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元プロボクサーがぼちぼちダイエットを始めてみた【はじめに】

突然ですが、10kg(2ヶ月で7-8kg)痩せました。

ズルズル最後まで長ったらしい事を書くのもなんだかなぁ…と思ったので、今回は先に結論から。
31年間で人生MAXの体重にまでなっていた私、6月末までの約2ヶ月で7-8kg、トータルだと10kg痩せました!!

ストレスで夜遅くにお菓子を食べまくったり、その後ストレスで内臓を壊し食べ物を受け付けなくなってしまい一気に5kg痩せたり、頑張って食べて2kg戻ったり…とここ半年でとにかく不健康街道まっしぐらだったのですが。
自粛期間や友人からの「自分を大事にしろ!」との喝入れ、流石にヤバいかも…?と思うほどの体調不良に見兼ねた家族から勧められての通院生活や、これまでの自分の人生を振り返ってみて色々と思うことがあり、深呼吸しながらのんびり楽しくこの1年過ごしてみようと思ったのです。

走っている時の上り坂ってとってもシンドイけれど、歩いてみると案外スイスイ足が前に進んだりする。同じ道のりでもここまで違うんだ…と感じた今日この頃です。

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普段このNote.を読んでくださっている皆様はご存知かもしれませんが、私Marinaは今年の3月末まで海外のバンドを日本に招聘するプロモーターのお仕事を個人でやっておりました。
オーストラリアのデスコア王者Thy Art Is Murderの初来日を手がけたことをきっかけに、紆余曲折、本当色々なことがありまして。
今回、コロナウイルスの感染拡大によるツアーキャンセルの連続やトラブルも続き、この3月末で廃業することになりました。

とにかくとにかく、私生活もバイトも忙しい中、海外の人達と昼夜問わずコンタクトを取り続け心無い言葉を浴びながらも休む暇もなく動いていた私は、ストレスとショックが重なり完全に体調を崩してしまいました。


その時の私の状況がコチラ。ちょっと表現がエグかったので症状について記載している部分は有料版としています↓↓

4月15日より完全に、アルバイト先も緊急事態宣言による休業要請を受けお休みとなり、1日中ベッドで寝たきりに近い状況になった私。

……というか、この前述のNote.を書いた後、リアルに4月27日まで私1日中ほとんど寝ていたんですよね。何する気も起きなくて、SNSのアプリも全部アンインストールして、LINEの通知も全て切って。
今思えばあれは私の身体の防衛本能と拒絶反応だったんだと思います。
鋭いギターの音もバスドラの響きも、人の叫び声も、何を聴いても気分は晴れず、むしろ胃の痛みが日に日に増して音楽を聴くだけで涙が出るように。
多分もう、そこが私の限界点でした。元気を出そうとしても、動くことすらできませんでした。


4月27日、突然ダイエットを決意した私

さて、何故4月27日という日付を明確に覚えているかというと、この日も朝から1日中ベッドにいた私はボーッとして、時々YouTubeを眺めておりまして。(この頃、午後から調子の良い日はせめて起きて美味しいものを作って食べようと、料理のチャンネルを見て食べたいレシピを探すようにしてました)

最初の数日間から比べると、手を動かして携帯を手に取って何かを見られるくらい、少しは精神状況も回復していたんじゃないかなと思います。
ちなみに、このころの私は既に母親に付き添われて心療内科に行き、抗うつ剤を処方してもらっていました。ストレスによる不眠症と吐くほどの胃の痛みも飲み始めてから少しの期間の間にだいぶ治まっていたのを覚えています。

その時何をしていたのかは曖昧なのですが(確か大好きな冨永愛チャンのインスタを見たりお洋服を見たりしていた気がします)、PAGEBOYというブランドのプレスをしているHinechiさんという方のコーディネートを見て。

「うわぁ〜、この人凄く素敵だな〜。着こなしで可愛いくもカッコ良くもなれるんだ…」
単純に、私の”こうなりたかった”女の人がそこにいました。
(冨永愛は大好きで憧れですが、最早生まれ持った性質と長年培った努力の差の次元が違って、流石に彼女を目指そうという気持ちには今までなったことがありませんでした)

ノーメイクで服装にも髪型にも気を遣わない、動ければいい、仕事ができればいい。男の人と同じかそれ以上の荷物を担いでいく。ダイバーがいればセキュリティには私自身が入る。
そんな私の背景には、実父やもう遠い昔にいた恋人からの言葉や身体への暴力がありました。

か弱い女の子でいたら、コイツらに負けてしまう。
着飾ったら傷つけられる、女の子らしい自分なんていらない。
負けるもんか、負けるもんか。

……そう思いながら生きてきた31年間。

気がつけば周りは結婚して家庭を築いていたり、家業を継いで一人前になっていたり、会社でバリバリ働いて出世していたり。

自分がやってきたことはなんだったんだろう…?
ふと、そう思ったのです。

周りからの否定を避けようと頑張り続けていたつもりが、
自分自身が自分を一番否定していた事に気がついたのです。

どうせ傷つく、どうせ似合わない、どうせブスだし。
そんな劣等感の塊が私でした。

男にだって負けない、と1月のSlaughter To Prevailのツアーの際にはトラブルの連続の中、本当に血を吐きながらやり抜きました。ほとんど寝ておらず、熱も出していたため顔も普段よりパンパンに腫れていました。
でも、ネットには
『マリナ顔ボロボロじゃない?』
『太った?』
『(ここには書けないような下ネタの差別的な発言)』

と書かれて笑われるんですよ、エージェントやバンドマネージャーのような"現場にいない人間達"に。男の人が多少太ったってそんな笑い者にしませんよね?本当に屈辱的でした。ツアーの振り返りのコメントに、そんな言葉は必要あるのか、と。

この人達に、そんな評価をしてもらうために私は頑張ったんじゃない。
日本を夢見るバンド達のために、それを待っている日本のファンの人達の笑顔を見るために、それが見たくて頑張っていたのに。

話は戻りまして、4月27日のベッドの上、そのまま何故か流れるようにHinechiさんのInstagramやブランドページを見にいった私。

「あっ、この人私と身長近い」

単純にそれがキッカケになりました。

「この人が着ているお洋服を、この人と同じサイズで着たい」
「本当は女の子らしい格好だってしたい、笑って楽しく幸せに生きたい」
「誰かの為じゃなくて自分の為に生きたい」

まだ、私はやり直せるーー。
31歳の春、自分の人生をリセットしようと決めました。
それは自分自身の命を終わらせるという方向から、新しい自分になろうという方向転換という形で。

自分を好きになれる人生を始めてみよう。
そう思ってベッドから起き上がったのが4月27日でした。


ダイエットをするにあたっての自分ルール

実は私は25歳までプロボクサーとして試合に出たりしていました。
そこから学んだ教訓を生かしてダイエットをしようと決め、幾つかの自分ルールをまず設定しました。

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①無理な食事制限はしない

第一に決めたのがコレ。ボクサー時代は2週間前に試合が決まり、10日断食して体重を落とすことも経験しました(私の階級はライトフライだったので、47kg前後での契約体重での試合が多かったです)。

ただですね、これほんっとーに身体に悪い。
ダイエットじゃないもん。減量だもん。
よくボクサーはダイエットのプロみたいに言われたりしますが、全然違います。そりゃ誰だって、1日中飯食わずに朝13km走って/バイトして/練習2時間して/練習後に5kmジョギングして/そのままプロテインかアミノ酸パウダーだけ摂って風呂入って寝る……こんな生活してたら痩せます。間違いなく。

ということで、しっかり食べて無駄食いをやめてゆっくり運動する、ベーシックなダイエットに挑戦しようと決めました。


②体重をグラム単位で管理しない

ボクサーあるある。
「ご飯食べて何グラム増えて、半身浴で何グラム落としたから何ml水飲んで…」なんて考えないこと!
500mlのペットボトルのお水1本飲んだら500g増えます、そんなの当たり前。それにビビらないこと。だって私もうボクサーじゃないから。


②インスタント食品を食べない

昼は楽してうまかっちゃん!とか、冷凍うどん!コンビニのパン!カップラーメン!が多かった私。とりあえずこれ食べるのやめようか…そこから始めました。コンビニ弁当ってみるみる太るからね。お金がなかった学生&現役時代、コンビニの弁当の廃棄だけ食べてたらまぁ太りました苦笑

それをやめるとお財布にも優しいので続けてます。


③ラーメンは月に1度だけ

冨永愛はラーメンを年に2回しか食べないそうです。
それがキッカケ…ってわけでもないですけど、じゃあ私は1ヶ月に一度、ご褒美で美味しいラーメンを食べよう!それを楽しみに食生活を変えてみよう!そう思って実行しました。


④全体的な食事内容の見直し

もう本当書くのもお恥ずかしいくらいですが、私は全然ストイックじゃないしメンタルも強くないです。
ボクシングの現役中も、プレッシャーに耐えられずに摂食障害で食べて吐いてを繰り返したことも何度もありましたし、実際STPの大阪公演の夜はコンビニ弁当4つとパン2つ、ラーメンサラダと惣菜2つくらい…全部食べて吐きました。悲しくて悲しくて我慢ができなかった。
摂食障害は自傷行為と同じ、私はそう思います。満足感と罪悪感と八つ当たり、それを一気に自分に全部するんです。その時はイライラでばくばく食べ物を口に入れてスッキリしても、後に残るのは虚しい気持ちばかり。

まずはこれからサヨナラしようと決めました。

仕事に追われて流し込むように食べていた食事の時間。それを辞めて、食べたいものをよく噛んで食べて、美味しかった!ごちそうさま!と言える毎日にしよう。

ストレス発散のために、夜ご飯の後に大好きな紅茶を入れながらダラダラとお菓子を食べるのが好きだったのですが、それもやめて遅くとも20時半には食事は終わらせるように。


⑤毎日、何かしらの運動をする

とりあえず、朝のランニングとYouTubeを見ながら何かしらの筋トレやエクササイズをしようと決めました。でもこれも無理はしないこと。
現役中と違って、最初の頃の私は2.5kmジョギングするので精一杯。腹筋もできない、2分とか平気でやっていたはずのプランクも30秒ももたない、ストレッチしようとしたらお腹の肉が邪魔で曲がらない……

「ウソでしょ…」って思わず口にしてしまうほど自分の身体の衰えかたが酷かった。

でも、とにかく1日に1つは何かしよう。
そう決めてその日から行動に移しました。

いろんなYouTubeチャンネルを見ましたよー!
”ひなちゃんねる”や"MuscleWatching"のエクササイズを見つけてやってみたり(どれも衰えたアラサーの私の身体にはしんどかったけど、画面見ながら一緒にやれるスタイルだったのでなんとか続けられました)

途中から楽しくなってきて、プロテインの知識をもう一度勉強しようときんに君のチャンネル"きんにくTV"を暇つぶしに観出したり(笑)

今とっても好きなのは

Marina Takewakiさんのアラサー健康チャンネル!

ぶっちゃけ、この生配信以降は毎日このトレーニング再生してやってます。
本当にポジティブな方で、すっごく観ていて明るい気持ちにさせてもらえる。しかも勝手に親近感を持つようでアレだけど、名前も一緒だし歳も近い。実際この年始くらいまでアメリカに旦那様のお仕事の関係で住んでいらっしゃったようで、この人の生活や生き方って私が憧れてたやつだ!!と毎日観るように。


⑥但し、シャドーボクシングと縄跳びはやらない

あと、サウナスーツも絶対着ない(笑)
もう31歳にもなって田舎に戻ってきた奴がシャドーボクシングなんてしていたらサムすぎるでしょ、、。
どんなに運動効果が高かろうが、痩せそうだろうが、私はもう競技者じゃないからシャドーボクシングをこのダイエット期間にやることは絶対しない!そう決めました。

まぁ前述したMarina Takewakiさんのエクササイズ中にはパンチもあるのですが、その時は流石にやってます。楽しくね。
肩を内側に入れて隙間を縫うようなアッパーとか、私にゃもう必要ない!笑


⑦でも、無理はしないこと

心がしんどい、身体がしんどいと思った日は休むこと。
人からお菓子をいただいたり、食べたいアイスがあったら遠慮なく食べちゃうこと。そして必ず感謝をしよう。



"ぼちぼち頑張る"という大切さ

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さて、実際に思いついては見たものの、この頃の私は体重が61kgぐらいありました。数ヶ月前、実は人生MAXで1月頃は63kg超えだったのですが、私がストレスで吐いてこの体重に。

今はちょうど53kg、目標までまだあと約4kg前後あるのでぼちぼち頑張りたいと思います。あー!Hinechiさんの着ていたスキニーデニムとロンTのコーデがやりたい!!


最後に。

私は今まで頑張ることができることが偉い!と思って生きてきました。
理不尽なことも飲み込んで、ひたすらひたすら頑張る。でもそれって全然ゴールが無いことにも気がついたのです。

小さい頃から、人よりもよく食べることでしか褒められたことがありませんでした。我慢強いことしか褒めてもらえませんでした。
可愛いとか、すごいねとか、そんな言葉とは無縁の世界で生きてきました。
とにかく、とにかく認めて欲しかった。笑顔で誰かにこっちを見て欲しかった。幼い私はそれに一生懸命でした。

でもそんな他人の評価ってもういらないや、そう思ったのです。

誰かのためにボロボロになってまで、命投げ打って頑張ることは素敵?
いいえ。それは美談ではあるかもしれないけれど、結局自分をすり減らしているだけでしか無いのです。

自分のために、"ぼちぼち"頑張る。それでいいんだ。

そう気がついた人生31年目。

ここに書いたのは私が2ヶ月で7-8kg痩せた事とそのキッカケでしたが。
別に女の子は痩せなくったっていいんです。そんな他人の目ん玉からの評価、気にしなさんな。美味しいねーってご飯食べて幸せで、糖尿病とかにならなければ、全然いいんです。どんな体型だろうと貴女が素敵なことに変わりはありません。
つーか、なんで赤の他人のアンタからの体型への指摘に一喜一憂せないかんのや、時間の無駄でしょうそれこそ。

自分を否定しない自分になろう!
そう思って始まった私の自分嫌いからの脱出計画。

次からは実際に毎日どんなものを食べてどんな運動をしたかの記録を公開しようかなと思います。毎日写真撮って記録つけてたんですけど、振り返って見たら、結構甘いもの食べまくってるーっ(笑)

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昨日もがっつり手作りアップルパイとバニラアイスいただいちゃってました…(笑) だって疲れてたんだもん。

それくらいでいいんです。全部自分のためにやってることだから。
罪悪感とか、劣等感とか、そんなものとはお別れしちゃいましょう。


ここまで読んでくださってありがとうございました!

今回は音楽全く関係ない内容でしたけど、よかったらまた次回も読んでくださったら嬉しいです。


さぁて、今日もバイト頑張った。ご飯もしっかり食べた!ちょっぴり動きますか。






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