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みんなのフォトギャラリー公開 月模様 その2

月は、うみやまの創作をあらゆる方向から掘り起こしてくれる、とても大切な題材です。

先日の皆既月食&天王星食天体ショーで世間が盛り上がっていたときにとある知人が、「何百年に一度でなくても月は十分きれいだ」とつぶやきました。

確かにおっしゃるとおり、私も月を見て「美しくないなあ」と思ったことはありません。そのときどきに起こった出来事に対して、月を眺めていろんな思いを強めることはありますが、月そのものが良いとか悪いとかいうことではありません。それくらい、月は普遍的な存在なのではないかと思います。

そんな月も、あまたある天体の星のひとつ。月夜を眺めていると時折、相手を変えながら太陽系の惑星たちに接近する様子が観察できます。
月模様 #9、#10は、そんな月と水星の逢瀬でした。

また、旅に出ても、夜のとばりが下りれば月は現れ、旅先で眺める月には独特の旅情がかき立てられます。旅人は非日常の時間を過ごしつつ、そこに日常と変わらぬ月を拝むと一層の非日常を味わいます。
日々絶えず変化する渡世の荒波のなかで、人生を貫く目的を振り返るかのような気持ちです。

こんな感じで、月はうみやまの創作をあらゆる方向から掘り起こしてくれる、とても大切な題材です。

作品は「みんなのフォトギャラリー」に公開中です。
「写信家 うみやま」で検索してお使いください。
(複製・改変は禁止。みんなのフォトギャラリーからご利用ください)

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