サラリーマンは稼げない

社会人1年目の自分にだって分かる。

『サラリーマンは稼げない』

自分の会社は世間的に見れば十分高収入の部類に入るであろう。

しかし、情報にあふれた今の世の中では、サラリーマンよりも、投資家やビジネスを持っている人のほうがお金を稼げているという事実が、新人の自分でもわかってしまう。

どうしてあんなにも平均年収ランキングなんかにこだわっていたのだろうか。どう考えても、お金にこだわるならサラリーマンにならないほうがお金持ちになる可能性も高いのに。

まぁ恐らくは、当時の自分は安定を求めながらもその中で高い収入を望んでいたのだろう。

サラリーマンは稼げないという事実は、就活が終わってからなんとなく気づいたことであった。


それほど、就職活動というものは人の視野を狭くさせる。受験に向き合っていた浪人時代、受験合格こそが全てだと思い込んでいたことと同じだ。

決して、会社がくそだというつもりはない。
むしろ会社は素晴らしいものだ。

何者でもない、とても小さい自分が、会社という大きなエンジンを使う事で社会的に大きなことを出来る可能性がある。それは本当に素晴らしいことだ。社会を支えているのは、社会を回しているのは紛れもなく会社である。1人ではできないことが、仲間だとできるということを社会に置き換えたのが会社である。

ただ、お金を稼ぐという観点だけでいうと微妙なだけなのだ。

キャッシュフロークワドラントという本を最近読み始めた。
今までの自分がぼんやり思っていることを少しづつ言語化してくれている。
そのうち感想も書こうと思う。

サラリーマン(従業員)は稼げない。
ただ、会社の素晴らしさは分かっている。

サラリーマンをやりながら経済的な自由を得たいと思っている自分は、労働から得たお金で、投資を少しづつしていくのがいいのだと思う。

それが恐らく遠いようで一番近い、富裕層への道なのであろう。

サラリーマンは稼げない。

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