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気づくきっかけはどこにでもあるーなぜ私は気候危機に取り組むのか。Vol.8

※上の写真は昨年の秋に札幌の郊外で撮影したものです。

はじめまして、Fridays For Future Sapporo/Japanのみくです。

Fridays For Future Sapporoのアクションには昨年の12月頃にFridays ForFuture Sapporoを立ち上げた方の紹介で参加し始めました。
4月には新型コロナウイルスの影響で、活動が停止されましたが、7月頃に別の方がアクションを再開していることを知り、また活動に参加し続けています。

ここでは私が活動に至るまでの経緯を紹介します。


これで良いの?


突然ですが、下の写真はいつ撮影したものだと思いますか?
※北海道で撮影しています。

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『秋』…だと思いませんか?


正解は昨年の12月31日なんです。


この地域は、平年だと雪が積もっていて、年によっては雪が降りすぎてバスが通れなくて、臨時休校になる地域なんですよ!
それなのに、この雪の量…私は怖いと思います。
皆さんはどう思いますか?

ところで、皆さんに好きな食べ物はありますか?
和食や、イタリアン、フレンチのように種類だけでも、数え切れないくらいありますよね。
ヴィーガンやベジタリアンの方々には申し訳ないのですが、私は小さい頃から魚介類が好きです。小骨が喉に詰まって苦い思いをしても、また食べるくらいには好きです。

そんな私ですがこの時ばかりは、暫く魚を食べたいとは思えませんでした。
まだ、小学生だった頃の実体験です。


母が買ってきた魚のお腹の中からプラごみが出てきました。
そのプラごみは、よく問題になるマイクロプラスチックのような小さいものではなく、大人の手のひらくらいの大きさのプラごみが出てきたのです。「気持ち悪い」「汚い」と、当然のことながら思いました。

ここで『気持ち悪い』で終わらせることは簡単です。
次回から、切り身を買うような工夫をすればいいだけです。

しかし、この「気持ち悪い」という気持ちを持つきっかけとなったゴミが海や川、路面に捨てられ続けると、気づかないうちに他の生き物も食べてしまうかも知れないのです。
捨てられたゴミが原因で死んでしまう生き物がたくさんいるのです。
このままのゴミがたくさん捨てられ続けていいのでしょうか?

『いいはずがない!』と、思いましたが、この時は対処する術を考えられなく、何もアクションを起こすことなく、小学、中学と過ぎて行きました。


今に繋がる分岐点

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進学した高校では、探究活動という自分の興味を持った分野についてじっくり調べる機会がありました。皆さんは、より深く調べたいことはありますか?

私は、今まで、調べる機会がなかったSDGsの14番目の「海の豊かさを守ろう」について調べたくて調べ始めました。ですが、想像していたよりも情報が出て来なく挫折してしまいました。

そこで、同じ環境問題で繋がっているSDGsの13番目の「気候変動に具体的な対策を」に切り替えて、調べ始めました。

その中で、部活の先生の紹介で気候変動について札幌市の企画している勉強会に参加しました。参加している中で、Fridays For Future Sapporoを友人たちと立ち上げた方と出会い、参加し始めました。

Fridays For Future Sapporoでは、行政機関ではなく、市民の方に既に気候変動が始まっていると言うことを知っていただき、自分のできることから変えていただくことをメインにアクションをおこなっています。

私は、行政だけが気候変動に意欲的になったとしても、市民の意識から変わらなければ、法や条例で縛ったとしても、破る人はいると考えています。惹かれて参加し続けています。


さいごに


物事を始めるときには必ず何らかのきっかけが必要だと思います。
環境問題は、全く関係しているようにみえなくても、間接的には関係している場合が多いと思います。


少しでも、「変だな」「不思議だな」と思ったり、モヤモヤするようなことがあれば、それについて調べてみるのはいかがでしょうか?調べることで見える世界が劇的に変化するかもしれません。

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