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誕生日付近のお話 長谷川創多22歳編

『誕生日付近のお話』
長谷川創多22歳編

2019年7月10日は、Frep(フレップ)長谷川創多くんの誕生日!
これは、誕生日を迎えたばかりの長谷川くんにまつわるお話です。

※長谷川創多目線のお話となります。

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ある日の夜――

俺は家の縁側で、光と一緒にのんびり過ごしていた。
夜空を見上げると、重たそうな雲がまんべんなく広がっている。

長谷川「曇ってるね……全然星が見えないや」

佐藤「まあ、まだ梅雨明けしてないからな。しかも、明日も雨らしいし」

長谷川「じゃあ、明日も星は見えそうにないね。せっかく七夕なのに」

佐藤「そっか、今年ももう七夕かー……」

長谷川「なんかさ、この時期はいろいろ思い出しちゃうよね」

佐藤「まあ。特別な日だもんな、やっぱり」

長谷川「うん……」

7月7日。
七夕であると同時に、スタバスオーディションの最終審査がはじまった日でもある。
今年で5年目を迎えるけど、この日は何年経っても特別な感じがする。

佐藤「今、オーディションの時のこと思い出すと不思議な感じがする」

長谷川「いろいろな意味で濃密な時間だったからね」

佐藤「俺たち、フレップとしてデビュー出来て本当よかったよな」

長谷川「うん。こうして光と一緒にアイドル出来てよかったって思うよ。今、すごく充実してるから」

佐藤「……うん」

長谷川「充実しすぎて、ちょっと怖い時もあるんだけどね」

佐藤「え、なんで?」

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