ふぃ

行先に、選択に迷った時、すべての人の人生を読めたらいいのにと思ってnoteをはじめて見…

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行先に、選択に迷った時、すべての人の人生を読めたらいいのにと思ってnoteをはじめて見た。 あたしの人生です、よかったら見てね。 ⚠ご注意⚠ その時思ったこと、浮かんだことを勢いで文章にしがちです。めちゃくちゃな駄文になってることがままあります。ご了承ください #ふぃを忘れないで

マガジン

  • ふぃの人生~幼少期編~

    幼少期の話

  • ふぃの人生▲仕事を辞めてから▼

    ふぃが新卒1ヶ月で仕事を辞めてからの話

  • ふぃの人生 -社会人編-

    就職してからのふぃの歴史

  • ふぃの人生 ★中学~高校編☆

    中学、高校の話

最近の記事

結果をご報告する女の話し

先日、テスト怖いぴえんな記事を書いたあたしです。 完全に投稿した気でいたのですが、書いただけでまだ投稿されていなかったようでビビりました。 では、早速ですが結果をご報告いたします。 ドドドドドドドドドドド………… _人人人人人人_ >合格しました<  ̄YYYYYY ̄ ミスはちょこちょこあったようですが、嬉しいことに、無事に突破しました。 テスト後のフィードバックで、店長からいくつかご指摘や、これから頑張って欲しいことなどお言葉を沢山頂きました。

    • 試用期間の女の話

      バイトの遅番終わり、帰宅。 落ちかけ化粧も落とさず、ぼけっと動画を観ている夜。 ふと開いた動画のタイトルに「半年が過ぎた新卒」とあった。 あたしが知らぬ間に、日本の同期は新卒から半年がすぎたらしい。 なんとも素晴らしいことだ。あたしには成し遂げなかった偉業を同期諸君はこなしている。 あたしが辞めたあと、心療内科に行きながら別部署への異動を申し立てていたかつての同期は無事だろうか。 そして、あたしは7月からバイトを始めて、3ヶ月目に突入した。 日本の同期たちからは3ヶ月遅れ

      • やり直せない女の話

        面白いテレビがやっていない夜 録画溜りの中から、随分前に録画していた「はじめてのおつかい」を選んで観た。 かつては、小さい子が頑張ってるの可愛いねぇ、偉いねぇとしか思っていなかった。 今見たら、初めて親の手を離れて、1人で訪れるいつもの街を、堪えられない涙と共に必死で歩く手足。 健やかに、見るもの全てを吸い上げて成長していく子供たちが、美しく見えて、そして自分の醜さに泣けてきた。 最近よく思う “あの頃”に戻れたら、と。 あたしは、“あの頃”という名の漠然とした過去に

        • 忘れた女の話

          仕事を辞め、2ヶ月がたった。 あたしは慣れないハンドルを力いっぱい握りしめ、4時間のドライブの末、大学時代の大部分を共にすごした戦友、Mちゃんに会いに行った。 Mちゃんは同じ寮で、同じ学科で、同じクラスの子だった。 寝食を共にし、幾夜も同じ作業室で狂ったように服を作った仲だ。 苦悩する大学生活と、制作過程の中、泣いて、笑って、支え合ってきた。 友達よりもずっと深く、戦友もしくは仲間といった言葉がしっくりする相手だ。 そんなMちゃんは地元に就職し、東京を離れて北の某地に住ん

        結果をご報告する女の話し

        マガジン

        • ふぃの人生~幼少期編~
          2本
        • ふぃの人生▲仕事を辞めてから▼
          7本
        • ふぃの人生 -社会人編-
          7本
        • ふぃの人生 ★中学~高校編☆
          2本

        記事

          表裏を理解する女の話

          あたしは幼少期からお茶ばかり飲んで育ってきた。 特に緑茶をぱかぱか飲んで育った。 緑茶を飲まない日はなんとなく気分が悪く、一日に1杯は飲まないと調子が悪いような感じがする。 白い花が色水を吸い上げて染め上げられるかのように、某暗殺一家の息子のように、あたしの体はカテキンに適応している。 あたしはそんな自分のことをカテキン星人と称している。 小学校の家庭科の時間、お茶をいれてみようといった内容の授業があった。 あたしは普段からお茶は当たり前のようにいれて飲んでいたので、何を今

          表裏を理解する女の話

          死ぬために生まれた女の話

          幼少期からずっと、自分の人生の根底にこんな考えがある。 「あたしは神様の失敗作で、死ぬために生まれたのだ」と。 本来死ぬはずだった、今にも死にそうな身体で生まれた赤ん坊のあたしは、ギリギリの所で生き延びた。生き延びてしまった。 神様はうっかり失敗作を生かしてしまった。 だから神様はあたしが死ぬように色々な事をした。 プールで溺れさせたり、車に轢かれそうにしたり、とにかく殺そうとした。 それでもしぶとく生きてしまったので、今度は精神的に殺そうとした。 小学校5年生でい

          死ぬために生まれた女の話

          不必要な女の話

          あたしは、面白いくらいに面接に縁がない。 何が悪いのか自分でも分からないけれど、本当に面白いくらい面接に落ちる。 大学時代、アルバイトをしたくて応募した。 5個ほど面接を受けて、5個全て落ちた。 カラオケ屋、ケーキ屋、チェーンの喫茶店、アクセサリーショップ、ドラッグストア... 全て落ちた。 その後、唯一受かったバイトは、とんでもない激務のコンビニスーパーだった。人手がとにかく足りないから、どんな人間でもいいから人が欲しいみたいな所だった。 ここでのバイトは店長やスタッフ

          不必要な女の話

          乱入された女の話

          中学時代、初めて人を好きになった。 あたしの中学生活は、あまりにも暗く、じめじめと湿っていた。 友達はできず、休み時間は図書室の本を借りては読んでを繰り返し、他人ととにかく話さなかった。 そんなあたしが、恋をした。 恋をしたのは他のクラスの男子。 当時のあたしが抱えていた、ヲタクはみんな暗くて地味という固定概念を見事にぶち壊すタイプで、クラスの中心でわいわいしているタイプだった。 あたしの初めての恋は、「こいつ良い奴だな」が降り積もり、「こいつ好きかもしれんな」がさらに

          乱入された女の話

          道を探す女の話

          「おれ、おれおれー」 「なんだいおれおれー!休み取ったんかぃ?」 「休みというか、報告あるんだわぁ。今家出たとこだから待っててー」 仕事をやめて、一時帰宅2日目。 父方の祖父母の家に行った。祖父母宅に行く前に、電話をして、上記のようなやりとりをするのはあたしのいつもの役割。 祖父母には仕事を辞めたことについて何も伝えていなかった。 祖母には仕送りということで1度食料を送って貰っていたので、その際にお礼と共に「転職先を探してる」とは伝えていた。 祖父母は何を言うだろうか。

          道を探す女の話

          道を間違えた女の話

          仕事を辞めたあたしは、今後のことを決めるために実家に一時帰ることにした。 父は部屋の違約金のこと、健康保険のこと、車を買うことを話していた。 申し訳なさでいっぱいだった。 なんとか質問だけを返して、あたしはただ外を眺めていた。 土砂降りの雨は映画の囚人の心を洗ったけれど、あたしの心は洗ってくれない。 昼食にとマクドナルドに立ち寄った。 マクドナルドと言えど、昼食代を出してくれることでさえ申し訳なかった。 雨の中、店の窓からみたガードレールの白さが眩しかった。 これか

          道を間違えた女の話

          仕事を辞めた女の話

          勢い余って上司に「お店辞めます」と伝えたその日の日報に「これ以上働けないです」と書いて送った。 その翌日、あたしは初めてのズル休みをしていた。 何をするでもなく、体を丸めて、上の空で、ベッドに倒れていた。 そんな折、あたしの前の前の担当営業Aから電話が来た。 あたしは合計で担当営業が2回変わっている。 1人目の担当営業Aは、あたしを派遣できる勤務地が自分の管轄内になかった事で変更になった。フランクというか、なんだかノリが軽くて苦手な人だった。 2人目の担当営業Bは、現在の

          仕事を辞めた女の話

          刃物を持った女の話

          ※この文章はリストカットや自殺を推奨するものではありません。あるがまま、かつての自分の身に起きたことを文字起こししているだけです。 小学校時代、いじめを受けたあたしは本の虫になり、それはそれは内向的になった。 放課後はクラスの誰とも遊ばず、祖母の家で宿題をし、本を読み、お菓子を食べて過ごした。めちゃくちゃ太った。 本を読むということは孤独であるデメリットがありながら、知識を得られるという最大のメリットがある。たとえそれが小説や、絵本であっても、書籍から得られる知識は莫大で

          刃物を持った女の話

          仕事を辞めたい女の話3

          あたしは小さい頃から、滅多なことで体調を崩さない女だった。 いじめを受けてた小学校の時でも、読みたい本があるからと、1度も不登校にはならなかった。 中学、高校と、6年間皆勤賞を取って、卒業式ではいつも表彰された。 高校のワンダーフォーゲル部の合宿中、20kgのザックを背負った状態で鼻から斜面を転げ落ちても骨折ひとつしなかった。 大学時代、コロナのワクチンを打った時、それこそ10数年ぶりくらいに熱が出てテンションが上がった。 そんな、健康優良児を地で行くあたしは、生まれて初めて

          仕事を辞めたい女の話3

          仕事を辞めたい女の話2

          大学時代、それはそれは行き先を焦って決めたあたしは、人材派遣会社に拾われた。 業務内容は家電量販店に派遣されてスマホとネット環境を売ること。 やっと自分が人の役に立てると、やっと自分が必要とされたと、それはそれは嬉しかった。 雲行きが先ず怪しくなったのは3月末。 新居も決まり、後は勤務先の内示を待つばかり。 初めての1人の部屋で、寂しさと孤独と、独り占めの嬉しさと、これからの不安を抱えて過ごした3月。 いつまで経っても内示が出ない3月。 会社に何度も連絡して、ようやく勤

          仕事を辞めたい女の話2

          言い返せなかった女の話

          小学校時代、あたしは本の虫だった。 何も、はじめから本の虫だった訳では無い。 きっかけは、クラスの中で起きたいじめだった。 あたしは自分で言うのも何だけれど、ドがつくほどの素直な人間で、思った事をそのまま口に出したり行動したりしてしまうタイプだ。 幼少期はそれがかなり顕著だった。 あまり良くない行動をしてるクラスメイトがいたら怒って注意するし、これは良くないなと思ったことはすぐに先生に報告した。 つまるところ、KYである。死語かもしれないが。 さて、私が通っていた小学

          言い返せなかった女の話

          小さく生まれた女の話

          ある年の1月、その女は生まれた。 あまりにも小さく生まれたその女は、未熟児ではないものの2000gにギリギリ足りるか足りないか程度の重さで、これはヤバいと保育器に入れられた。 担当の看護師は笑いながら「この子時々呼吸やめちゃうのよォ」と言っていたらしい。 笑い事ではない。 あまりにも小さく生まれたその女は、呼吸もままならなかったくせにそれはそれは元気に育っていった。 食べることが大好きで、最初に話した言葉は「まんま」(ごはん)だったらしい。 食べること、歌うこと、踊ることが

          小さく生まれた女の話