見出し画像

指す将順位戦9th A級1組第3局 vsナイナイナッシーさん

こんにちは。フェローチェです。


先日、7/11にナイナイナッシーさんと指す順3回戦を戦いました。

ここでは、その対局について振り返っていきたいと思います。


対局内容

 対局するにあたって、ナイナイナッシーさんの24の棋譜を軽く見てみると四間飛車党のようでした。
1つ前、2回戦で対戦したLinkさんも四間飛車党で、もともとそこで米長玉の右四間飛車を指す予定だったのですが、そこでは序盤が合わずに指せていなかったので、ここで指すことにしました。
この戦型は序盤の再現性が高く、作戦負けしづらい点が良いと感じていました。



ある程度予想通りの序盤になり、まずは一安心。
体勢は万全なので、ここで仕掛けていきました。
以下25桂、42角、45歩、53角、35歩と進みます。


最後の35歩がめいっぱいの仕掛けといったところです。
ただここで65歩が振り飛車らしい一手ですね。仕掛け近辺で一歩入るのは確定しているので、85歩が厳しい狙いになっています。
以下、34歩、同銀、44角、64角、77金右と進みます。


77金右と一度手を入れる必要があるので、ちょっと不安な局面でしたが、これで十分指せているようです。
ここでじっと37角成もあるところでしたが、本譜は85歩と攻めてきました。
以下、同歩、95歩、同歩、85桂、86金と進みます。


この形がなかなか手厚く、振り飛車側が攻め切るのは難しいようです。
本譜は25銀と桂をちぎりましたが、85金と根元の桂を取って、優勢を自覚しました。
ここでは代えて84歩としておくのが最善のようですが、それでも居飛車側が評価値にして500点近く良いようなので、本局は上手く指せた将棋だったと思います。
85金以降も、大きなミスなく勝ち切ることができました。


総括

予定通りの展開となり、悪くなる局面もなく勝つことができたので、これまででいちばん良い内容でした。
今後もしっかり準備して、こういった形での勝利を目指していきたいですね。

リーグとしてはこれで3連勝、A1唯一の全勝で首位に立ちました。この調子で昇級を狙っていきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?