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カタールW杯ベスト8!注目して欲しい男たち!

こちらのツイートに感化されてこの記事を書きました!

残念ながら日本代表は惜しくもベスト16の壁を越えることは出来ませんでしたね…しかしW杯はまだまだ続きます。

カタールW杯ラウンド16全8試合を見た私が!是非注目して欲しい男たちをピックアップしてみました!

ベスト8に名を連ねた国の特徴!そして注目選手を解説しました!

まだまだW杯盛り上がっていきましょう!

※皆さんの注目選手がいたら教えて下さい!
※コメント、Twitterで教えてくださいね!

🇳🇱アケとティンバー

ラウンド16ではアメリカと対戦。
アメリカの前からの積極的なプレスや組織的なビルドアップにより、オランダは劣勢になる時間帯もあった。

しかし2つの列落ちによってアメリカのプレスが届かないエリアを作り、優位性を作ってボールを前進させた。終わってみれば3得点を奪いラウンド8の切符を手にしたオレンジ軍団🍊

そして私がオススメするオランダの選手は3CBの両サイドを担う2人。

オランダの3CBのど真ん中を務めるは世界最高のCBファン・ダイク。そしてその脇に立つのがナタン・アケとユリエン・ティンバーだ。

オランダのベンチにはデ・リフトやデ・フライトと言った実力も知名度の高いDFがいる。それを押し退けてなぜ?アケとティンバーがスタメンに選ばれる意味は試合をみればすぐに分かるはずだ。

なぜファン・ハール監督はアケとティンバーを3CBのサイドに選ぶのか?

それはSBも出来る選手というのがキーワードになっているように私は感じる。

オランダのボール非保持のベースは5バックを形成。

しかしオランダのWBは縦のスライドをして前に出てプレッシングを見せるのもこのチームの特徴の一つ。そうなった時にDFラインのサイドにスペースが生まれる。

また前線の選手たちが前向きになるとオランダのWBは大外へ一気に駆け上がり攻撃参加。オランダの両WB共々、相手のペナルティに入り込むこともしばしば!

攻守でWBが自分の持ち場を離れるオランダ代表。その時スペースを埋めるのは3バックのサイドに入る選手になる。このことを踏まえるとSBも出来るアケとティンバーは適任なのだ。

5バックで守る時もあれば4バックで守る時も。時には3バックで守る事も求められる。SBも出来るアケとティンバーが3バックに居てくれるからこそ、オランダは状況に応じて色んな形へ変形出来るとみている。

そして彼らがのびのびプレー出来るのはやっぱり、最終ラインの中央にファン・ダイクさんがドスっと立ってくれることが大きい。

ボール保持での可変システムはよくフォーカスされるが、オランダはボール非保持でもあらゆる形に可変するチームになっている。

是非そんな所も注目してみて欲しい。

🇦🇷アルバレスとデ・パウル

初戦でサウジアラビアにまさかの敗戦を喫してしまったアルゼンチン代表。

しかし彼らはその負けを引きづらずに、そこから毎試合毎試合、最適解を導き出し試合を重ねるごとの団結していっている。

ラウンド16ではオーストラリアの諦めないプレーを退け準々決勝へと駒を進めた。

そしてアルゼンチンがこの大会で完全にハマった!とラストピースになったのがフリアン・アルバレスだ。

グループリーグ最終節からスタメンの座をゲットしたアルバレスがアルゼンチンを更なる高みへ。スタメンの2試合どちらでもゴールを決めている。

そしてもう1人がロドリゴ・デ・パウルに注目して欲しい。4-4-2のシステムから大会中に4-3-3へシフトしたアルゼンチン。

そこでデ・パウルは持ち場を一列上げてIHを務めることに。これが彼の良さをより引き出すことに。

中央に立ち止まるCHよりも、より走り回れるようになったIHの方が彼の運動量、ボールへ出る力がより解放された。

そしてアルゼンチンと言えば神の子メッシに注目しないわけにはいかない。今大会でもチームを救うゴールをここまで3点奪っている。

アルゼンチンはいかにメッシを気持ちよくプレーさせ、そして彼の守備力をどう補完するかで勝敗を左右するポイントに。

そのキーマンであり、メッシを最大化させる男たちがこの2人と言うわけだ。

メッシが下がってボールを受ければそのエリアに入りバランスを保つ。守備ではメッシの分まで走りまくって穴を開けない。

印象的だったのは何と言ってもラウンド16オーストラリア戦で見せた2点目だろう。

2人のプレッシングで奪い去った、魂こもるゴールだった。

メッシの為に命を削る男たちに是非注目して欲しい。


🇭🇷 W杯で一番走る男

日本が惜しくもラウンド16で敗れたクロアチア。PK戦まで死闘を繰り広げた両チーム。

その中でモドリッチやコヴァチッチというクロアチアの主力は疲労を隠せずにベンチに下がる中、決して走ることをやめなかった男がいる。

その男はマルセロ・ブロゾビッチだ。

中盤の底でプレーするブロゾビッチは、試合開始から日本のプレスを掻い潜るキーマンとなった。ボールを左右に動かし揺さぶり続けた。

守備になれば周りの選手たちのヘルプに120分間走り続けた。この試合彼が走った走行距離は

16.64km

そしてPK戦ではど真ん中に蹴り込み完全に流れをクロアチアに引き寄せてラウンド8への切符をもたらした。

W杯で一番走る男に注目だ。

🇧🇷もう全員。ベンチも全員。

ブラジルの注目選手は?そりゃもう全員ですよ。エースのネイマールに注目は当然集まるが、彼の活躍が霞むほど他の選手たちも躍動している。

それは攻撃だけでなく守備の局面でもね。

右SBにミリトン。2CBにマルキーニョスとチアゴ・シウバ。GKアリソンが立ちはだかる。もうずるすぎ。攻撃力に負けないチート級の守備力も注目。

そして一人一人の高すぎる質に加えて、配置で相殴る事もしてくるから相手チームはなお厄介。

ラウンド16では韓国相手に前半だけで4得点を奪って一気に勝負を決めてしまった。

この試合左SBダニーロがビルドアップではインサイドに入って偽SB発動。それに合わせて全体の陣形を3-2-5に可変し韓国の4-4-2システムに対し配置での優位性も作り出してみせた。

守備では右WGのハフィーニャがやっぱり効いている。リーズ時代ビエルサに鍛えられているだけあり、しっかり最終ラインまで下がって守備もする。このアクションが地味だが相手の攻撃阻止するきっかけとなっている。

今のブラジルから隙を見つけるのは非常に難しい。それほどの完成度、チームとしての団結感がある。全ての局面、全ての選手に大注目だ!

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿カイル・ウォーカー

ラウンド16に入ってもう一つギアを上げたフットボール発祥の国。

十分なターンオーバーも行いながら、しっかりと勝ち上がってきているイングランド。チームは尻上がりによくなっている印象:

まだまだ色んな手札を隠し持っているのがまた他のチームにとっては不気味であり、彼らの強みだ。

(準優勝したEUROでは3バックをベースにしていたので、いざとなればそんな戦い方も見せるのか?とワクワクしている。あとはセットプレーね。前回のW杯ではセットプレーから得点取りまくってたからね。次は繰り出す予感!)

イングランドがラウンド8で対戦するのhs世界王者フランス。ラウンド8の4試合の中で1番の注目カードになりそうだ。

そしてこの試合キーマンとなるのは右SBカイル・ウォーカーだろ。

W杯前怪我の状態が心配され、ぎりぎりで選出されたウォーカー。

グループリーグでも1戦目、2戦目はパス。そして第3戦から帰ってこれたウォーカー。コンディションも試合を重ねるごとに上向き。

そして迎えるフランス戦。カイル・ウォーカーがフランスのエース.キリアン・エムバペを止められるかどうかが、この試合の結果を大きく左右するだろう。

世界一のアタッカーvs世界一のストッパーSBの肉弾戦は大注目だ。

サウスゲート監督が怪我を抱えてでも、コンディションに心配があった状態であっても、カイル・ウォーカーを選んだ意味がここから先いよいよ証明されるはずだ。

🇫🇷アドリアン・ラビオ

188cmの長身MFラビオ。フランス代表で挙げるべきタレントは他にもうじゃうじゃいるだろう。そんな中私はなぜラビオを選んだのか?

それはスーパーエースを際立てるキーマンだからだ。攻守で一番エムバペの近くにいるのがこの男だからだ。

エムバペは守備局面になると守備はほとんどしない。免除状態。自分の持ち場である左のアウトサイドからいなくなることはない。よってフランス代表のボール非保持の陣形は歪な4-4-2になっている。

ここから先、そのアドバンテージを狙ってくる対戦チームは出てくるはずだ。その時ラビオの守備貢献は欠かせないだろう。

スーパーエースの守備力を補完し、いかに気持ちよくプレーさせるか。それはW杯連覇という偉業を達成する上で欠かせないポイントになるはずだ。そのキーマンがアドリアン・ラビオだと思っている。

🇲🇦ソフィアン・アムラバト

ラウンド16で1番の衝撃を与えたのは、W杯優勝経験も持つスペイン代表をPK戦の末に撃ち破ったモロッコだろう。

モロッコはスペインの猛攻を120分凌ぎ最後はPK戦の末大金星を挙げた。

スペインを無失点に抑えただけでなく、モロッコが今大会奪われたゴールは僅か1と堅守もチームの特徴の一つ。

その中心はもちろんGKヤシン・ブヌだろう。セビージャの守護神でもあるブヌは昨シーズンラ・リーガで1試合平均の失点数が1番少なかったGKに贈られるサモラ賞を受賞。

そんな世界最高のGKがモロッコのゴールマウスを守るからこそのここまでの失点数だろ。

そしてそんなモロッコの堅守を支えるもう1人の男にも是非注目して欲しい。

ソフィアン・アムラバト

中盤の底で相手の攻撃をシャットアウト。ボールを受ければそう簡単にはボールを奪われない。縦へ推進力も持つモロッコのダイナモだ。

今大会の活躍は認められて多くのオファーが届いているようだ。

ラウンド8で対戦するはポルトガル。目まぐるしくポジションを変えるポルトガルの中盤を止められるのか?アムラバトの仕事は今まで以上に多くなりそうだ。

🇵🇹マンチェスターコンビ🤝

ラウンド16堅守を誇るスイスに対し圧巻の6ゴールを奪って勝ち上がったポルトガル。

この試合スーパーエース.ロナウドはベンチスタート。代わりにスタメンに抜擢された21歳のゴンサロ・ラモスがハットトリックの大活躍。

ニュースターも現れたチームは更に勢いに乗っている。

当然CR7には世界が注目しているが、私が注目すべき選手はマンチェスターでプレーする2人の男だ。

マンチェスター・シティのベルナルド・シウバとマンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスだ。

この2人がピッチ場の問題を全て解決してしまう。

ビルドアップもプレッシングもフィニッシュワークも全部この2人が解決しちゃう。状況を把握する眼。運動量。技術。色んな要素兼ね備えてるマンチェスターコンビ🤝そこにJ・フェリックスもビルドアップ関与して剥がすからなお厄介。

この2人が状況に応じて絶え間なく動き続ける。だからこそ今大会のポルトガルはいい意味で説明が難しいチームとなっている。

相手の出方に合わせてその都度最適解のプレー、立ち位置とる。よく人が動くことで相手は捕まえられない。よく動くとバランスが崩れるデメリットもあるけど、それは見られず。配置を動かしながら配置を整える。バランスも保つ。

普段はマンチェスターでバチバチやり合っている2人が、W杯という夢舞台では手を取り合って団結する。

彼ら2人が解決出来ない問題は今大会の現れるのか?

マンチェスターコンビから目を離すな!そう言ってもきっと目を離しちゃいますよ。それが今のポルトガルの魅力ですから。

▪️おわり

さぁいよいよカタールW杯も準々決勝!このベスト4をかけた戦いが1番面白いかもしれないぞ!皆さん2日W杯から休養を頂いて体力も回復したはずです!

より一層盛り上がっていきましょう!

皆さんの注目選手教えてください!

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