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このSAKE、上/戸/彩の味

このSAKE、上/戸/彩の味



『Hot-Dog Press』(講談社)の日本酒特集や、『もっと好きになる 日本酒選びの教科書』(ナツメ社)でご一緒させていただいた四谷三丁目の人気店「animism bar 鎮守の森」店主・竹口敏樹さん。複数のSAKEをブレンドし、その味わいを芸能人にたとえるエピソードは、当時のブログでも4コマ漫画にさせていただいておりました。

日本人にしかわからない、日本人だからこそわかる超ハイコンテク

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“伝わる言葉”で伝えよう

“伝わる言葉”で伝えよう



日本でSAKEの味わいを説明するとき、ワインのソムリエのような比喩を使うことに違和感を覚え、そういった表現をするのはなるべく避けていました。
単純に、自分がそれらの説明を聞いてパッとSAKEの味をイメージすることができなかったからなんですけど。

そのため、True Sakeの仲間が「シトラスのような香り」「シルクのようになめらか」「ハチミツやカカオを思わせる味わい」といった”単語並べ立て表現

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SAKEを化学する

SAKEを化学する



米国への輸出100年以上、現地法人30年の歴史を持つ米国月桂冠を率いる31歳の若手杜氏・河瀬陽亮さん。
日本全国で125人しかいない清酒官能評価の認定者のひとりでもあります(取得した当時は弱冠23歳、実技試験は一発合格だったとか)。

この日はわたしが働くTrue Sakeへプライベートでいらっしゃっただけなのですが、初めてお会いしたのは、米国月桂冠が位置するフォルサムの地。
フリージャーナリ

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アメリカお客さんあるある

アメリカお客さんあるある



電話などで商品の問い合わせがあったときに、
「まったく正しい発音ができる気がしないが、行くぜ!」
という前置きとともに、
「デワ……クラ……ジュンマイダイ…ジンジョー……」
と一生懸命読み上げてくれるのを聞いていると、珍妙な言語で申し訳ないな……という気分になることしばしば。
日本語のローマ字表記、英語圏の人にはとんでもなく読みづらいようですね。
特にSAKE(日本酒)は酒造名+ブランド名+カ

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