【驚愕】100万円ゲット!?奨学金免除申請の裏技【前編】
免除申請の季節到来
ある日,研究室でM2の後輩が訪ねてきた.
「てつをさん,奨学金の免除申請ってやっといたほうがいいっすか?」
あぁ......もうそんな時期か......
日本学生支援機構(JASSO)には以下の制度がある.
「大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって,貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に,その奨学金の全額または半額を返還免除する.」
かくいう筆者も昨年申請し ”全額免除” となったのだ.
てつを
「タダで申請できるんだし出したほうがいいと思うよ~!宝くじで200万円当てるより全然確率高いし」(仮に月8.8万円を24ヶ月借りると211.2万円)
後輩
「でも......ボスに推薦書お願いしたり,会議資料や開催プログラムを印刷したりやること多くて煩雑だし,そもそも論文ないと半額免除も厳しいって友人から聞いて......」
てつを
「そんなことないよ~( ´∀` )笑.論文や国際会議の件数は分野によって大きく異なるからネットの情報だけでは一概に判断できないよ.それにうちの分野だと論文なしで半免になった人もいるし~」
後輩
「ええっ?!」
てつを
「ほらっこのAさんって人(カチカチッ)」(業績と免除結果の対応表を見せる)
後輩
「......!?............えっ!!?」
てつを
「凄いでしょ?ちなみにAさんははじめ,こっちの不採用になったBさんより業績少なかったんだけど,該当する評価項目を見直した結果半額免除になったんだよ!」
後輩
「うおおぉぉぉ!!!」
てつを
「ちなみに過去の先輩のデータと比較すると......」
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なぜこの記事を執筆したのか?
それは次の①と②に示すような人たちに情報を提供したいと考えたからだ.
①.前章に出てきた後輩のように「論文なし→不採用」と判断して申請を諦める人たち.
→たとえ,「北大の情報科学研究科の場合」という非常に局所的なデータであっても彼らの役に立つかもしれない.
②.①の状態で申請して業績不足で不採用になる人たち.
→申請書作成のちょっとしたコツや小技を知ってほしい.
つまり
「非常に局所的なデータではあるが,小技を使って申請書を改善し ”半額免除” となった例を紹介したい.」
というわけである.
続きは有料版で
奨学金免除申請の締切まで約1ヶ月となった今からでも使える小技の詳細は有料記事(¥1,480)で公開している.
有料記事の主な内容は以下のとおりである.
1.「論文なし ”半額免除" のAさん」と「論文なし "不採用" のBさん」の比較と小技紹介
2.過去3年に渡る7人分の業績と免除結果が対応したデータに基づく考察(本データは情報提供者から使用・掲載許可を得ています)
3.てつを版申請書の提供(個人情報など一部モザイクあり)
業績に不安があり申請を迷っている方やそんな業績欄を補強したいと考えている方にお薦めの内容となっているので,ぜひ購入を検討していただきたい.
・おことわりと注意点
今回の記事執筆にあたって事前調査やデータ編集などに多くの時間を要したため,続きの記事は大変恐縮ではあるが有料(¥1,480)とさせていただいた.また,有料版で紹介する小技は「特に優れた業績の評価項目」の基準が大学によって異なる場合があるため,適用できないことがある(注).
以上に十分ご留意いただいた上でご購入いただきたい.
注:「特に優れた業績の評価項目」の基準は,文科省が業績の種類等の大枠を決め,JASSOの定める評価基準に基づいて,各大学が具体的な評価項目を定めることになっているため,小技が使えるかは各々要確認!!
おまけ
参考までに筆者の申請書類の一部を下記に示す.
特に優れた業績の評価項目の一覧
返還免除申請書
業績一覧表(一部抜粋)
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