プログラミングを始めた日
IT専門学生のふじさわです。
私は普段、ITの専門学校に通い授業でプログラミングをしつつ、家に帰って趣味でもプログラミングをやっています。
好きでプログラミングをやっているのですが、せっかくなので私とプログラミングの出会いでもお話しようと思います。
初めてプログラミングに触れた日
私がプログラミングに初めて触れたのは、今からおよそ8年前の高校一年生の時。情報処理部という部活への入部後 初めての活動が「プログラミング」でした。
当時学校で扱っていた言語はVB6.0という、Windows上で動くGUIソフトが簡単に作れる言語です。
部活におけるプログラミング学習は、顧問の先生から出された課題に答える形でプログラムを書くという形式。
初めて与えられた課題として作ったソフトは、「ボタンをクリックすると数字が1ずつ増える」というものでした。
a = a + 1
msgbox(a)
たしかこんな感じです。
当時は「イコールがあるのに等式じゃない!?」という誰もが思う新鮮な驚きを抱いたことを覚えています。
(ちなみにこれは「aに入っている数字に1加算したものをaに上書きする」という命令)
それから少しずつ内容が増えていき、
・入力された商品の個数をもとに合計料金を計算する
・国語と数学の点数に応じて合否を判断する(IF文練習)
・1~20まで順番に表示する(For, While文練習)
・その他配列やファイルの利用
などなど本当に1つずつ、毎日学んでいきました。
ある処理を達成するためにアルゴリズムを考えたり、そのために知らなかった機能を使ってみたりといった感覚が私にとってはすごく新鮮で楽しかったのを覚えています。
次第に、毎日放課後の部活が学校生活で一番の楽しみになっていました。
自分たちだけで開発できるように
高校2年生の時には、初めて課題ではなくオリジナルのゲームを自分(と友人)で作り上げることになりました。
作ったものは3×3のスロットゲームで、今となっては力技の稚拙なコーディングだったのですが、1ヶ月以上書けて奮闘した記憶があります。
最終的には、無駄に色々な設定を変更できたり、裏技コマンドで隠し機能を開放できたり、なぜかガチャで出た石をレベルアップさせて宝石を集めるソシャゲみたいなモードが搭載されたりと、不要なイカれ仕様までふんだんに盛り込むことができました。
そんなイカれた代物でも、自分たちだけで1つのものを作り上げた達成感は非常に大きかったです。
友人と2人でペアプログラミングの形で開発したのですが、友人の書いたコードが汚すぎたので完成後に一人でリファクタリング(書き直し)したのもいい思い出です。
高校3年生になると同時に学校のコンピュータ環境は大きく変わり、OSはWindows XPからWindows7になり、VB6.0が廃止されてVBAへの移行が行われました。
今思えば、Excel上で動くプログラムに触れたことも、私にとっては大きな分岐点だったのかも知れません。
現在に至るまで
高校卒業後、大学へ入学してからはあまりプログラミングをしなくなりました。作りたいものがなく、プログラミングをする必要性がなくなったのが大きな理由です。
しかし、心の中には常に「プログラミングしてた時期が一番楽しかったし、情報系の勉強が一番熱を入れられていたな…」という思いがありました。
結果的になんやかんやあって大学を中退して今の専門学校にいるわけですが、やはりこの道で正解だったと思っています。
専門学校1年生の秋、初めて「C言語」に触り、およそ3年近いブランクを経てプログラミングを再開しました。
ほぼ3年ぶりにも関わらず、プログラミングへの熱量は高校生だったあの頃と同じかそれ以上に膨れ上がり、またもやプログラミングにハマっていきました。
その熱は冷めることなく、C言語の科目が終わったあとも1日1つ C言語でプログラムを書いてソースを公開するというタスクを自分に課したり、国家試験の用語問題を覚えるためのソフトをVBAで自作したりと、常にプログラミングに触り続けて今に至ります。
専門学校ではその後Javaを通したオブジェクト指向の学習やAndroid Studioなどにも触れ、独学ではPythonやDjangoをかじり、現在もAndroidアプリ開発をnoteで報告したりと充実したプログラミングライフを送れています。
高校生だったあの頃よりもかなり自分のレベルが上がっているような気がして、その達成感でさらに前進できています。
私と同い年か私より年下なのに、私とは比べ物にならないほど優秀な人達が世の中にはたくさんいるわけですが、そんな方々のきっかけって何だったんでしょうね。
最初はみんな1からのスタートなわけなので、そんな優秀な人材でも「a = a + 1」みたいなところから始めたと思うと、なんだかもっと頑張れそうな気がします。
私もだれかに背中を見せられるようになりたいものです。
記事をご覧いただきありがとうございます! サポートしていただいたお気持ち以上に、noteをはじめいっぱい頑張ります!