見出し画像

エルデンリング古竜信仰RP #17

・前回

エルデンリング古竜信仰RP #16|えびやろう (note.com)

前回はラニを追い、彼女に鍵を託される所まで進んだ。
今回はその鍵の在り処を目指してゆく!

プレイヤー・ネーム:Thorvald
素性:放浪騎士

・今回のプレイ記録

Thorvaldは、ラニと別れた後、リエーニエのレアルカリア魔術学院を訪ねていた。

それというのも、先日ラニに渡された鍵は、この学院の大書庫にある宝物庫を開くものだとわかったからだ。

いつだかトープスに教わった通り、学院の門は閉じられていた。
だが、その門の前に行倒れていた何者かが、門を開く鍵へと繋がる地図を残していてくれた。

地図には、学院の西側にある小さな山に対し、マークがつけられていた。

Thorvaldはさっそくトレントを走らせ、地図の場所を目指した。
そして地図のマークの位置にたどり着き、鍵の在り処を知る彼が、なぜ行倒れていたのかを悟った。

輝石竜スマラグ。
この竜が、輝石鍵を持つ輩の遺体を、巣に隠していたのだ。

以前であれば、Thorvaldはどのような竜であっても討つのを躊躇ったであろうが、今や竜殺しを躊躇う気持ちはない。

竜が持つ力や、その偉大な姿には、変わらず敬意を持とう。
だが、命のやり取りを迫るのであれば、こちらとて力を示すのみだ。

そうして、スマラグを討ち倒したThorvaldは、果てていた遺体より輝石鍵を手にするに至った。


学園の門をくぐった先へ歩みを進めると、Thorvaldは足元に血指の世界に侵入する入口があるのを発見した。

カラス山?

向かった先では、カラス山なる血指と、あのユラが死闘を繰り広げていた。
Thorvldはユラと共にこれを討ち、元の世界に帰還した。

帰還した先で、ユラはカラス山を討てた事に喜ぶ様子を見せた。
それからさらに話を聞いた所、ユラは、ある血指の行先を追っているのであるらしい。
名は、純紫の血指エレオノーラ。

ユラは、敵であるエレオノーラに、どこか惹かれているように思えた。
Thorvaldとしては、そのエレオノーラなる輩が、竜贄の儀式をしているという事の方が問題だった。

今さら竜への信仰心を語るでもないが、それでも許しがたい一線というものはある。


ユラと別れたThorvaldは、改めてレアルカリア魔術学院の地に踏み込んだ。

ホグ○ーツではない

学院の内部では、石仮面を被る多くの魔術師が、研究にふけっているようであった。
狂気に陥っているようには思えない。だが、褪せ人を見るや否や襲いかかってくるのは、学院の外と変わらなかった。

血痕まみれだ…

学院の生徒たちは、概ね常識的な学びに向かっているように見えるが、中にはやはり、禁忌に触れたと思しきものもあった。

魔術師球。噂によれば、魔術の源流に至るため、魔術師を集めて“種”にしたという代物だ。
魔術師というものは、やはり禁忌へ触れずにはいられないタチなのか。


それから学院を探索するうち、Thorvaldはある場所で転送ゲートを発見した。
触るだけ触ってみるかと潜ったゲートの先は、学院から遠く離れた教会であった。

その教会には、ミリエルという名の大きなカメが佇んでいた。

おそらく犬

このミリエルは、学院やその主であったカーリア王家の歴史に詳しいようで、かのレナラや、その夫であったラダゴンについて多くを語ってくれた。

いわく、ラダゴンとレナラはお互いの軍勢同士で戦ったのち和解し、この教会で戦のわだかまりを洗い流し、そのまま結ばれたのだそうだ。

しかし、どういう経緯か、その後ラダゴンはレナラの元を去り、女王マリカの夫、つまりはエルデの王となる道を選んだらしい。

そして、残されたレナラは、ラダゴンに贈られた琥珀の卵に縋り、禁忌の術に耽るようになってしまったのだという。

教会の近くには、ミリエルの語った歴史を刻んだモニュメントが建てられていた。
だが、それはもはや、美しい歴史として語れるものではないだろう。

果たして、ラニの心境たるや、如何ほどのものだったろう。
実の父は、母を裏切って黄金律の王となり、自身はその黄金律の次世代を担う神人だと指名されていたのだ。

ラニが、死の禁忌を冒してまで自らの肉体を棄てた理由が、わずかばかりだが、理解できたかもしれない。


Thorvaldは、それからレアルカリアに舞い戻り、件の大書庫を目指した。

道中、危険な魔術戦士と渡り合ったが、竜のハルバードの戦技をもって、これを粉砕した。

そして道を進み、Thorvadはようやく大書庫に繋がる扉へ辿り着いた。

学院の大書庫には、地を這う謎の子どもたちと、それを従わせていると思われる女性の姿があった。

これまでの知見を辿れば、彼女こそがラニの母にして満月の女王、レナラに違いなかった。

レナラとは、やはり一度戦いを交えることとなった。
この場において、その戦いの内容はあえて語るまい。

なぜなら、語るべきほどの事はなかったからだ。
メタ的に言ってしまうと、こちらが強くなりすぎていて、前後とも2、3回殴ったら倒せてしまったのだ。(お陰でろくな絵が撮れなかった!)


戦いの後、Thorvaldはレナラと静かに話す時間を得た。
だが……どうやらレナラは、正気を失っているようであった。

彼女は、ラダゴンより贈られた卵を抱え、生まれ直しの術について語るばかりであった。


レナラとのやり取りを終えると、Thorvaldはここを訪れた本来の目的である、王家の鍵を差せる宝箱を発見した。

宝箱の中身は、暗月の指輪なる代物であった。

調べてみれば、これはラニにとって、とても大事な指輪であった。
なにせ、この指輪は、ラニが伴侶となる者へ贈る品なのだ。
神人たるラニの夫になる相手とは、即ち王を意味する。

指輪には、夜の孤独は自分のものだけでよいという、ラニからの警告も刻まれていた。

だが、そんな警告に、何の意味があるだろう。
わざわざ鍵を託し、この指輪へと辿り着かせた真意を察せぬほど、こちらとて鈍くはない。

Thorvaldは暗月の指輪を手に、レアルカリア魔術学院を後にした。


次回へつづく。
エルデンリング古竜信仰RP #18|えびやろう (note.com)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?