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コスメが苦手な私が@cosme TOKYOに行ってみた


2020年1月原宿にオープンした@cosme storeの旗艦店。人ごみとコスメが苦手だから行かなかったのだけれど、「マーケターたるもの、話題のものは自分自身で体験してみること!」という先輩の教えに従い、実際に行ってみることに。


noteのレビューや記事を見ていたから、新しい発見はないんじゃないかなと思っていたのだけれど、やっぱり『百聞は一見に如かず』ということわざは正しかった。人のフィルターを通して見るのと、自分の視点で体験するのとは、感じるものがまったくちがう。


@cosme TOKYOに行って感じたこと


▶デパート×ロフト

第一印象は「デパート×ロフト」

デパコスのハイブランドとバラエティショップのプチプラコスメが同じフロアに共存。ブランドごとのブースもあれば、機能やシーンごとに両者がキュレーションされているスペースもある。


▶TESTER BAR

テスターや手洗い場が点在。大量のコットンやチップ、スポンジが置かれており、試し放題のつくり。BAもいるが、声はかけてこないので、デパコスでも気軽に試すことができる。
私のようにコスメ売り場が苦手な人にとっては、気になっているけれど近づけないコスメを試せるチャンスだ。


▶でも買わない

しかし、だからといって1日中はいられなかったし、ここでコスメを買うかと問われると、私は買わないと言うと思う。プチプラコスメは近所の薬局で買うことができるし、憧れのデパコスは、どうせ買うならデパートでわくわくしながら買いたいからだ。この@cosme tokyoにおいて、コスメを買うということの意味は薄いんじゃないかと思った。


いやいや、そうはいっても利益上げないとあの立地じゃ成り立たないよ?と考えることもできる。@cosmeはどういうスタンスでこの旗艦店を置いているのだろうか?

ビジネスの視点で深堀りしてみた。



IR資料から@cosmeの戦略を考えてみる


▶On Platform(プラットフォーム事業)

売上高:3,926百万円
営業利益:815百万円

2Qの売上高
toB:1,824 百万円
toC:149百万円

▶Beauty Service(店舗・EC)

売上高:7,692百万円
営業利益:△583百万円

2Qの売上高
店舗:2,607 百万円
EC:1,235 百万円


→toB事業は売上自体は店舗・ECの売上に及ばないものの営業利益率は高い

参考:2020年6月期第2四半期 決算説明資料

▶ECサイトイベントの目的

「ブランドとユーザーのつながりを強化することで、ブランドオフィシャルの導⼊につなげる」

ブランドオフィシャル:
見込み客を育成する月額制のプラットフォームサービス
ユーザーデータの閲覧・分析、CMS機能の利用


▶決算資料に書いてある@cosme TOKYOのねらい

「ネットからリアルまで@cosmeのサービスのさらなる利⽤を促進し ユーザーとブランドのつながりを強化する」
参考:2020年6月期第1四半期 決算説明資料


まとめ

これまでのことをふまえると、@cosmeの戦略として、

ブランドとユーザーのつながりの強化】→【ブランドオフィシャルの導入促進】

というロードマップを引いているのではないかと思う。

とすると、@cosme TOKYOのターゲットは各コスメブランドであり、最終目標はブランドオフィシャル事業の拡大なのだろう。

もちろん店舗として売上を上げることは重要だけれども、@cosme TOKYOという店舗を作ったことの意味は売上を上げること以上に、「ユーザーとブランドのつながりを強化する」ということにあるのだろうと感じた。


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SaaSのCS→企画・マーケティング / パンダ / コーヒー / チョコレート / ロートレック / feuはフランス語で炎という意味らしい
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