オンライン技術補完研修 1日目

本日の内容として、

午前「オリエンテーション」10:00〜12:00

午後「フィールドワーク方法論」13:30〜16:30

2021年2月22日(月)今日から9日間多文化共生社会に貢献する人材を育成するためのオンライン技術補完研修が始まりました。

これから毎日、日替わりで研修受講生がこちらのブログを書かせていただきます。

トップバッターを務めさせて頂きます。田中嘉朗(たなか よしろう)と申します。私は2018年度4次隊として、2019年4月からコロンビアのアンティオキア県柔道連盟で柔道指導者として2020年3月までの約一年間、現地で活動していました。現在はコロナウイルスの影響で日本で待機しております。日本での活動は終盤に紹介させていただきます。

初日の内容として午前中に❶「オリエンテーション」があり、午後に❷「フィールドワーク方法論」の講座を受けさせて頂きました。 

❶「オリエンテーション」では、みんなで初顔合わせがあり、アイスブレイクでみんなで各自作成してきた自己紹介表を使い、自己紹介し合い、少しずつ打ち解けていきました。

参加者、運営の方、講師の先生とみんなで作り上げていく講座だったので、とても楽しく講座を受けることが出来ました。

❷「フィールドワーク方法論」では、関西大学名誉教授の久保田賢一先生に講義をして頂きました。目的として、

①フィールドワークの概要とその手法を学ぶ 

②フィールドワークの手法として、TEM図(複線経路等至性モデル)について理解を深め、実際にフィールドからデータを収集し、分析、考察を加える。

こちらの内容でとても濃い内容の講座をして頂きました。

フィールドワークの基礎としてフィールドワークとは何か、第3の視点とは何かについて説明して頂きました。そもそも、「フィールドワーク」や「第3の視点」が何かわからない状態からのスタートだったので、新しい事を覚えるとても楽しい時間でした。

講座の内容を詳しくここでお話しすることは出来ないのですが、TEM図という、人生の何かの経緯を文章だけでひたすら説明するのではなく、図を使い、経緯をわかりやすく説明する手法について学びました。

この手法を使い、誰かに取材し、その人のことを詳しく知ってもらうことや、自分の言いたい事をより深く相手に知ってもらう為にはとても良い方法だなと思いました。

今回の講義では、テーマを「協力隊に参加した経緯」について、2人1組で1時間、お互いに質問しあい、お互いの経緯を深く探り、分析、要約する事をしました。私は今回、ラオスにコミュニティ開発で派遣されるニッシーさんと取材をしあいました。 

やってみて思ったことは、インタビューしたことをまとめ、分析し、要約することがこんなにも時間がかかる事を実感しました。

初めは、インタビューとまとめに1時間もかからないと思っていました。しかし、実際にやってみると1時間ではうまく収まらず、中途半端な紹介になってしまい、ニッシーさんの経緯や本当に思っている事を上手く汲み取る事が出来ませんでした。

その後、フィードバックで、久保田先生からインタビューは一度行ってまとめた後に話し合い、もう一度インタビューすることで、やっと相手の思いが汲み取れると学びました。

画像1

汚い字で申し訳ないのですが、私が1時間で質問して書いた内容になります。私が思ったことは、みんなの発表を見て、私の書いたものは誰よりもまとまっておらず、ダメダメの内容でした。

今後の実践での外国人の方へのインタビューは20分です。今回の3分の1の時間で相手の言いたい事を汲み取るのはとても難しい事ですが、今日からコツコツ努力してこの講座を自分の物に出来るよう頑張ります。


最後に私の日本での活動になりますが、2020年はコロンビアとのオンラインで柔道指導をしていましたが、限られた人数への始動しかできなかったので、今年からYoutubeに動画を載せ、世界中の誰でも気軽に無料で柔道の技が観れるよう、現在はまだ動画を上げる準備をしています。

https://youtube.com/channel/UCWr8IpdSV9X7dq58Q5REVnA


また、今月末からコロンビアの子供たちにトレーニング器具を贈る為にクラウドファンディングを開始する為にコツコツ計画しています。

それらがまとまったら、それもこのブログに載せ、発信していきたいと思います。

観ていただいてありがとうございました。

明日はまた別の方が記事を書くと思うので楽しみにしておいて下さい。

 2018−4次隊 コロンビア 柔道隊員

 田中嘉朗



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