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事実上クビになった社員

まずクビになったのは私ではない。

今月、超重大なミスをした社員が退職した。自己都合退職だが事実上のクビである。あんなミスして社内に居られるわけないし、普通のサラリーマンには一生かけても償えない金額の損害賠償請求をされる恐れもある中、ただの退職になったのはある意味寛大な対応だと思った。

原因

現在の勤め先は中途メインで採用を行っている。
それぞれの裁量(知識)に任せてしまっており、業務遂行に関する社員教育をしていなかったのが要因。そこをすっ飛ばして理念教育は行っているのだからなんとも言えない違和感。さすが中小企業。ちなみに求人票から漂う閉塞感から新卒は多分来ない。この閉塞感に会社は気付いていない。

どうすればよかったのか?

普通にOJTでもすればよかっただけ。
大企業しか勤めたことの無い人は分からないと思うが、中小零細は中途新卒関わらず初日からいきなり現場投入されて教育なんてない所がほとんど。私も今の職場では初日から普通に業務しているし、1個前の職場は研修1週間、2個前の職場も初日から現場、3個前も初日から現場、その前も初日から・・・。まともな教育があったのは大手メーカーのコールセンターしかない。

話を戻すと、なぜこうなるかというと中長期計画がなっておらずとりあえず目先の業務を回すことを最優先とするから。当人に責任は無く会社方針なのである。資金繰りが厳しいか働く事を美徳とする文化からこれを強いられる。ちゃんと人を育てて何年後に活躍してくれる等ビジョンをもって採用をすべき。
みんなからこんな事が分からないのか?と言われてしまいそう。ちゃんとやっている所は人が定着していると思う。駄目なところはきっと精神論が好きなんでしょう。

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