マネーフォワード コーポインフラ的怒涛の2020

*こちらはマネーフォワードアドベントカレンダー2020 15日目の記事です*

みなさんこんにちは。
マネーフォワードのCIO室周辺に生息している鳥こと西村です。
コーポレートインフラグループで社内情報システム管理をしております。

さて、間違いなく誰にとっても怒涛の2020年。
しかし、私たちのような【コーポインフラ】や【情シス】の職種に就く方々にとっては

「リモートワーク環境の整備」

という形で、過去前例のないほどスポットライトが当たった年だったように思います。

そこで私からは、マネーフォワードにおけるコーポインフラ担当メンバーの一人として

・今年のコーポインフラ部署振り返り
・コーポインフラメンバーとして思う「マネーフォワードでよかったこと」

をこのnoteで紹介したいと思います

今年のコーポインフラ部署振り返り

1月：

まだ【謎の肺炎】ことコロナを遠い出来事だと思っていた頃。

社員の社内システム利用満足度を上げるべく、2020年の部署計画を立てならがら

「夏の東京オリンピック期間中はフルリモートにしないといけない※から、リモートワーク環境を見直さないといけないね〜」

なんて会話をしていました。

当時の自分にメッセージを送れるならこう言いたい。
「お前、そんなにノホホンとしてる場合ちゃうぞ！」と・・・（遠い目）

※弊社ではコロナ前からリモートワーク制度を導入し、実際に活用もされていました。
が、あくまでオフィスでのコミュニケーションを重視していたため、フルリモートとなるとさらに検討や環境整備が必要な状態でした。

2月：

日本でも市中感染が発生してきた頃。比較的早い時点で

「もし社員に感染者が出たら会社業務が止まる。前倒しでフルリモート環境を整備しよう」

との経営意思決定がされました。
刻々と変化する状況を見据えて、部署全力で様々な対応プランを検討。

最終的に2月末、パロアルト社製ネットワーク接続システムGlobalProtectを社内へリリース。
このおかげで、従来システムに比べて一般従業員が簡単に社内システムへアクセスし、リモートワークを実施できるようになりました。


3月〜：

このあたりから徐々にフルリモート開始。
部署内ではメンバーで手分けして

・2月末時点では十分にカバーできなかった社内業務への追加対応
・GlobalProtectや社員自宅のネットワーク不具合対応
・自宅にブロードバンド環境のない社員へ提供するためのモバイルルータ確保
・フルリモートに伴い活用され始めたビデオ会議ツールのセキュリティガイド作成
・内線電話、Faxのクラウド化
・VDI環境の提供（MacユーザーのためのWindows貸出機クラウド化）
・リモートワーク下での社内システム満足度・問題点調査
・新入社員の入社式フルリモート対応※

などなど、毎日のように噴出する新しい課題に次から次へと対応する日々でした。

※一生に一度である新入社員の入社式という体験をフルリモートで完遂できるよう、CIO室ITサポートチームが奔走してくれたお話はこちらもどうぞ🎉

↓↓↓

6月：〜

緊急事態宣言の解除に伴い、フルリモート体制は解除。コロナ対応で延期していた各種社内環境整備の対応も再開し始めました。

一方で、自分たちにとって【どのような働き方が良いか】の議論も全社的に重ねられた結果
「ビフォアコロナに戻さない」という会社決定に至りました。

よって、引き続きコーポインフラだけでなく会社全体で「新しい働き方」を模索し、それに対応した社内環境を提供すべく柔軟に対応を進める日々です。

・・・通常ならば、年の瀬には「年初のことなんて忘れちゃったよ〜」なんて会話をするのでしょうが。

私個人としては、今年に限っては
「今年前半のインパクトが強すぎて、今年後半に何やったのかあまり思い出せない」
状態が続いています。そろそろ頭を切り替えねば・・・😅

（↑2月末、緊急リリース後の帰宅途中の光景。先の見えない情勢で不安のなか、いつもと変わらぬ芝浦の夜景をしばらく眺めていた記憶・・・）

マネーフォワードのコーポインフラで良かったこと

大変な一年だった一方で
「コロナ禍のときにマネーフォワードにいてよかったなぁ・・・」
と何度も実感しました。

・経営層の素早い判断
危機管理本部が年初早々から最悪の事態を想定。
結果、早いうちから「フルリモートワーク環境の整備」に向け部署リソースを全力投下できるようバックアップを受けられました。

・社員の理解/協力
とはいえ事態の急速な悪化に伴い、

・リモートワーク環境に関する社内周知がギリギリに
・通常業務の遅延が発生

など、社内の皆さんには多々ご迷惑をかけてしまいました。

そんな中で心に染みたのが「人のやさしさ」

通常業務の対応が遅れそうだと連絡したら「事情は分かっている、大丈夫」とお答えをいただいたり。

土壇場のシステムリリースであちこち不具合が発生しても、社内Slackで
「ここでこんな表示が出てます！」
「こうしたら解決したのでご報告します！」
と進んでデバッグ報告してくれたり。
今思い返しても本当に「ありがたい・・・」という言葉に尽きます。

（↑社員のみなさんが進んでツールインストール不具合のデバッグ情報を持ち寄り、共有してくれた当時の様子）

・コロナ前に戻さない決断

社会の様子を見ていると
「どうやってコロナ前に戻すか」
の観点で物事が進んでいるな、と感じるときが多々あります。

他方、私はフルリモートで体調管理がしやすくなったこともあり
「漫然とコロナ前のフル出社に戻ることはやりたくないなぁ・・・」
と強く思いました。

そんな中で上記の通り「コロナ前には戻さない」との会社決定。

もちろんコーポインフラとしては
「どのように社内情報システム環境を整備していけば良いか」
も考えていかなければならない難しいミッションが増えました。

でも、言い換えれば
「自分たちの働き方をゼロベースで見直し、自分たちで作り上げている」
貴重なチャンスをゲットできたんですね。

このチャンスを逃さず楽しみながら
「新しい働き方」を実現すべく日々お仕事を進め（フォワード）ています。

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引き続きマネーフォワードのコーポレートインフラでは
withコロナ/afterコロナにふさわしいコーポレートシステム環境を模索し、実現していきたいと思います！

なお、マネーフォワードではコーポレートエンジニアを絶賛募集中です。
一緒にこのチャレンジに挑戦したい方、ぜひご応募ください。

告知

明日はデザイン部HRグループdasomさんがお送りします！お楽しみに！

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