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闇雲にでも信じたよ、きちんと前に進んでるって

 昨日の仕事終わりがいつもより楽しみだったのは、実家にホテルのお弁当を届けるために彼と片道一時間のドライブに行けるということと、大学時代の友人とZoom飲み会でもしようということになっていたからだろう。

最近は、職場を早く出ることが怖くなくなった。この感覚も日によるのだが、基本わたしは周りの顔色を伺いすぎる性格なので、定時過ぎても周りの人たちが残ってると、退勤することを躊躇することが多々あった。同じ職場が年上だらけだからこその感覚なのかもしれないが、結局仕事はいくらでもあるので一時間ほど残って、「ああ今日は早く出れたのにな」と自己嫌悪に陥りながら帰路につくことが多かった。しかし心の内では、長々残業してる奴は仕事が遅いか要領が悪いと思っているので、さっと仕事をこなして職場を出れた日には自分を誇らしく思うことだってある。

BUMP OF CHICKEN がアーティストの中でいちばん好きだと胸を張って言い続けてきたが、チャマの週刊誌リーク以降、無意識のうちに少し距離を置いていた気がする。「なないろ」という新譜がまた前触れも無く発表されたとき、聞かなければという使命感からすぐにイヤホンを耳穴に押し込み、再生ボタンを押したのを覚えている。今ここに歌詞全文載せてしまいたいくらいどこを切り取っても優しさで溢れる歌詞と、キラキラしたサウンド、包み込んでくれる音楽。これこそわたしがBUMPを愛し続ける理由で、「ああやっぱり」と安堵した。同じ国で同じ時代を生きているはずなのに、藤くんが見ている世界とわたしが今見ている世界は全く別物だと思う。彼の音楽はいつも、わたしの知らない色鮮やかで優しい世界を教えてくれる。だからいつまでもBUMP OF CHICKENはいなくてはならない、唯一無二のロックバンドとして音楽シーンに降臨し続ける。彼らの音楽もきっといつか更新されず途切れてしまう日が来るんだろうけど、宝物のように大切に残された音楽たちが、この先もわたしの背中を押してくれると信じている。

前にも書いたかもしれないが、自分の周りの人たちがあまりにも平気な顔で生きているので、この状況を苦しんでいるのはわたしだけなんだろうかと不安になる。緊急事態宣言の再延長、分かっていたはずなのに、淡い期待を抱いていたせいでまたどん底へと突き落とされてしまった。会いたい人が沢山いる。コロナが明けたら、週休三日にならないだろうか。この1.2年我慢しまくった旅行・外食を若いうちになんとしてでも消化しなければならない。

正直、諦めそうになる。もう自粛辞めよっかな、友達と会ってしまおうかなって考えることもあるけど、今まで堪えてきた自分が可哀想だ。お利口さんなわたしの努力が無駄になってしまう。もう少し、もう少しと自分で自分を鼓舞しながら、今年も夏を乗り切ることにしよう。

母から新玉ねぎを貰ったので今日はカレーを作ろう。平日はなかなかゆっくり作れないので、休日にのんびり自炊するのが結構好きだったり。本当は作り置きして、仕事から帰ったらチンして食べたいけど、どうしてもジャンキーなものが食べたくなってしまうんだな〜これが。アイ ラブ マクドナルド フォーエバー。

どのくらいの人がこの記事を読んでくれているのか分からないけど、みんな自分を許すことを忘れないで。自分がちゃんと自分の頑張りを認めてあげないと。自分がいちばん自分のこと見てるからね。自分を大切に出来る人は、人のことも大切にできる。これが、わたしのモットーです。またね。

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