FFGでの働き方のホンの一例
生きてます。最近はもっぱら、キムチ鍋を食べ・・・
毎日のように辛さで腹痛です。
ビジネス開発部アジャイルチーム
スクラムマスター/アジャイルコーチのながおです。
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前置き
※この発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません
問い:働く上でのダイバーシティって何を想像しますか?
何だろうと思った結果、「SDGsとかで表現するべきなのか?」と思いつきました。
5:ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
5.5)政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
8:包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
8.5)2030 年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。
10:各国内及び各国間の不平等を是正する
10.2)2030 年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
持続可能な働き方の、多様性に関する具体性が上がった気が・・・します。
上記のような項目に寄り添えていると、持続可能な社会の実現ができそうですね。
会社としてソコを意識していけると良いですね。
ビジネスの構造上??地域や業界を代表する企業が率先して進めていくと、さらに広がっていく気がしますね・・・。
そういうことを地方の銀行とかも進めていくといいんでしょうね!!!
おマエだよっっっっっっ!!!
今回の記事の説明
今回は、持続可能な社会の実現に向かってアジャイルチームではどのような実例があるかをお伝えすることにします。
そして、銀行エンジニアはワーカホリックの集まりじゃないんだよという情報を公開したいと思います!
具体的には今回・・
FFG(福岡銀行?)におけるシングルファザーの生活を公開することにしました。
数字で見るマイノリティー
平成28年度の調査結果しか見つけ出せなかったのですが、厚生労働省の調査結果があります。令和3年には自立支援策の実施状況PDFは公開されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000753182.pdf
ひとり親世帯の15%が父子家庭世帯となります。(計算が合っていれば・・・)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/02.pdf
父子世帯は全世帯で見ると、0.2%!レアキャラですね。
実際の生活
●概要
所属:ふくおかフィナンシャルグループ ビジネス開発部 アジャイルチーム
役割:スクラムマスター/アジャイルコーチ
役職:調査役相当(相当としているのは厳密にはその役職で呼ばれない制度のため。調査役は・・・課長職?)
担当チーム:2チーム
1チーム:スクラムマスター
1チーム:アジャイルコーチ
就業形態:裁量労働
就業場所:自宅(リモートワーク)
●1週間の定例スケジュール
ビ:フィンディビジネスチーム
フィンディはここ
マ:スクラムマスターグループの活動
プ:実証実験中のプロダクト
しょ:実証実験中のプロダクト
紫色の予定:アジャイルチームの活動
●1日のスケジュール
7:00:起床予定(だいたい7:30まで活動ができない
子供のご飯を作る
着替え
体温を測る
歯磨き
トイレ
8:30:子供を保育園にお見送り
9:00:就業開始
18:20:退勤ーお迎え
18:30:子供を保育園から受け取り
お風呂
ご飯
着替え
20:00:寝かしつけ準備
21:00:子供就寝
洗濯
食器洗い
ストレッチ
瞑想
勉強
24:00:自分が寝る
通勤がありません。そして、始業時間が固定ではありません(フレックスでもコアタイムを決めていないので同様)。デイリースクラムを朝イチに行うのは始業に間に合わなければいけないプレッシャーでストレスフルなので採用せず、17時に設定しています。
炎上案件化しないように各種で理解をしてもらっているので、スクラムマスターとしては安定して活動できるスケジュール設定になっています。
朝の「〇〇しなければいけない」のプレッシャーは人をダークサイドに陥れますよね・・・。
もっと子供に優しくしたいのに・・・タイムカードを押さなければいけないから・・・。
朝礼にまにあわなければいけないから・・・。
朝の会議準備をしなければいけないから・・・。
子供が悪気があって何かをしているわけでは無いのに、親の都合でイライラしてしまうこともあります。そして、そのせいで子供に当たってしまうこともあると思います。労働環境を作り込むことで、そうした不要な苛立ちを少しでも軽減できるようにしています。
結論
FFGのアジャイルチームでは多様な生き方に合わせて就業が可能です!!
ゆったりと非常に充実した生活を送らせてもらています!(お察しかもしれませんが、私のスケジュールでした・・・)
在宅ワークと裁量労働をしていることにより、通勤時間がなくなりました
フレックスや裁量労働制の導入により、〇〇までに働かなければいけないという最大の納期プレッシャーから解放されました
子供の急な発熱でお迎えが必要な時も、瞬時にお迎えに行くことができます
これを機会に"ありがとう"を届ける
制度がどんなに揃っていようと、それを使うためには職場の環境が重要です。
チームメンバーや上司、周りの理解があってこそ、当たり前に存在する人間として当たり前の権利を使うことができます。
私がシングルファザーとして、子供を最大限に見守ることができるのは、周りにいる人たちのおかげです。
ありがとうございます。
おまけ(グっときた話し)
●上司の言葉
子供が発熱しがちな時期に、チームを見ることや重要な会議があり、数時間の勤務が必要がありました。
裁量労働とはいえ、数時間の勤務しかしていない状況で出勤のステータスで申請していいか悩んでいました。
そのことを上司に相談した時に言われた一言です。
グッとくる言葉をもらいました。ズルい運用がされないようにしなければと思いました。真摯に価値提供をせねばと思いました。
●先輩の言葉
上司の言葉と同じく、子供の発熱に関する話です。幼児期は、熱の割に元気だったりして、3歳を過ぎるとひとり遊びができるようになります。
熱が出ていたとしても、同じ部屋で就業は可能です(子供の個性によりますが・・・)
子の看護休暇という制度があり、年に数回は子供の看病をするために有給を消化せずに休暇が可能です。
しかし、そういった制度を使わずとも、就業は可能になりました。
なので、「子供が熱が出てても働ける環境になった」という話をしている時の先輩の言葉です。
いいひとがいて制度がしっかりできる環境があるのが伝わりましたか!?
さらにそれを誰しもがストレス無いように使えるようにすること、
それによりパフォーマンスを上げてもらうことがスクラムマスターの仕事の一つでもあります。
より良い働き方をしてもらいたいんです!
自己実現の場としてのFFGにしたいんです!!
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