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「株式会社の社長になりたいよね。」

こんばんは、finlandistこと藤沼です。今日のnoteのタイトル、今週、僕のフォロワーでもある友人と話していた時に、彼が発した言葉です。ポイントは「社長」ではなく「株式会社」というキーワードにあります。

株式会社で一番偉い(権限を持っている)人は「社長」だと思っている人も多いかと思いますが、それはNOです。そもそも株式会社とは、株式を発行して資金を集めて事業を実施する会社のことです。そのため、法律から見たときの株式会社は社長のものではなく「株主」のものです。株主は、保有株式の割合に応じて、会社の経営に参加することができます。

私は今期で37期を迎える株式会社の代表取締役です。設立当時に株式200株を発行していますが、これまでこれ以上に株式が増えたことはありません。さらに発行済みの200株ですが、これまでは経営に携わってきた親族が保有しており、現在は私が200株全てを保有しています。実はこういった株主構成になっている中小企業は決して弊社だけではないと思っています。このイメージもあり、株式会社で一番偉い(権限を持っている)人が「社長」であると思い込んでいる人が多いのではないかと思います。

株式発行による資金調達の特徴の1つとしては、金融機関からの融資や社債を発行して得られた資金とは違い、返済の義務がありません。株主(出資者)はお金が返ってこない代わりに、利益が出た際に保有株式の割合に応じてお金(配当金)がもらえます。また、会社が成長して株式の価値が上がった場合、その株式を購入当時よりも高値で売却することで、利益を得ることができます。(株という言葉にはこのイメージが強いかと思います。)中小企業にとって、返済の責務を負わずに資金調達できることは、大きなアドバンテージであると思います。しかし、一方で、株主に成長する見込みのある事業計画や、魅力のある事業内容を常に打ち出していくことが求められます。

株式会社という組織にとって最大であるこの特徴を生かして、経営をすすめている企業(特に中小企業)が果たしてどれくらいあるのか?という疑問が、彼の言葉の根底にありました。

株主総会、中小企業でどれだけ開催した実績があるのでしょうか?実際には行政書士が作文している会社がほとんどではないでしょうか?

コロナ禍のいま、中小企業では「助成金」「補助金」「クラウドファンディング」などに真っ先に目が向けられがちです。上場企業では投資家がROE(自己資本利益率=株主に対する見返りの大きさ)を気にしていますが、もっと中小企業もROEにこだわるべきだと思っています。「シンプルに生きる」という観点だと、もっと中小企業が株式を運用した事業拡充を図るべきであると私は思いました。早く弊社の株主名簿に、自分以外の名前が刻まれるよう、魅力ある事業を打ち出していきたいなと思っています。

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縫製工場 代表取締役。某専門学校 ファッション学科講師。F lab.(個人事業)室長。自分の感性に従ってまずは自身がワクワクすることをやってみる。そして、他の誰かにPAY IT FORWARDできれば最高にHAPPY。僕を体現するKEYWORDはここには書ききれず。。
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