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食事の話。

食い意地がはっているほうだと思う。食をテーマにした映画はよくおぼえているし、エッセイはお気に入りが多く、引越しの度に捨てられない。


必要に迫られない限りめったに外食しないくせに、するときは「ココ!」と決めて、ひとりまたはふたりでレストランへ行くことにしている。食べログにもレビュー投稿してるが、なぜか書き込む先からつぶれて?いき、いまやお気に入りの1/3が閉店しているので、しばらくレビューするなと言われ…。こないだも恵比寿のお気に入りTori Doriが6月末でなくなってしまい、呆然としました。涙。


こちらが食べ物エッセイ一覧。現存するお店や国内外のレポ満載の作品ばかりで、読み応えあり。「悪女の美食術」はフランス料理、「女たちよ!」は人生全般がテーマだけれども、皮肉でウィットに飛んだ蘊蓄まみれで面白い。

イシコ「世界一周ひとりメシ」

深田祐介「地球味な旅」

開高健、吉行淳之介「対談:美酒について」

伊丹十三「女たちよ!」

福田和也「悪女の美食術」

アダム・リース・ゴウルナー「フルーツ・ハンター」

以下コミック

秀良子「おしゃべりは、朝食のあとで。」

平松洋子、谷口ジロー「サンドウィッチは銀座で」

中村明日美子、榎田ユウリ「先生のおとりよせ」

よしながふみ「愛がなくても喰ってゆけます。」


ほかにも、食べ物が印象的な映画たち。

「南極料理人」堺雅人が南極探検隊のシェフ。2時間ずっと眼福です。巨大海老フライとらーめんは正義!

「大統領の料理人」見目麗しいフレンチが堪能できます。サントノレ、クレーム・メメ(おばあちゃんのクリーム)、ペドゥ・ノンヌ(尼さんのおなら)、サーモンのファルシ(キャベツ包み)。尼さんのおならってひどいね。

「天空の城ラピュタ」青リンゴ半分こと目玉焼きのせトーストは、いまだにやる。ジブリはなんでも美味しそうなのよね。

「しあわせのパン」大泉洋の笑顔+ホットミルク+パンのトリプルコンボにやられました。家のご近所にあるパン屋(ゴンノベーカリー)、雰囲気がにているのでよくいきます。

「OZ -Return to OZ-」オズの魔法使い番外編。日本版DVD化していない名作。水銀のホットチョコレートと、月光石のタルト、ハムサンドがはいっている木の実ランチボックスは幼心の思い出。

「マダム・イン・ニューヨーク」主人公のつくるヒヨコ豆のお菓子ラドゥがとことん美味しそう。英語料理教室 Niki's Kitchen 料理映画リンクでも紹介あり。「マダム・イン・ニューヨーク」インドのハッピームービー!


先日、「アデル、ブルーは熱い色」を見たとき、アデルの食卓に何度か出てきたスパゲティ・ボロネーゼを無性に食べたくなった。食と色気は断然結びついてる、と素直に納得。ちょうどよいレシピがあったので、週末にでもつくってみよう。以上!


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