すごい人は「その人にとっての当たり前」を積み重ねているだけ
2023年11月28日(火)朝の6:00になりました。
右足出して、左足出すと、歩ける。
どうも、高倉大希です。
彼も人なり、我も人なり。我なんぞ彼を畏れんや。
唐の文人である韓愈の著書「原毀」に記されている言葉です。
どんなにすごい人も自分とおなじ人間なのだから、過剰に畏れる必要はない。
簡単に言えば、びくびくするなという意味です。
座右の銘を聞かれたら、この言葉を答えるようにしています。
総理大臣も大統領も、おとなもこどももおねーさんも、みんなおなじ人間です。
すごい人は、すごいことをしているからすごいのかというと、きっとそうではありません。
その人にとってはべつになにもすごくはない「その人にとっての当たり前」を積み重ねているにすぎません。
そんな当たり前の積み重ねが、他者から見ればすごいものとして映っている。
これが、すごい人の正体です。
べつに、とんでもないことをしているわけではありません。
すごい人は、べつにすごくなんてないのです。
そんなすごくない人に「すごい人」というレッテルを貼ることは簡単です。
その人だからできたということにしておけば、自分は土俵に上がらずに済みます。
才能がない人の気持ちなんてわからないでしょう。
そういうことにしておけば、自分は挑戦せずに済みます。
彼も人なり、我も人なり。我なんぞ彼を畏れんや。
じつはけっこう、残酷な言葉でもあるのです。
みんなおなじ人間である。
人間はみんなそれぞれちがう。
これらは決して、二項対立ではありません。
両方ともが、事実です。
事実がどうかではありません。
どう考えれば、よりよく生きられるかです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。