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【今更聞けない】マインドフルネス瞑想とは?


最近本当によく耳にする「マインドフルネス瞑想」

名前は聞いたことあるけど、実態はよくわからない。。。という方も多いのではないでしょうか?

なぜマインドフルネスが有名になったのか?

まず第一にマインドフルネス瞑想は近年多くの研究が行われていて、様々な知見が蓄積されつつあります。


その中でも、例えば不安や鬱といった精神的な症状に効果があること、

また薬物濫用や摂食障害といった身体的症状、さらにはストレス関連の症状に有益な効果をもたらすことが報告されているのです。

それから、ネガティブな気持ちが減少し、ポジティブな気持ちが上昇することも明らかにされています。

そのため、様々な場面で活用されています。(世界的に有名なあの企業でも研修の一環として取り入れられています。)


そもそもマインドフルネス瞑想ってなに?どうやるの?

マインドフルネス瞑想とは、
「思考や感情、身体の感覚に注意を集中させ、意識を向け続けること。
そしてそれらを追いかけることなく、押し殺すこともなく、ただただそれらを観察していくこと。」

と言い換えることが出来ます。

一見難しく聞こえますが、

「ある特定のことに意識を向け続けようね」

「湧き起こってくる様々な気持ちや思考に流されないでね」

というのを練習していくツールになります。



脳の活性化にもマインドフルネス瞑想がおすすめ!

いくつかの神経科学の研究では、脳の前帯状皮質と瞑想が関与していることが報告されています。

前帯状皮質とは、「脳のワーキングメモリ」とも言われ、感情や記憶の蓄積において重要な役目を果たしています。ここを活性化することで物忘れの防止や作業効率の上昇が期待できます。

ある研究によると、瞑想中に、気が散ってしまうような出来事や記憶が湧き起こった時、脳の前帯状皮質が、注意力の維持に貢献する可能性が示されたのです。

つまり、瞑想を練習すればするほど前帯状皮質は刺激され、活性化する!

脳の活性にはマインドフルネス瞑想が一押しなのです!


今や当たり前のように使われている「マインドフルネス瞑想」という言葉。

少しはイメージ湧きましたでしょうか?


本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡

「How does mindfulness meditation work? Proposing mechanisms of action from a conceptual and neural perspective」Hölzel, Britta K,
Lazar, Sara W,Gard, Tim et al,(2011)

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