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「カインはその日、原にいた」30:ビジネス・レポート

(※作品と同時に翻訳し、それを用いてのプレゼン用に作り直しました。そのほとんどをある方に倣い、これからの子どもたちが夢を描き続けられる道を自分なりに探しています)


日本のNOTEというサイトにて、小説を投稿をしました。そこで、無料公開した小説の有効活用について考えました。

●まず、前提として:作品が繰り返し読むに値するテーマを持っていること。

…今回の投稿では、①横書き②読みやすさ(空白活用や、簡潔な文章)への配慮から、物語のテーマでもある「旧約聖書」に見られる文体を意識し、一度の投稿につき500~1000文字程度の記事を細かく投稿しました。

また、文字のみの記事では人目を引かないため、毎回、写真ではなく絵画を添付しました。旧約聖書をベースとした世界観の構築にはもっとも適していましたが、このうちの何枚かの絵に、説明を頼っている部分があるのが悔やまれます。しかし、クオリティは低くならないよう「素描風」に努め、感情世界や記憶世界の表現には、絵画を写真撮影することによる「ボカシ」や「ブレ」を使いました。


●売り方の考察

「小説は、同じ作品を二冊買わない」が一般的だと思います。

➡では、どうするか?

答え:画集として販売する。

…もともと、宗教画はみな同じ題材をもとに繰り広げられています。

同じ話を何度も売りたいのであれば、そのつど絵の描き手が変わればいいと思います。そのためのテーマとして、旧約聖書をもちだしました。これは、世界中で最も多くの人が、触れるお話だと知っています。

この「画集販売」が、一番多くのクリエイターを生かすことが出来、また時代が流れても変わることなく、努力・才能・時間を、お金や知名度に変えてゆけることが出来ます。

例えば…

①イベントとしての利用。

絵画校に通う生徒たちの公平な勝負の場として、同じ題材をもとに絵画コンクールを開催。その際には、応募事項としてこのお話をコピーし、参加希望者へ無料で配る。

そうして集まった絵を編集し、イベント時に画集として販売してください。

学校や、学校付近の図書館や、美術館での単体イベントとしての「集客」と、「売上確保」が可能になります。


②このお話を劇にしての利用。

今回のお話は、「特別な背景」や、「この世に存在しえないもの」の演出がなくても、物語が完結するようにしてあります。物語はよく知れたお話です。よりよいものにしていただければ幸いです。

劇の「集客用チラシ」として、このお話をコピーし、無料で配布。①で作成した「画集」があれば、「お土産」として販売することが可能。

画集としての強みとしては、インテリア…すなわち「ギフト」にもいい。誰か、絵の好きな知り合いにあげてもいいかもしれません。「いついつに公演します」などのチラシをはさめば、劇の集客にもつながると思います。


③貧困に苦しむ地域や、スラム地域の子どもたちに、画集そのものを支援するのではなく、このお話のコピーを配って参加者を募り、再びコンペを開催。

…①や②で、絵の描き手が増えていれば、絵と絵の間が埋まっていき、動きが増えて、「一コマずつ作者の違う漫画」になっていきます。すると、読み書きのできない子どもたちでも、言葉と情景が一致しやすくなり、言語の学習になります。

学校へ通うことのできない子たちの勉強手段として、また、こうした子どもたちでも「紙とペンさえあれば、絵を描いて稼げる。未来を描いて過ごせる」という公平なチャンスの場として、彼らには絵を描かせます。そうして働くことを覚えさせます。


それを「募金」ではなく「購入」してやることで、ビジネスとして長い間成立するチャリティー活動になると思います。

「与えられるのを待つ日々」から、「得るために動く日々」へ変える。ただし、表現の自由や、信仰の自由を奪わないように。


そして、貧しさゆえに、不遇ゆえに、孤独ゆえに、術をもたないゆえに…非行に走るしかない子どもたちに、大きな夢を見せてあげてください。

世界中の子どもたちに、公平なチャンスを与えてください。


そして、何より…

以前に罪を犯したことのある私や、ほかの元犯罪者たちは、表立って活動することが出来ません。けれど、まだ罪を犯す前にいる子どもたちに出来ることがあるなら、ぼくは惜しみなく提供します。この本をぼくが書いたことなんて、子どもたちの未来の前ではどうでもいいことです。

ぼくにはもう、絵を描き、字を足して、この一冊を厚くすることしか出来ません。けれど、世界の子供たちが、新しいページに大きな未来を描いてくれると、信じています。この子たちが「自分で稼いだ」経験は、世界を優しく変えるでしょう。

最後に、この本を翻訳してくださった方、またnoteで最後まで楽しみに読んでくださった方々には大きな感謝を述べるとともに、こうした人間であることを深くお詫び申し上げます。いつまでも、犯した罪は消えません。

2020/4/2 h.t

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