見出し画像

期待をしないこと


恋人にダメ出しされた点を書き留めたnoteを読み返したのですが、一向に直ってない。直す気があるのかね、私は。「期待するのをやめた」とは昔つきあてったひとに言われた言葉で、お互い自立はしていても、心のどこかで構ってほしい、こっちを向いてほしいと考える相手からすると、私の存在は煮ても焼いても叩いても引っ張ってもうんともすんともいわない地蔵だったんじゃないかしら。「あなたに期待しすぎるからかなわなくて、悲しくて八つ当たりしてしまう、無限ループは意味がない」といわれたとき「やっと気づいたの、ひとに期待なんてしちゃだめですよ」「どんなに思いを伝えても与えても結局受ける側にすべてが委ねられる。そこを変えるすべはない」と返した話を友人にしたら、ひとの心がないとののしられた。そうですね。そうですね…。

このペシミスティックな思想はつまるところ「だから私は貝になりたい」に繋がっていく。新しきを学ばず自分の世界を狭めるだけ首がしまるので、最悪なやり口だと自覚はしている。けれど、なかなか直せない。

「手ごたえがないとさみしいよね」「ひとはyesでもnoでもフィードバックがほしい生き物」とはひとまわり違う上司のお言葉。ふつうはそうなんですね。自分は聞き上手だとは思う。でも相手の願う回答なんて全然出せない、渡せない。だれかと繋がりたいなら、相応の努力はしなきゃだめだ。妥協も、自分を変えることも必要。齢40を前にこれほど難しいことはないと、日々頭を抱えている。


いただいたサポート費用はnoteのお供のコーヒー、noteコンテンツのネタ、映画に投資します!こんなこと書いてほしい、なリクエストもお待ちしております。