RTA in Japan Summer 2024 帰ってきた魔界村の感想と今後について

この記事は

・下手くそな日本語で書かれています。
・読みやすさを考慮せず思ったことを長々と書いています。
・暗い内容が含まれています。
・私個人の強い思想が含まれている可能性があります。
・特に面白いことは書いてません。
・これを読むことにより失われる貴重な時間を保証することはできません。

それでも大丈夫な方はお進みください。



RTA in Japan Summer 2024に帰ってきた魔界村で参加しました。ご視聴ありがとうございました。このように感想を残すことをするつもりはなかったのですが、この経験によって少し考えさせられたこともあったので採用までの経緯からRiJ終了後までの出来事を少しだけ本音を交えて書いていきます。

【採用まで】
ちょうど帰ってきた魔界村のall bees (legend)の記録を詰めている頃にRiJ冬2023の応募期間が開始された。(以降今回走ったRTAのことを伝説全妖精と表記)
正直なところ、人前で何かをすることは苦手だし配信者として注目されたいとも思っていなかったのでRiJの存在は知ってはいたものの参加するつもりはなかった。むしろその時は配信のことをRTAの記録を残す手段としか思っていなく、見にくる人が少ない方がいいとすら思っていたと思う。
それでも、伝説全妖精という自分にしかできないRTAをたまたまプレイしていたこと、自分の人生を考えた時にこのような大舞台に立てるチャンスは今後来ないだろうと思ったこと、もし経験できれば今後の人生において大きな財産になるだろうと考えたことからRiJ冬2023に伝説全妖精で応募した。結果は不採用、正直なところ人口1人のRTAで知名度も低い自分が採用される可能性は相当低いと考えていたから特に悔しいとも思わなかった。
その後、伝説全妖精を詰め終わってしばらく超魔界村RTAに挑戦していたりするうちに、自分にとって2回目の応募となるRiJ夏2024の応募期間が始まった。その時はとりあえず応募はしたものの正直採用されるとも思っていなくモチベーションも大して高くない状態だった。そんなテンションだったので採用された時はかなり驚いた。この時は素直に嬉しかったしとにかく頑張ろうと思ったと思う。


【準備期間(テスト前期間)】
採用されてまず最初にやったことは解説を依頼すること。自分はプレイ中一切喋れない人間なのでこれが一番の不安要素だったと思う。このときすでにやってもらいたい人は決めてあり、依頼したところ引き受けていただけた。
そしてその次にやったことは宿の確保、これも不安要素の一つだったがなんとか予約できた。(なかなかの出費で少しへこんだ)
そして自分のプレイの方、採用されたとなればとにかく練習。まずは各ステージの精度上げ、それが満足いくレベルになれば2周目の区間練習(その区間でタイムを計って走ること)をして、それが終わった後はずっと記録狙い。7月の終わり頃から8月8日まで大学のテストがあるため、テスト前はずっと記録狙い、テスト後は通し練習をすることが自分の実力を1番伸ばし維持できると考えた。結局この期間に記録を更新することはできなかったものの、記録狙いで1周目の安定感は上がり2周目の区間練習と合わせて全体的にかなり仕上がった状態にはできたと思う。
それと同時期に、テスト勉強をしている中であまり勉強している内容に興味を持てていない自分に気づき、自分の進路や今後の人生について少し悩んで心に不穏な影がかかり始める。


【本番直前期】
テストを乗り切り(単位全部取れてた)いよいよ本番1週間前、ここから本格的にRiJに向けた準備が始まる。
まずテスト期間中にプレイできず抜けてしまった感覚を取り戻し、それが終われば通し練習、それと並行して解説の方々と打ち合わせも進めていく。個人での練習では1時間33分台や34分台を安定して出せていたものの打ち合わせではなかなかいいタイムが出せず、本番に近い状態で本来の実力を出すことの難しさに直面したまま最終打ち合わせが終わる。

【本番(前後の出来事含む)】
自分の出番は15日になってすぐ(実質14日夜)のため13日に東京へ移動。初めての東京で人の多さと交通機関の複雑さに疲れてこの日の体力の95%は移動で使い切ったと思う。
一旦ホテルに着いて荷物を置いたら下見のために会場へ。会場が思っていた雰囲気と違ってすごく賑やかで完全にアウェイではあったものの無事に下見はでき、物販でシャツを頂くこともできた。ホテルに帰ってなるべく夜更かしして就寝。
翌日午前10時に起床。予定より大幅に早く起きてしまったためとりあえず会場で雰囲気に慣れながら練習をすることにして、眠くなったらホテルに戻って昼寝をすることにした。会場の練習部屋での練習はとにかく緊張と不安でうまくいかず、練習して気分が悪くなってトイレに行くを繰り返してるうちに夕方になっていた。この時点で完全にメンタルが終わっており、全ての負の感情を一度忘れるつもりでホテルに帰って1時間程度の昼寝をとった。(よく寝れたな)
起きてもう一度会場へ。人がいる環境に慣れるために今度はラウンジで練習していたらいろんなひとから名刺をもらったり声をかけられたりした。(自分はそういう文化を知らなかったのでちょっと疲れた)
そんなこんなしてたら夜中に、人が一気に減ってほとんど自分の知り合いだけになったラウンジでだらだら話したり練習してるうちにほとんど緊張も無くなっていつも通りのテンションになっていた。
予定が前倒しになっていたので思ったより早く本番前の準備が始まり、あまり実感が湧かないまま流れで本番が始まる。本番中は特にプレッシャーを感じすぎることもなく普段通りに近い実力が出せて、タイムも1時間34分台とまずまずの結果。大きいミスはあったもののボスのひどい乱数で遅延された割にはまとめた方だと思う。
本番が終わった後は観戦に来てた知り合いとラウンジでぐだぐだ話ながら夜が明けるのを待って、日が昇る頃にホテルに戻った。この時は興奮が治ってきて疲れを一気に感じ始めたが、どこかRiJで大舞台上で走ったという実感が湧いていないようなそんな気分。(現地観戦が少なかったからかも)
そんなこんなで自分のRiJはあまり実感が湧いていないふわふわした状態で無事終わった。後日談として、実家に帰省したら父親にRiJに参加したことがバレていた。(RTAの活動は家族含めリアルの知り合いには誰にも言っていなかった) 


【RiJを通して思ったこと、自分の今後について】
正直なところ自分の想定を大きく超えてたくさんの人に見ていただけたことに驚いています。本当にありがとうございます。また、自分にこのような機会をくださった運営の方々、一緒にRiJに参加してくださった解説の方々、改めて本当にありがとうございました。
それと同時に、今回させていただいた経験から自分の中で出た一つの結論は、自分はこのようなイベントに参加することは向いてないということです。
大きく分けて理由は二つあり、まず一つ目に、自分は一発勝負の世界が苦手であるということです。もともと自分のプレイスタイルは記録狙いのためにリセットを前提とするものであり、記録がなくなれば最後まで通すことはほとんどありません。自分のRTAが好きな理由は、何千回何万回リトライしてもいいからたった一度完璧なプレイができればそれでいいという「記録狙いのゲーム性」にあり、同じRTAと言っても今回のような一発勝負の舞台でいいタイムを出すこととは大きくかけ離れていると思います。実際に、はなから記録を出すことを目的とせず、安定をとってそこそこのタイムにまとめる方向性の努力はあまり好きではないことを今回身をもって実感しました。
二つ目に、自分は多くの人が参加するイベントが苦手であることです。先述の通り自分はRTAのためだけに配信活動をしている人間であるため、多くの配信者が持っている人を集めて楽しませる能力がありません。むしろ人と関わること自体が苦手です。そんな自分であるため、本来の目的であるイベントを盛り上げることや参加して楽しむことはほとんどできていなかったと思います。自分の陰キャすぎる性格ゆえ、他の走者の方々や観戦に来ている方々とテンションが全く違っていたことを肌で感じました。自分にはあのように人を楽しませる能力はないし楽しむ能力もない、言ってしまうと住む世界が違うという感じでした。
というのが自分がRiJに参加した本音です。これはあくまで自分には向いていなかった、合わなかったという話であり、RiJ自体を批判する意図は一切ありません。今後RiJに参加するつもりで少し似たところがあったという方は負の人間側の経験談として参考になるかもしれません。

今回のRiJ参加の経験は自分の人生においてとても大きな財産であることは間違いないのですが、それとは別に色々考えた結果、これを機にRTAから距離を置こうかなと考えています。これにも理由が三つあって、一つは今の自分にとって心地よい場所はRTA界隈ではないかなと思ったからです。RTAは記録を残す関係上配信でやることがほぼ前提であるため人との関わりが非常に大きい要素となっていると思います。少し前までは数人の友達と仲良くしながら静かにのんびりRTAに取り組むこともできましたが、今の自分はそこそこ人口が多い超魔界村RTAのランカーでありRTA in Japanにも出た人になっています。もう誰からも注目されずに自分のやりたいようにやることは難しい立場になっていると思います。RTAの1人で黙々と繰り返し練習して上手くなるゲーム性が好きだっただけの自分にはその人との関わりが億劫に感じてしまい、RTAを続けることにあまり乗り気になれない状態になってしまいました。これもRTA界隈に対する批判ではなく、自分には合わなかったということだけは誤解のないようお願いします。
二つ目はやりたいRTAがなくなってしまったことです。今までやってきた複数の魔界村のRTA、どれも更新余地は残っているものの今は自分の限界を超えた限界の記録をさらに更新する元気がありません。いわゆる燃え尽き症候群のような状態であり、今は努力を必要としない普通のゲームをのんびり遊びたいという状態になっています。
三つ目に今後リアルが忙しくなるからです。今のモチベでは今後忙しくなる学業に差し障りない中途半端なレベルでRTAを継続することは難しいと判断しました。
以上を理由にRTAからは離れるつもりです。人生を一度大きく切り替えるため、名前だけが一人歩きすることが嫌なため勝手ながらfchika_20201の名前がついたアカウントは全て消すことにしました。(というか消しました)
最後まで読んでいただきありがとうございました。自分はここでドロップアウトすることになりますが、今後もRTA界隈およびRTA in JapanなどのRTAイベントが盛り上がっていくことを願っています。



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