってきたらカットトマト缶と、無塩水煮のシーチキンを投入。水分が足りなかったから水を足して。あとは、ぐつぐつ煮込んで、長めに茹でたマカロニにかけるだけ。マカロニは茹でたあとに、半分くらいのサイズに切っておけば食べやすい。多めに作ったら、小分けに冷凍しても良し、ケチャップ、ソース、お醤油を加えて大人のパスタソースにしても美味しい。

②かぼちゃのお焼き(9ヶ月頃〜)

皮をとって柔らかく茹でたかぼちゃをなめらかに潰し、同じく柔らかく茹でて刻んだ人参とブロッコリーを混ぜ合わせる。子供の手のひらサイズに成形して、少量のバターを溶かしたフライパンで両面じっくり焼く。表面に薄く小麦粉をまぶすと、焦げ目が良い感じになる。ポイントは、弱火で焼くこと。かぼちゃは、サツマイモやじゃがいもで代用可。外はカリッと、中はフワッとで、手づかみ食べもすすむメニューだ。

③タラとほうれん草のシチュー(9ヶ月半頃〜)

タラをフライパンで茹で、一度取り出して食べやすい大きさにほぐす。フライパンの茹で汁に、ほぐしたタラを戻し、手でちぎったほうれん草の葉っぱを投入。ほうれん草が柔らかくなったら、牛乳(もしくは粉ミルクや豆乳)を適量加え、一煮立ちしてから片栗粉でとろみをつける。お醤油をほんのちょっとだけ垂らすと、さらに風味豊かに。

④お子様向け麻婆茄子(10ヶ月頃〜)

湯を沸かし、皮を剥いてひと口サイズに切った茄子と刻みネギ、赤身の豚ひき肉をフライパンで茹でる。茄子が柔らかくなる頃にはひき肉にも火が通っている。少量の味噌を加え、片栗粉でとろみをつけたら完成。豚肉がまだ食べられない時は、鶏ひき肉でも代用可。

⑤ツナマヨサンド(9ヶ月頃〜)

無塩水煮のシーチキンとプレーンヨーグルトを混ぜて、ツナマヨ風に。これを10枚切りの食パンで挟んで、子供の手のひらサイズに切るだけ。茹で野菜のスティックや果物を添えるだけで栄養バランスのとれた献立になるので、朝の時間がない時の手づかみ食べメニューに最適。手軽にお魚が食べられるツナ缶、とても便利!

⑥三食丼(9ヶ月頃〜)

5倍粥(後期は3倍)に、ひきわり納豆、炒り卵、茹でたキャベツを乗せる。ひきわり納豆の代りに、鶏ひき肉を茹でたのを乗せてあげると、さらに本格的。炒り卵は、生卵をよく溶いたものに牛乳を加え、サラダ油で炒めるか、耐熱皿に入れて電子レンジでチン。どちらの場合も、こまめに混ぜながら加熱していくことがフワフワに仕上げるポイント。

⑦キャベツのチーズ和え(9ヶ月半〜)

細かくちぎり茹でたキャベツを耐熱皿に入れ、刻んだベビーチーズを散らして20秒チン。チーズがとろけるまで、秒数は量によって調整して。これが1番簡単だが、栄養も取れるし、大人が食べても普通に美味しい。


毎日毎日、必要に駆られて作っていた離乳食だが、文字にすると感慨深いものがある。これらのオリジナルレシピ以外にも、育児本に載っているレシピも色々試したし、せっかく作ったのに食べてもらえなかったボツメニューも少なくない。

特に、料理好きな私が1番悩んだのは、離乳食は美味しそうに作るのが難しいということだった。料理には自信があったはずなのに、出来上がった離乳食はちっとも美味しそうじゃないし、おまけに食べてくれないとなると、ゲンナリする。

悪戦苦闘しながらも、なんとか息子のお気に入り上位に輝いたオリジナルレシピは、私の宝物。

このレシピが、読んでくれている誰かの宝物にも、なってくれたら、とても嬉しい。

ちなみに、カッコ内の月齢は、あくまで息子の記録なので、参考までにしていただきたい。特に卵は、子供によって進め方が大きく異なるので、黄身だけで作るなど、注意が必要だ。






励みになります。