ゲイ(バイ)だけど同性愛の気持ちを抱くことに嫌悪感を抱いてしまう→メディアや社会の洗脳のせいだ、という話

こんにちは、ふりしゅんです。

僕は、現役京大院生で、自分がゲイ(同性愛者)であることをオープンにしており、ゲイ(バイ)であるが故に日常生活で生き辛さを抱えている人達をサポートする活動を行っています。

より詳しい僕のプロフィールを知りたい方は、こちらからご覧ください。

先日、僕の元に、
「僕はゲイなんですが、男の人を好きになることに嫌悪感を抱いてしまいます」
という相談が届きました。

その相談を聞いて、僕は自分の高校時代を思い出しました。

「高校時代、僕も男の人を好きになって、それが原因で苦しんだり、自己嫌悪に襲われたことあったな…」
「それで、最終的には自殺未遂にまでなったんだっけ。」

とこのように、高校時代の僕も相談者と同じように、同性のことを好きになることに嫌悪感を抱いていました。

しかし今は、同性を好きになることに対して嫌悪感を抱くことは一切ありません。
むしろ、この国で同性を好きになるという感情を持てることに、幸せな気持ちを感じることすらあります。

では、高校時代から現在までの間にどのような思考の変化が起こったのか。

それを思い出しつつ、

『なぜ同性を好きになることに嫌悪感を抱いてしまうのか』
『そしてそれを解消していけばいいのか』

を、自分なりに書いていこうと思います。

そもそも嫌悪感の原因は何なのか

まず、『なぜ、同性を好きになることに嫌悪感を抱いてしまうのか』についてです。

この答えは、とてもシンプルです。

それは、
『同性愛者である自分自身のことを受け入れられていない』
これに尽きます。

「本当は自分が同性のことを好きだということがうすうすわかっていても、それを認めたくない。」
「もし認めてしまったら、自分が普通ではない異常者だと認めてしまうことになる。」

高校時代の僕はこのように考えており、同性愛者である自分のことを本当の意味で受け入れることはできていませんでした。
同じように思われている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

しかし、僕は次の2つのことを知ることで、同性愛者である自分のことを受け入れることができるようになりました。

それは、

  1. 同性愛は人間だけでなく、他の動物にも備わっている普通の現象であること

  2. 同性が好きな自分に嫌悪感を抱くのは、メディアなどによる『洗脳』のせいであること

です。

同性愛は人間だけでなく、他の動物にも備わっている普通の現象

同性愛という現象はあたかも特殊な現象だという風に捉えられたり報道されたりすることが多いです。

しかし、そもそも同性愛という現象は人間だけでなく他の動物にも普通に見られる現象です。

観測されているだけでも、既に1500種類以上の動物で同性愛行動は観察されています。

哺乳類に限定しても、ヒツジ、バンドウイルカ、ライオン、ペンギン、キリンなどで同性愛現象が目撃されています。(キリンに至ってはなんと交尾行動の95%が同性同士!)

更に、我々人間の直接の起源である霊長類、ゴリラにも同性愛現象は観察されています。
(詳細記事はこちら。我が母校である京都大学の元総長、山極先生が発見しました)

このように、同性愛行動は、人間だけが行う特殊なものでは決してなく、動物全般で広く行われている、ごく普通の行動です。
これには、間違いなく生物学上の大きな意義があると考えています。

一時期、「同性愛者は生産性がない」という発言で炎上した国会議員がいましたね。

では仮に、同性愛者は生産性がなく、必要ない存在だと仮定しましょう。

もしその仮説が本当なのであれば、同性愛者は生物の進化の歴史の中で自然淘汰により消滅しているはずです。

自然淘汰(説)とは、イギリスの科学者であるダーウィンが提唱した考え方で
『生存競争の結果、環境により適応した変異個体が生存し、その変異を子孫に伝える。』
『このため生物は次第に環境に適応した方向に向かって進化する』
というものであり、現在の進化論の考え方のベースとなっています。

しかし実際には、同じ霊長類であるゴリラから人間に進化をする際、同性愛者の個体は淘汰されず生き残っています。

これは、同性愛者は生産性がなく、必要ない存在であることと矛盾します。

以上より、『同性愛者は生産性がなく、必要ない存在』という命題は偽である、すなわち同性愛者にはなにかしらの生存上で重要な意義があるということが証明されました。

人権差別の発言に感情論で反発するのは意味がないと思っているので、京大生っぽく高校数学で習う背理法を用いて反論してみました(笑)。

このことから、論理的に同性愛者には生物学上で何かしらの意義がある、と言えるでしょう。
あくまで、その生存上での重要な意義がまだ十分に解明されていない、というだけです。

ただ、先ほど紹介した記事では、同性愛行動をするのは、『お互いの立場に立つという共感力をつけるため』という可能性が考察されています。

同性愛行動を通じ、力の強いものと弱いもののそれぞれの立場を理解することで、集団の運営・維持を円滑にすることができる。
このような生存上の意義があるのかもしれませんね。

このように、高校数学の知識を応用して『同性愛者の生物学上の意義』を論理的に見いだせたことにより、自分が同性を好きになることへの嫌悪感は減りました。

同性が好きな自分に嫌悪感を抱くのは、メディアなどによる『洗脳』のせい

それに加え、同性が好きな自分に嫌悪感を抱くようになったのは、メディアや社会の風潮によって長期間にわたって『洗脳』されていたから、だということを理解したことも、自分の考え方が変わった大きな要因です。

普通に生きていると、どうしても社会の風潮やマスコミをそのまま鵜呑みにしてしまいがちです。
その結果、多くの人(マジョリティー)が主張する意見が正しい、と思いこんでしまいがちです。

しかし、マジョリティーの意見=正しいではありません。

『マジョリティーの意見=権力をもつ人・組織が国民をコントロールするために作り出した都合のいい考え』です。

この世の中には、真実は異なるにも関わらず、権力をもつ者・組織の意志によって握りつぶされてしまっている事実がいくつもあります。


洗脳の具体例1:人工甘味料


アスパルテームという人工甘味料(L-フェニルアラニン化合物と表記されることが多い)は、砂糖の100倍から200倍の甘みがあるため、砂糖の代替品として、カロリーオフの商品によく含まれています。

しかし、発がん性・糖尿病などのリスクが報告されており、2005年の動物試験では、人間が食べる量と近い量でも異常が検出されている、危険な物質です。

そもそもこの人工甘味料の認可自体も、政府と企業の癒着があり、安全性を無視して認可されたと指摘されている、いわくつきの物質です

洗脳の具体例2:大麻

日本での大麻の立ち位置は、一度使ったら人生を滅ぼしかねない、違法薬物の代表格かつ諸悪の根源、のような、明らかに悪者の報道ばかりです。

しかし、様々なドラッグやタバコ・アルコールの依存性や危険性を調べた研究では、大麻に比べ、アルコールやタバコのほうが依存性も危険性も明らかに高いことが示されています。

大麻をそこまで悪だと主張するのであれば、それより依存性・危険性が高いアルコールやタバコは即刻禁止しないといけないレベルのもののはずですが、我が国ではそのような規制は行われていません。
それどころか、アルコール(お酒)に関して、テレビや街頭などでバンバン広告が打たれている始末です。

どんなものでも使いすぎが問題になるのであり、適切な量を使用することで、医療における症状改善の効果があることが既に示されています

にも関わらず日本でここまで悪者にされているのは、

終戦後、アメリカの石油産業・製紙会社・化学繊維メーカーなどが、種子から上質な油脂が採れて丈夫な布と紙の原材料となる日本大麻をビジネス上の脅威ととらえたため、その世界的な排除をアメリカ政府に強く要請した

ことがきっかけだと言われています。


アメリカのビジネスの利益のために、大麻は必要以上に取り締まりを受ける羽目になった、ということです。

洗脳の具体例3:コロナワクチン

簡単に言うと、既にワクチンの効果がないことがわかっているにも関わらず、ワクチンの廃棄費用を浮かせたいがために、政府がコロナワクチンの有効性のデータを改竄し国民に積極的に接種させようとしている、というものです。

こちらのnoteにより詳しい記事を掲載しているの見ていただければと想います。

同性を好きになることへの嫌悪感も『洗脳』のせい

上に挙げたもの、あくまで権力を持つものによる『洗脳』の一例でしかありません。

今回一番言いたいのは、同性を好きになることに嫌悪感を抱くのも『洗脳』のせいである、ということです。

上で説明したように、同性を好きになることは人間に限らず他の動物にも見られる現象であり、それが自然淘汰されることなく残っている以上、何らかの重要な生物的(社会的)意義があることは間違いありません。

しかしメディアでは、

  • 恋愛ものを扱う時は基本的に男女の恋愛

  • 男同士の恋は『禁断の恋』として煽り、普通の恋愛として扱ってくれない

  • 同性愛者のタレントなどはイロモノ枠として扱う

などなど、『同性を好きになる人は普通ではない』と思わせるような情報の提示を繰り返し行っています。

このような情報を流され続けていては、それを見ている人の頭の中でも『同性を好きになるのは異常なこと』という刷り込みをされてしまいます。
(ゲイ(バイ)の当事者、当事者以外を問わず)

その結果、『同性を好きになることに嫌悪感を抱く』という価値観が完成してしまうというわけです。

なので、まずは、今自分が抱く嫌悪感が、これまでの情報の『洗脳』によってできたものであることを認識し、その洗脳から脱出しましょう。

好意を抱いたことに嫌悪感を抱くのは相手に対しても失礼

最後に、これは僕の個人的な意見となりますが、
同性に対し好意を抱いたことに嫌悪感を抱くのは、その相手に対しても失礼だと考えています。

同性を好きになったということは、相手にとっても、自分が同性にも好かれるほど魅力的な人物である、ということの証明になります。

だからこそ、それを否定することは、相手の魅力を否定することとほぼ同義ではないでしょうか。

だからこそ、好きになった相手のことを尊重するためにも、同性を好きになることに嫌悪感を抱かないでほしいです。

僕自身は、例え相手がノンケで恋人になることが叶わないとわかっていたとしても
「叶わないとわかっていても好きになるほど魅力的な人に出会えた自分は幸運だ、この縁を大切にしたい」
とポジティブに捕らえるようにしています。

特にこの国では、同性婚が認められていないためゴールが見えません。
そのため、例え付き合ったとしてもいつかは別れる可能性は異性愛者のそれに比べはるかに高いです。

そのような条件の下でも、見返りを求めない無償の『好き』という感情を抱くことができる。
僕は、そんな自分は幸せ者だと思うことができています。

まとめ:『同性愛はおかしい』、という洗脳から脱却しよう!

ここまで、同性を好きになることに対して嫌悪感を抱いてしまう、という悩みに対し、僕の意見を書いていきました。

  • まず、同性愛は、他の動物にも備わっている、普通の現象であるということ。

  • 次に、そのように嫌悪感を抱いてしまうのは、メディアによる『洗脳』のせいであること。

  • 最後に、嫌悪感を抱くことは、好きになった相手に対し失礼であるということ。

結局は、何もおかしくないはずなのにメディアの洗脳によって『自分はおかしい』という風に刷り込まれているのが全ての原因です。

まずはその事実を認識し、洗脳から脱出しましょう!!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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