もういくつ寝ると雪が降る…かな?今年こそ雪を愛でたい

秋分の日を過ぎて、涼しくなりました。暑いのも好きじゃないので、
気候的には春とか秋が確かにいい時期なのですが、秋が過ぎると大嫌いな冬になるのが嫌なのです。
だからこの時期で、暑さがしのぎやすくなると、あ~もう冬だなと気分も今から下がります。目の前では扇風機が回ってるんですが。

元々、子供のころは、雪はたまにしか降らないので、冬になると、少し『雪降らんかな~』と、思う気持ちもありました。そういう時代もあったんだね~、懐かしい記憶です。
高校になると、片道1時間の高校に自転車で通い始めて、もし雪が降ると大変。自転車で何度もコケながら1時間の道を行く訳ですね。ある時は出発して数分で、何度もコケて、『もう一回コケたら家に戻って休もう‼』と思ったんですが、そう思うと二度とコケない、その当時から嫌な人生でした。
子供時代の最後の嫌な記憶は、高校の一番最後の日。高3の3学期。まさに卒業式前の最後の日のテスト。大雪でした。
今の時代なら休みなんだろうけど。1時間かけて隣町の高校まで、試験なんで遅れたらあかんと、すごく早い時間に家を出て、大雪の中、隣町まで遅刻せずに到着しました。試験だし、遅れたらあかんかなと。
最期の授業も散々のオチでしたね。遅れず時間前に行ってるのに、他の連中が遅れてるから待てと待たされて。じっと他の遅刻者を待ってました。
時間通り来たのにはプラス50点とかやったらどうだよ。アホかいな。
まさに『馬鹿は死んだら治るけど、アホは死んでも治らない』です。
試験の内容とかは全く覚えてないけど、最後のオチがこれなのだけ覚えてるわ。

大人になって、大学中退後、某屋外配達業に就職。屋外に生身で配達させられるので、もともと体の色は白っぽかったのに手だけ黒、手以外は白い、リアルパンダ状態になってしまいました。夏だろうが雨だろうが台風が来ようが大雪だろうが生身で配達に行かされるので、結構暑いとか寒いとかは関係なしで、今、猛暑猛暑と騒いでるけど、そこまで暑いか?て感じで。
まあでも、暑いとか雨もスポーツ選手みたいに中止だけどお金がもらえる訳ではないので、台風が来た時も警報が出たら帰ってこいと言って、山の上を配達したら(当時携帯なんて持ってない)強風でひっくり返って立ち上がれない状態。看板は目の前を飛んでるし、死ぬかと思ったところに、偶然車で同業の隣町の会社の方が休みで通りかかって、助けて下さったので、なんとか起き上がれないバイクを2人係りで起こしてもらって、何とか職場に戻った訳ですが、そう言うお仕事をやっていると暑さや寒さは、あまり気にならない訳ですね。当時の職場のブラックさは別として。今は何か急にやめたとたんに、『人権ガー!』とか言い出して、お休みも増えて、逆にお客さんに迷惑かけまくってるようですが。
『お客様本位』とか言って職員こき使ってたのにどうしちゃったんだろうね。まあいいけど。

余りにも嫌な記憶が戻ってきましたが、書きたいのは雪の話なのです。
雨も嫌なんですが、雪だと滑るので走れない。何回もコケながら仕事をさせられるわけですね。今どうなってるかは知らんけど。
だから朝、雨でもうんざりするけど、雪が降ったら…と考えると、仕事前日は雪が憂鬱。よって、冬は毎日『明日雪じゃないかな?』と怯えながら何年も生きてきた訳なのですね。
毎年、私の住んでるところだと降っても、年1か2くらいですけど、冬の間、毎日、『明日雪降らないかな…』と思って生きるのも疲れます。

数年前にようやく、日頃のブラックに耐えかねて退職するときは、
『これでもう雪に怯えなくて済む。これからは雪を愛でよう‼』
そんな風に思って退職して数年間。

5年くらい私の住んでる街、1ミリも雪積もったことないやろ!

信じられないほどの奇跡ですね。あれだけ毎年雪積もってたのに。
ほぼ令和かな?ウチの住んでる街の令和生まれの子供って、雪見たことないんやね。砂漠に住んでるんちゃうねんから。

うんざりです。もうすぐ冬が来ます。この冬は雪が降るのでしょうか?
楽しみですね。もし降れば、こたつの中で一人、雪を愛でたいと思います。

頑張ります。