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絵のない俳画「雲海」俳句+

雲海に廃墟のように沈む町

 峠の上から見下ろせば片田舎の小さな町は雲海の底だ。
 過疎化が進み限界集落となり、それでも排他的で封建的な町。
 このまま湖の底の遺跡のように崩れ去ってしまえばいい。

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