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10代でビジネスを企画する体験をした学生のその後

フェデックスは、サービスを提供する220以上の国と地域の社会に貢献し、そこに暮らす人々に恩返しをしたいと考えています。そして会社設立50周年の2023年までに、世界で5千万人の人々に良い影響をもたらすという目標を立て、世界中の従業員が活動を行っています。

次世代の起業家精神を育成することは、フェデックスが継続的に取り組んでいる支援活動の一つです。フェデックスは1981年から、米国で若者への経済教育の機会を提供している団体、ジュニア・アチーブメント(以下、JA)を支援し、その後2007年からは日本でも、ビジネス・アイデア・コンテストなどのJAのプログラムを支援しています。

フェデックス エクスプレスの営業担当マネージング・ディレクター、ケン・マクマーンも、高校生の時に米国でビジネスを企画するJAのプログラムを経験しました。言葉や文化の異なる学生と交流し、共にビジネスを企画することに取り組むことは、ビジネスパーソンとしてキャリアを積む上で貴重な経験だと、マクマーンは語ります。JAのプログラムへの参加は、ビジネスの基礎を理解してその面白さを知るきっかけとなったのです。

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フェデックスで営業部門を率いるマクマーンは、「適切な商品を、適切な場所に、適切な時に提供すること」が、ビジネスの基礎だと言います。これを体験し、学んだのがJAのプログラムです。JAのプログラムに参加するにあたり、当時彼は、通っていた高校に売店がなかったことに注目してお菓子を販売するビジネスを企画しました。模擬企業を立ち上げて家族や友人に株主となってもらい、集めた資金で商品を仕入れては学生に販売しました。そのビジネスは好調で、株主に20%の利益を還元することができたそうです。

マクマーンは、ビジネスにおいて工夫すること、そして様々な解決策を検討することの大切さを実感しました。これは、国際輸送サービスの提案の仕事でお客様のニーズに応え続ける現在のキャリアでも重要な意識だと語ります。

JAのプログラムで貴重な経験をしたマクマーンは、現在はボランティアとしてJAのビジネス・アイデア・コンテストの審査員を務めています。学生たちが考えたビジネスのプレゼンテーションを聞いていると、彼らが商品を提供しようとする市場の社会課題の解決までも熱心に考えて、社会に求められる実現可能なビジネスを構築しようと取り組んでいる姿に心を動かされるそうです。そして、彼らが社会に出たときにどのように社会に貢献し成長していくのか、とても楽しみな気持ちになると話しています。

こちらで、マクマーンのJA プログラムでの経験談のビデオをご覧いただけます(英文のみ)

フェデックスの輸送ソリューションは、fedex.comにてご覧いただけます。