43歳会社員、金融資産1億円を超えたのに毎日は相変わらず憂鬱

43歳男性会社員、三児の父です。

子供の時からの貯金、一部贈与、給与からの貯蓄を、主にインデックス投信で資産運用して、昨年コロナ前、42歳の時に金融資産1億円を超えました。

最大で1億700万円までありましたが、その後コロナでの株価下落により一時は7300万まで下がりました。今は株価も持ち直したため1億300万円です。

1億円は資産運用を始めた当初から一つの目標でしたが、8000万円超えたあたりからはいずれ通り過ぎるであろう途中経過の一つにしか見えないようになりました。

まだ小さな子供が3人もいるので今すぐにリタイアできるわけではなく、1億円自体には大きな達成感はありませんでしたが、セミリタイア、それに伴う今の仕事の退職が現実的に検討出来る段階に差し掛かってきたこと、それに伴い色々と自分の中で考え方が変わってきた点があるので自分のため、また他の方から見て私の考えがどのように感じられるのかを聞いてみたいため記します。

目下の悩みはいつ仕事を辞めるかです。

転勤して現在の住所に住んでいるため、会社の規定によりあと1年間、普通に働いていれば通常の給与に加えて毎月12万円の家賃補助が出ます。

また、あと2年半ほど働けば勤続年数が一定の期間を超えることから、退職金に350万円が上乗せされます。

基本的に(セミ)リタイアした場合、今のところ収入のあてはありません。それもあって、ある意味上乗せとしてもらえる1年分の家賃手当144万円と退職金増加分の350万という金額は少なくないと思い、収入源を作りつつあと2年半働くことを考えています。

ただ一方でどんどん減っていく自分の人生の残り時間と、現在の資産状況を考慮にいれた場合、興味もやる気も無い仕事に対してこれからさらに2年半も費やすべきなのか、ちょっとわからなくなってきている状況です。

元々社会に出て働くというのがとにかく嫌で、就職活動をしないまま大学を卒業し3年ほど無職の期間を過ごしていました。

結局3年後、諦めて働き始めたのですが、朝起きて通勤電車に乗ってオフィスに行って全く興味を持てない仕事で残業して帰宅してまた翌日同じことを繰り返す、というのがとにかく辛い。毎朝毎朝、家を出る20分前くらいからストレスのせいだと思いますが吐き気も止まらない。

仕事を始めてからはほとんど死んだようなまま十数年を過ごしてきました。6年くらい前から本格的に(セミ)リタイアを考えてきましたがここに至ってタイミングがよくわからなくなっています。

私が、仕事が嫌で嫌でたまらないことをよく知っている20代の同僚に、詳細を隠しつつ、今やっている嫌な仕事をあと2年半続ければ350万円余計にもらえるとしたらどうするかと聞いてみたところ、嫌な仕事をは続けられない。だったら転職する、と。

また私より少し上の40代後半、ある程度の金融資産を持っている同僚にも同様の質問をしたところ、もうそんなに人生の時間がない中で350万円程度のお金は意思決定に影響を及ぼさない、という回答がかえってきました。

どちらも少し意外な答えでした。嫌なことを十何年も続けた結果、私の何かがおかしくなってしまったのか、それとも何かしら意識せずストップがかかっているのか、例えば自分がリタイアして無収入でいることにに耐えられなさそう、とか。

振り返りつつ色々考えてみたいです。


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