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Fieldism必聴新曲リスト June 2022 (Part.3)

前回の新曲特集はこちらから↑


 先週末は毎年恒例の ''Summer Pockets'' 聖地巡礼で直島に行ってました。最近ゲーム繋がりで知り合ったオタク仲間の一人が、カフェを開いて店長として頑張っているそうなのでその開店祝いという形ですね。まあ店長本人は自転車乗ってるときに転倒して骨折、筆者が島にいたときは病院に入院してましたが(今は退院してます)。いつもお世話になっております、Ryotaです。

 昨年末の総括も含めて''Fieldism''として音楽情報メディアを本格的に始動させて半年経ちましたが、日を追うごとにメタル・ハードコアリスナーやバンドマンの周りに徐々にFieldismの存在が認知されていて本当にありがたいです。特に先日公開したUNMASK aLIVEのONE & ONLY FESTIVALのライブレポは1週間ぐらいで500人近くに観てもらっているみたいです、マジか。


 短いツイートや切り抜きでバズる昨今のツイートやトレンドとは真逆を行く、情報量と想いが詰まったコンテンツをこれからも発信していくので、何卒今後ともサポートいただけますと幸いです。

また、イベント主催としての活動も着々と進んでいます。10/29(土)の''Buried Alive II'' も全出演アクトが確定、今月中に情報解禁しますのでチェックハードでお願いします。初めて大阪に上陸するバンドもいるよ。

 


前置きはこれくらいにして、今回も行きましょう。

リストアップの条件ですが、下記2点です。
1. 6/21~6/30にフィジカル/ストリーミング/DL販売/MVのいずれかが解禁された作品(基本的により多くの人にアクセスできる手段を優先します)。
2. フルアルバム or EPのリリース時期がある程度明確にアナウンスされている作品の先行シングル、および既存楽曲のリマスターやカバー等は選出対象外。ただしアルバムのデラックス盤のみetc.に収録予定の楽曲は選出対象。


1. Earthists.: Have a Good Cult.

アルバム (6/22)

 「DIGITAL CULTISM」を標榜している、東京を中心に活動しているメタルコアバンドの4年ぶりのフルアルバムをリリース。プログレッシブ・Djent要素+流麗なピアノサウンド+メロディックなリードラインはそのままに、よりキャッチー・ポップな要素を取り入れた新時代のヘヴィミュージックを築き上げていることは、今までの楽曲 ''SUNBLOOD'' や ''Home'' を聴くとわかる通りだと思いますが、今作もオリジナリティあふれるスケールの大きい作品に仕上がりました。

 プログレッシブ・Djent要素が残っているとはいえ、あからさまな複雑さが減退しよりシンプルにメロディの比重が大きくなった今作、それでも「セルアウト」を微塵も感じさせないのはそれだけメロディの質が高いことが伺えます。先行でリリースされたポジティブバイブス溢れるTr.1 ''Yours'' を始め、どこかJ-POP/VOCALOIDのエッセンスが伺えるTr.2 ''Lost Grace'' ~ Tr3. ''Cure''はオタクの筆者に刺さらないわけがありません。あとは ''BIRTH EP'' に先行で収録された Tr.9 ''Overvision''は、イントロ代わりの前曲Tr.8 ''KAZE'' からの流れも含めて、日本人じゃないと書けないメタルコア・ポストハードコアと言っても過言ではありません。

 この作品を引っ提げて、7/2の札幌から9/10のツアーファイナル(ワンマン)までリリースツアーを行うEarthists.、 ヒステリックパニックがゲストアクトを務める8/28の大阪編は余力があれば遊びに行きます。


2. LIMBS: Coma Year

EP (6/24)

 アメリカ・フロリダ州タンパ発ポストハードコアバンドLIMBSの最新EP。今年の2月に先行リリース ''Spirit Breaker'' をリリースした際、前作のEP ''Only The Lonely Know'' を踏襲したキャッチーでメロディアスなサビパートに磨きがかかっているのが印象的でした。そのダークでシリアスな雰囲気ゆえか、これまでUNFDに在籍しているバンドの中では知る人ぞ知るといういぶし銀的存在でしたが、今作はそれだけでは終わらない自信作をドロップしてきました。

 最新EP ''Coma Year'' では今までのカオティック要素のあった同郷の先輩たち(Norma Jean, Underoath etc...)のような男らしいサウンドをよりモダンにアップデートしコーラスワークやメロディをより前面に押し出した印象、どの曲もその壮大なドラマ性とシリアスな雰囲気に胸を打ちます。喪失・不安・焦燥・孤独・パニック障害など、Vo. Austin McAuleyのパーソナルな経験からインスピレーションを受けたリリックにも着目したいところです。先行シングル以外だと、父との死別で自分自身の死と向き合うことを余儀なくされたTr.1 ''Mortality Moment'' や 愛するものを残して先に逝く懸念を表現した Tr.4 ''If I Go Before You'' が印象的です。


3. Lost in again: The Cycle of Reincarnation

EP (6/25)

 東京を拠点に活動するモダン・メタルコアバンドの最新EP。年末にリリースしたシングル ''1933'' 以降はAvianaを主としたArising Empireあたりの冷たいソリッドな音像が特徴的な、重心の低いリフワークとアトモスフェリックな浮遊感で伸びしろを感じたのが印象的でした。今年の4月にAblazeのEP ''Scapegoat'' レコ発(ライブレポあります)でライブを始めて観たときに今作の表題曲 ''The Cycle of Reincarnation'' などもセトリに入ってて「音源化いつ?」とか思ってましたが、ついにリリースされましたね。

 先述のサウンドにCrystal Lake, Paledusk (初期~中期), From The Abyss当たりのジャパニーズメタルコアのスタンダードをブレンドしたサウンドに、流麗なダイナミズムを感じる展開と独特のコーラスワークがインパクトを残しています。ライブではEx. DIMLIM/Deviloofの竜弥がSup Gt.を務めていますが、Ba. あくるがヴィジュアル系との関わりが深いこともあってDEXCOREのVo. 架神 (Tr.1~2)とNAZAREのDr. 壱世 (Tr.3~5)がMix/Masterを担当しています。特に本作中最も激しい部類のTr.2 ''Abysmal Definition'' は、CHEDOARA以前のDIMLIMを彷彿とさせる気味の悪い音階を用いたフレージングと2段構えのブレイクダウンが印象に残ります。

 先日この作品のレコ発をお馴染みアンチノックで開催した彼ら、これからの若手メタルコアの期待株なので今のうちにチェックしときましょう。


4. Spiritbox: Rotoscope

EP (6/23)

 2020年代を代表するカナダ・バンクーバー発メタルコアバンドSpiritboxが最新EPをサプライズリリース。iwrestledabearonceで活躍してきたVo. Courtney LaPlante & Gt. Mike Stringerの最強夫婦が中心となり自分たちの音楽を作りたいがために結成されたこのバンド、その純粋にやりたいことを追求した昨年リリースのデビューアルバム ''Eternal Blue'' はメタルシーンにおける彼ら地位を確固たるものにし、最近ではUKダウンロードフェスティバルに出演・Underoathのツアーでもサポートアクトに抜擢されています。

 そんな勢いに乗っているSpiritboxの最新EP ''Rotoscope''、イントロから脈打つビートが印象的なTr.1のタイトルトラックはよりインダストリアル・グランジの影響下を受けたダンサブルな楽曲で、Courtneyのポップなクリーンと苛烈なグロウルが交互に顔を出します。Tr.2 ''Sew Me Up'' は前作のアトモスフェリックな雰囲気を残しながらより不穏な方向へと傾倒させた楽曲、Tr.3 ''Hysteria'' は9弦ギターを用いたウルトラヘビーなブレイクダウンが飛び出してきて脳が揺れます。そんなバラエティ溢れる楽曲陣ながら散漫な印象を受けないのはSpiritboxが何をやりたいかが確立されているからでしょう。

 オルタナティブ・ニューメタル・インダストリアルなど、ありとあらゆる要素を飲み込み世界中を魅了していくSpiritbox、近い将来日本でもお目にかかれるのを楽しみにしています。


5. Betraying The Martyrs: Silver Lining

EP (6/24)

 キーボードをフィーチャーしたフランス・パリを拠点に活動している6人組デスコア・メタルコアバンドの最新EP。まだ前Vo. Aaron Mattsが在籍していた2019年にはFrom Sorrow To Serenity & Boris The Bladeと一緒に来日したこともありましたね(Aaronは現在ten56.にて活躍中)。あれから2年、長らく在籍していたSumerian Recordsを離脱 & Vo. Rui Martinsを迎えた新体制での活動を開始した彼らは、そのヘヴィネスと繊細さ・荘厳さが両立されたサウンドにさらに磨きをかけました。

 ドイツのレーベル Out of Line Music(Cane Hillも在籍していますね)に移籍後初になる最新EP ''Silver Lining'' は、先行リリースされたTr.1 ''Black Hole'' からBTMが健在であることを示さんとばかりにRuiのグロウルとKey/vo. Victor Guilletのクリーンが折り重なり、シンフォニックなアレンジとヘヴィなギターが飛び出してくる新しいアンセム。荘厳なシンセと熾烈なブレイクダウンの組み合わせには鳥肌が立ちます。最後のTr.5 ''Swan Song'' もこのバンドの方向性を示唆するような、より深みを増したメロディとオルタナティブ・メタルを吸収したサウンドが体験できます。

 複雑さ・難解さが無くなりよりシンプルな破壊力にベクトルを向けたのは前作 ''Rapture'' もそうでしたが全体的により無駄がそぎ落とされマッシブになった印象です。


6. CYANSEA: Psychedelia

 シングル (6/25)

 Seize The Throne, SUGGESTIONS, Waveletsなど西日本のメタルコアシーンで活動しているメンバーが集ったメタルコアバンドCYANSEAが最新シングルをリリース。ポストハードコア/メタルコアバンドを基調にしながらも、ブレイクビーツ/テクノなどの電子音楽を積極的に取り入れたトリッキーなサウンドが特徴です。筆者も先月のライブ(ライブレポあります)でやっと初めて生で観れたのですが、その予測不可能な展開とGt/Vo/Prog.のMasayukiの多彩っぷりは変態でしたね。

 先月のライブでもしれっと披露されていた最新シングル ''Psychedelia'' は、先述で挙げた特徴の通りイントロからテクノ・ブレイクビーツ直系のシンセアレンジと加工されたMasayukiのクリーンが飛び出してきます。昔のクラブコア・エレクトロニコアにありがちな「取り合えずシンセ入れときゃいいでしょ」な付け焼刃ではなく、ガッツリと電子音楽の土台にバンドサウンドが融和しているからこそできる楽曲。ジャンルは少し異なりますがHAILROSESEVER BLACK PARANOIAあたり好きな人にはお勧めです。

 すでに7月8月と関西・関東でもアツいライブが決まっているCYANSEA、精力的にライブ活動を進めていきたいと言っていたので、イベンター各位も是非声をかけてみてください。


7. HOTVOX: ULTRA F(OR) WORDS

アルバム (6/25※)
※CD盤は7/2のレコ発から、''Skit''はCD盤のみ収録 

 東京・八王子レぺゼンハードコア・ラップコアバンドの2ndフルアルバム。ハードコアをベースにニューメタル・ヒップホップ・メタル・ガレージパンク・グランジなど多種多様で自由なサウンド、90年代を雰囲気を感じさせながらもモダンなアプローチを提示し続けています。また、ダンサブルな縦ノリのグルーヴや、強い意思を乗せた日本語詞を紡いでいくVo. RIKのラップボーカルもこのバンドの持ち味で、関西のTIGERReVERSE BOYZに通じるものがあるかと思います。

 アルバムのリリースが1st ''SUPER FUCKIN LUCKY'' 以来4年半ぶりになる今作、メタリックでモッシーなサウンドとHIP HOP由来のノリ/グルーヴは、まさにキックボクサーの如く軽快に駆け回りつつ落とすところはかっちり落としていくスタイルで一生踊れます。近年はガレージパンク・グランジなどメンバーのバックグラウンドも反映させていますが、今作も色濃く健在。feat.もW@R (Tr.3 ''FRUSTRATION, ALLFICTION'')、HIDEYA ROCKSTAR, 1yana, Volt (Tr.7 ''F:WORDS'') と非バンド界隈から選出と、過去作との差別化が図られています。

2020年1月の ''BEST HIT HCJ'' 東名阪リリースツアー以来関西での公演がないHOTVOX、名古屋には相当な頻度で来ていますがそろそろ遊びに来てほしいです。


8. PLEIADES: 格好の餌食

シングル (6/25)

 コンポーザー斎藤による、千葉発オルタナティブ・マスロック・エモを基軸としたサウンドを放つ音楽プロジェクトの2ndシングル。昨年の11月にリリースされたデビューシングル ''碧落、果てまで'' はサウンドエンジニアリングにEversolitudeのGt. Gen Sunami、ボーカル(ポエトリー/シャウトだけでなくクリーンも)/作詞をポエトリーハードコアFall of TearsのVo. Mochinagaが参加、別離を描写した胸を引き裂くような歌詞とエモーショナルなピアノと浅く歪んだギターサウンドが印象深かったです。

 最新シングル ''格好の餌食'' には、レコーディングにGen Sunami、ボーカルラインの編集に同じくEversolitudeからVo. Tayori、ゲストボーカルには東方ロックアレンジサークル ''回路 -Kairo-'' や多くのPC向け美少女ゲームでボーカルを務める相良心 (556t)など豪華なラインナップにて製作、変拍子を交えたオルタナ・エモ要素を交えたサウンドは筆者が高校生~大学生時代に多大に影響を受けた回路 -Kairo-のそれに近いアトモスフィアを感じます。相良心の語り掛けるようなボーカルワークも懐古厨歓喜案件です。

 まだ2曲しかリリースされてませんが、EPやアルバム・ライブ案件などこれからの動向をひそかにチェックしています。


9. Invent Animate: Shade Astray

シングル (6/30)

 アメリカ・テキサス州ポート・ネチズを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコアバンドの最新シングル。昨年オーストラリアの人気レーベルUNFDに移籍し ''The Sun Sleeps, As If It Never Was'' をリリース。説得力のあるテクニカルなリフワークとアンビエントなポストロック要素の対比は相変わらず冴え渡ってました。今年の春に行われたPolaris / Like Moths To Flamesのダブルヘッドライナーツアーがひと段落し、次のフルアルバムのティーザーになりうる先行シングルをリリースしました。

 新曲 ''Shade Astray'' はイントロから体を揺らす低音弦チャグ&オブリリフの応酬やVo. Marcus Vikの咆哮が飛び出してくると思いきや、バックのアンビエント要素をレイヤーに挟むことでこのバンドらしさを引き出しております。また、Vo. Marcus Vikを加えた ''Greyview'' 以来のInvent Animateはよりサビのメロディに力が入っている印象ですが、キャッチ―ながらもナヨナヨしさが感じられないのは、それだけMarcusのコーラスワークに力強さと激情がこもっているからだと思います。サビパート以外では2:35~のブレイクダウンや余韻を残すピアノ調のアウトロも聴きどころ。

 今月からERRAのUSツアー / 11月にはImpericonのNEVER SAY DIE! TOURでヨーロッパを回るInvent Animate、そろそろアジアのほうにも足を延ばしてほしいところです。


10. NASTY: Resurrection

シングル (6/24)

 世界的人気を誇るベルギー発ユーロビートダウン/メタリックハードコアバンドの最新シングル。日本でも3回来日、現地ヨーロッパでもHellfest, Graspop, Wacken Open Airなど名だたるメタルフェスティバルのステージにも立っているベテランです。前作のアルバム ''Menace'' はドイツの有名メタルレーベルCentury Media Recordsからリリース、ストレートに叩きつけるようなビートダウン+キレキレのVo. Matthiのタフガイなシャウトの応酬と苛立ちと混沌にあふれたリリックが一種のカタルシスをもたらします。

 そんな危険すぎる不変のサウンドと圧倒的な存在感を醸し出すNastyの新曲 ''Resurrection'' は安心と信頼のアグレッシブさを前面に押し出した2分弱のショートチューン。鈍い鉈のように粗く切り落とすようなメタリックリフ、0:32~からの急落シフトダウンを交えた極悪ビートダウンはヨーロッパのハードコアシーンを背負うNastyのさすがの貫録を感じます。ビートダウンにハーモニクスを交えながら落としていくのもアクセントになっていますね。タイトル通りEUのライブシーン同様ユーロビートダウンも「復活」の狼煙が上がります。

 今年の9月にBLOODAXE FESTIVALがまた開催されるんですが、海外勢として来日してくれないかな...とか思ってます。出張やコロナ禍などでタイミングが合わずいまだにBAXE未参加なので今年こそは行く予定です。



Honorable Mensions


HOSTILE EYES: Hell of Hunger
シングル (6/22)

 三重出身ビートダウン・デスメタルバンドの約1年半ぶりのニューシングル。2019年にex. Nicor in PunishmentのPori (Gt.)をはじめ3人の新メンバーを加え、5月に名古屋で3年ぶりにライブしたのも記憶に新しいですね。今作も暴虐の限りを尽くしたブラストビートとスラミングパートで四肢がもげそうになります。7/16にNUMBERNINE/BRAVE OUTのHidetaが主催するBrightside Bookingの企画で大阪来るので見に行きます。楽しみです。


Wind Shift: Whole Truth
EP (6/22)

 名古屋を拠点に活動するポップパンク・バンドのセカンドEP。まだ始動1年もたっていないですが、国内ポップパンクリスナーの注目も集まりつつあります。ダンサブルで明るいコーラスワークが特徴的な楽曲はAll Found Bright Lights, Kings and Queens, MACVESを生んだ名古屋らしさを感じます。正式メンバーはVo. Kazumaのみですが、ライブもサポートを入れて鋭意活動中。Tr.3 ''Time To Time'' は名古屋の若手メタルバンドEYEBLOWのVo. Yu-Kiがfeat.。


Evilgloom: Anathema
シングル (6/22)

福岡を拠点に活動するニューメタルコア・バンドEvilgloomの最新シングル。Geranium StudioのTsubasa Ishibashi (PaleduskのGt.)のサウンドエンジニアリングによってうねるようなグルーヴとトラップメタル影響下のドープでダークな質感を纏ったトラックに。クリーンはないですが、後半のシンガロングパートはキャッチ―なフレージングで覚えやすいです。ライブではマイク奪いに行きましょう。


Venxm Spyke: Orphan
シングル (6/22)

 関西からまた新しいメタルコア・ポストハードコアバンドが誕生。5月に1st EP ''Recollective'' で鮮烈なデビューを飾ったばかりではありますが、早くも1stシングルをリリース。オージーニューメタルコアの雰囲気を感じさせながらも、ラウドロック・ポストハードコア影響下の歌メロも飛び出してくる変幻自在なサウンドが特徴。2:30~には特大のブレイクダウンで落としてきます。Buried Alive Vol.3(未定)の候補確定。


Hopes Die Last: White Eyes
シングル (6/24)

 今年3月にオリジナルメンバーにて再始動し、先日7年ぶりにライブも行ったイタリアのポストハードコアHopes Die Lastが新曲をリリース。再始動初の ''Silence Broken'' は後期のトランスコアの要素も飲み込んだサウンドでしたが、こちらはほとんど''Trust No One''以前のスクリーモ・エモの側面が強い印象。そのサウンドには多くの懐古厨が歓喜したとかなんとか...。


For The Fallen Dreams: What If
シングル (6/22)

 アメリカ・ミシガン州のメタルコアバンドFor The Fallen DreamsがAttilaのKalan Blehm (Ba、9年ぶりに再加入)& Of VirtueのGt/Vo. Damon Austen Tateを加え、新たにArising Empireと契約して新曲をリリース。メロディックハードコアからニューメタルコア・オルタナティブへの傾倒/Vo. Chad Ruhligもクリーン&ラップなど思い切って音楽性を変えたサウンドは賛否両論のようですが、皆様はどう感じましたか?


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