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■『身銭を切れ』リスクをとるギバーにのみ未来はある ★「ブラッ・スワン」のタレブ節炸裂!


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・報酬が期待できるなら、
 それなりのリスクを引き受けるのが
 道理というものだ。ましてや、
 自分の失敗の代償をほかの誰かに
 払わせるなんてとんでもない。

 ほかの人にリスクを背負わせ、
 相手が危害をこうむったのなら、
 あなた自身がそま代償の一部を払うのが仁義というものだ

・「自分がこうしてほしいことを他者にもせよ」

・「ブラック・スワン」(影響の大きな想定外の出来事)


・大事なのは、議論に勝つことじゃない。勝つことだ。


・考えるだけでは行き先がわからなくても、
 実践すればわかる


・語る者は実践すべきであり、
 実践する者だけが語るべきである


・身銭を切らない連中の設計した物事は、
 どんどん複雑になる傾向がある 
 (そして、最終的に崩壊する)


・自分の意見に従ってリスクを冒さない人間は、
 何の価値もない

・ イディッシュ語のことわざに、
 「他人の歯では噛めない」とある。

 『アラブのことわざ』で
 「痒いところは自分の爪で掻くのが何より」

・そう、リスクを冒すのだ。そして、
 もしも金持ちになったら(必須ではない)、
 他人のために惜しみなくお金を使えばいい。
 社会には、(有限の)リスクを冒す人が必要だ

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僕の問題意識のアンテナに引っ掛かり、
タイトル買いした一冊ですが、
「ブラック・スワン」の
ナシーム・ニコラス・タレブの本でした。

さすがに「それを言ったらおしまい」
と思うところもありましたが、全体的には
普段なんとなく感じていることを
歯に着せぬ物言いでズバズバ切って捨てるメッセージは
心地よいほど。

いみじくもコロナ禍真っただ中の現代。
雇用不安にさいなまれる人が急増していますが、
委縮して身動きできなくなることが一番のリスクです。

もはや、会社に頼れず、国や自治体の
セーフティネットも怪しい昨今。

自分を守るのは自分と頼れるご縁です。

そのためには、自分は身銭を切らず、
テイクばかり求めるだけでは、
周囲に頼れる人はいなくなってしまいます。

何より身銭を切って、リスクを負い、
世のため人のために働くことです。

世のため人のためというと壮大であれば、
少なくともご縁ある人の恩義に応える仁義を忘れない
ということ。

僕自身、13年前、
たった一人で脱サラ起業してから
なんとかかんとかやってこれたのは、
「ご縁」と「お役立ち」を何よりも大切にしてきたから、
困ったときに助けてくれる人が
現れてくださったのだと思っています。

リスクをとらないテイカーに未来はありません。
リスクをとるギバーにだけ未来はやってくるのです。

すべては、日本の上司を元気にするために。

※備忘録は
「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12610088277.html


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