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滞在制作メモ(2019/09/14)

初めて関東を離れて地方で滞在制作したメモを残していきます!

どういう過ごし方をしたいかを明確にしていく

私は行く前はコンペ用の大作を出来るだけ描きまくろうと思っていたので、キャンバスがなくなるのが嫌過ぎて大量のキャンバスを持ち込んだんですが、結局使用したのは半分ぐらいでした。理由としては、滞在地での生活が楽しく、取材(リサーチ)や体験に時間を割いたからなのですが、全然後悔していません。

初めての土地じゃない場合は、制作に行くと割り切って行く事も出来たと思うのですが、同じ日本国内でもこんなにも時間の流れや生活が違うんだと思ったら、体験を持ち帰ったほうが自分の身になると感じ、私はそうしました。この辺は制作のスタンスや題材によっても感じ方は違うかもしれませんね。私がアーティストインレジデンス(滞在制作)ではなく、あくまで移住体験という名目で行ったという背景も影響しているかもしれません。あと結構、常日頃から時間の使い方を臨機応変に出来るようにゆるくスケジュールを組んでいる癖もあります。

制作中心のつもりで行ってリサーチメインに切り替えた場合、絵は想定の半分ぐらいしか描けないと思っておいたほうがいいかも。それでもいいと思う気持ちの切り替えが必要ですね。私は自宅で大作の制作が出来ないので、地方の大きい民家でやろうと思ってたわけですが、それは完成しませんでした。それでも、それよりももっと沢山の収穫と成果があったので、今回はこれでよかったです。何度も言うようですが、あくまでも自分が滞在制作しようと思ってただけで、表向きは移住体験であったので。

次回への反省点としては、持って行く画材や必要な画材がある程度絞れたので、荷物を減らしたい。もう少し成り行きではなく、制作と取材をどのぐらいするか決めてから行動すれば効率がよかったかもしれない。という感じですかね。

画材が足りない時のルート確保

これは地方ならではの悩みでした。滞在中にどうしても油絵の具が足りなくなり買い足しに行こうと思ったのですが、まず文房具屋すら近くにありませんでした。私は主にホルベイン油彩を使っていますが、別にメーカーは問わない!と探したのですが、油絵の具を取り扱ってるところが全然無いんですね。もちろんネット通販などはこのご時勢たくさんありますし、地方で制作が出来ないなんてことはないです。ただ、明日までの締め切り!足りない絵の具!みたいな状況になったとき、本当に困ることがわかりました。余裕を持った制作をすればいいだけの話なんですけどね。

以上が自分へのメモも兼ねたメモです。


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👇移住体験の経緯や滞在については👇


追伸:あと個人的に長期旅行とかにも必要そうな日用品のメモ
◆買ったもので必要すぎた
洗剤、日焼け止め(買い足した)、虫除けスプレー、ムヒ、頭痛薬EVE、靴下、タオル、洗濯ポール、Tシャツ(買い足した)、リンス
◆借りたけど持って来れた
ハサミ、セロテープ、養生テープ、爪切り、マステ、パーカー
◆買うまでもないけど欲しかった
ペットボトルカバー、保冷バッグ、シャンプー、光る腕輪、ジャージ
◆送ってもらって最高だった
スープ(たまご・味噌汁)、ウエストポーチ 、海苔

画家の傍ら自分の考えを文字にしています。 頂いたサポートは制作費用や書籍代として活用させて頂きます(^^)