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【マンガの先生はじめました。】  【第2話】 スタートラインに立つ前に

このお仕事は単発的なものではなく、年単位にわたり生徒の指導に当たるため形式上辞令をいただくことになりました。
苦手なんです、そういう場…ええ、それはそれはとても。
トレードマークの角をしまって、ニンゲンのフリして参加してきました。

バッキバキの本名で呼ばれるのは作家として無理なので、ここはお願いして
タイムカードや書類は本名ですが、先生方の間での呼称はペンネームに
していただくことができました。本当によかったです。

ロッカーもペンネームに!

そして基本、先生たちって歩くのが早いんですよ…
階段も、息を切らさず話しながら登ります、4階なんて余裕。すごい。
私は、マスクしながら階段上ると3階くらいでギブアップです…
なので、エレベーターで移動させていただいております!
エレベーターのある学校でよかったー!


そんなわけで、あらためて年間で計画を立てるんですね。
1年生でできることと、3年生でできることは違います。
ですので、その力量に合わせて采配するのですが
とにかく前年度の資料がない、作品もない、生徒の力量もわからない…
1枚描くのにどれくらいの時間がかかるのかもわからない。
という昏迷状態であったことは確かです。
アナログ中心だったことだけは把握しました。
なので、最初は基本に忠実に、「創作者として大事なこと」
という、モラルやマナーについて語らせていただくことになりました。

続く!


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