照れて言えないものだから
2024年9月24日(火)朝の6:00になりました。
いいことを照れもせずに言うやつは、みんな疑ったほうがいいぞ。
どうも、高倉大希です。
照れくさくて、言えない。
そんな言葉が、生活の中にはたくさんあります。
そんな照れくささが、まわりくどさを生み出します。
そんな照れくささが、新たな表現を生み出します。
「月が綺麗ですね」の裏側には、きっと照れくささがあったはずです。
「どうしてあなたはロミオなの」の裏側にも、きっと照れくささがあったはずです。
わたしのこと すき?
はい いいえ
ファミコンのゲームソフト、『MOTHER』の1シーンです。
まっすぐすぎて照れくさいこんな言葉も、ゲームの中だと成り立ちます。
つくり手の糸井重里さんは、このシーンについて以下ように述べています。
「こういう場面を描きたくてゲームをつくってるみたいなところがありますよね」
あと10秒で、世界が終わる。
そんな瞬間がもしもきたら、その10秒できみに触る。
それ以外は、ねぇ。
何も、ねぇ。
ART-SCHOOL の、『あと10秒で』という曲の一節です。
欲望に正直すぎて気持ちの悪さすら感じるこんな言葉も、音楽の中だと成り立ちます。
照れずに、まっすぐな言葉をつかえるようになりたいものです。
それと同じくらい、照れくささを失わずにもっていたいとも思います。
毎朝書いているこの文章だって、照れくささというフィルターを通っています。
本当は照れくさいけれど、6:00になったらえいやっと投稿ボタンを押すわけです。
どうにも、照れて言えないものだから。
どうにか、それを言うための工夫をします。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。