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ためになるかどうかわからない個人的キャリア論

こんにちは、favyのしげさんです。
久々のnoteでございます。

今回は主観だらけ、ためになるかどうかわからない私のキャリア論・仕事論をダラダラ書こうと思います。
暇つぶしにどうぞご覧ください。

今までにTwitterとかで呟いた内容も多数あると思うので、私の熱烈なファンの方には「またあの話かよ」って思われるかもしれません。

コロコロ色んな仕事をしてきたので全ての仕事には触れる事ができませんが、自分の考え方の基盤になった経験を書いていきます。


私の仕事の原体験

高校時代から色々アルバイトをしてきましたが、「仕事」としての原体験は大学時代に始めたガソリンスタンドでのアルバイトだと思います。
今はどうなのかわかりませんが、当時はガソリン価格が暴落していて、ガソリンだけでは利益が出ない時代。洗車やオイル交換などを売って利益を出さなければいけませんでした。
ガソリン含め全ての商品の原価と売価、利益を各自計算し、自分の時給の倍の利益を出す事を目標として設定されていました。
もちろんそこには家賃や光熱費、事務スタッフの給与など様々なコストが含まれている事がわかっていましたので、「時給の倍」という目標には特段疑問は持ちませんでした。

ここで経験した事は色々ありますが、「事業を継続するために必要なコスト」という考え方を身につけられた事が大きいと思います。

あと、主任はすごくいい人で大好きだったんですが、その上の人がすごく苦手でした。当時はそんな単語はありませんでしたが、今で言うパワハラの塊のような人でした。
バイトを辞める決断はしたんですが、結果を出さずに辞めるのは悔しかったので、目標の倍近い利益を出した月末に辞めてやりました。

コールセンターでの経験

20代後半の頃、大手コールセンター企業に入社しました。「入社」と言ってもアルバイトで、1年後に契約社員にはなりましたが在籍していた8年間、正社員にはなれませんでした。
財閥系の一部上場企業だったので内部登用のハードルが高かったのもありますし、当時の自分は実力も不足していたと思います。

かなり大規模なブースだったので最盛期は200席程度あり、私はその中でSV、MGRなど管理者ポジションを経験させてもらえました。
色々なタイプの上司に、たくさんの基礎を叩き込んでもらったのもこの職場です。

・頑張ったかどうかは評価しない。頑張らなくても結果出した人が評価される。
・コンプラは守れ。突っ込みどころのない仕事をしろ。
・怒るな。叱れ。
・ごまかそうとしても無駄。みんな通って来た道だから、お前の浅い考えはすぐに見抜かれる。
・人を育てられないと上には行けない。
・「何が足りないか?」を聞きたくても聞くな。自分で気付けないと成長出来ない。
・ミスを後悔してる時間はない。反省はしろ。

などなど、未だに自分の仕事のスタンスのベースになっているものがたくさんあります。

あと、社会に出たら年齢なんて関係ないと思ったのもこの頃でした。
もちろん、年上を敬う必要がない、という意味ではないです。いかに結果を残したかが全てであって、結果を残せたら年齢は関係なく評価される、という意味です。
実際、私が見ていたチームには年上の人もたくさんいて、その人たちを指導しなければいけない立場でもありました。年齢で物怖じしてしまっていると仕事にならない環境だったわけです。

あと、ここで経験した数多くの顧客対応は、今も自分の自信になっています。
某インターネット関連企業の総合受付だったのですが、毎日途方に暮れる数のクレームがあり、私は朝から晩までひたすらクレーム対応をしていました。思い出すと食道が酸っぱくなります。
色んなタイプのお客様がいたので、話し方などでタイプを見分け、どんな対応をすれば良いのかを判断出来るようになりました。
※このノウハウはいつかセミナーなどで公開したいと思ってます。オファーお待ちしてます。

スタートアップでの経験

今は創業4年半のスタートアップで働いています。
社長も年下、直属の上司は一回り以上年下、役員もほぼ全員年下という環境です。
会社のバリューやミッションに強く共感して入社したのですが、デジマケやアドテクなどの知識も経験もゼロの私はわからない事だらけです。
そして周りはその分野でずっと第一線でやって来た人だらけ。

自分がここで何が出来るのか?どんな結果を出せばいいのか?
結構落ち込んで悩んだ時期もありました。
行動にまでは移しませんでしたが、転職について考えた事もありました。

今、思っていること

こんな感じの43歳。
今はこんなことを思って仕事をしています。

プライドは使い分ける

ヘラヘラしてるように見えるしげさんですが、一応プライドらしきものはあります。
でも、成長する為に不要なプライドは捨てるように心がけています。
私の中で、「年齢」というプライドは捨てました。自分に年下の部下がいた経験もあるので、年下の上司がいる事には抵抗はないです。
自分よりも仕事が出来る人なのであれば、年齢がどうであろうと自分より評価が高いのは当然だと思ってます。

話は少し逸れますが、仮に自分の目から見て「何故この人がこんなに高い評価をされているんだろう?」という人がいたとしたら、その人に対する上長の態度や言動をチェックすべきだと思います。
評価が適切である前提ではありますが、「その人にあって自分にはないもの」が会社が求めているもののはずです。

話を戻して、私は顧客対応という仕事に対してはプライドを持って臨んでいます。
電話だけではなくメールや書面なども含め、慢心はしないようにはしていますが、「これは社内の誰にも負けない」という自負があります。
全てではないものの、仕事におけるアイデンティティの一つです。

何かを成し遂げる

これは転職を考えた時に思ったことです。
仮に私が面接を受けたとして、採用してもらえるだけの何かがあるのか?というのは、この先のキャリアを考える上で大事だと考えています。
その「何か」というのは、イコール仕事での成果です。肩書きの事ではありません。
昇進して得た肩書きであれば成果ですが、入った時点で与えられた肩書きは成果ではないと思ってます。
「favyのCSでマネージャーとして入社してマネージャーをやってました」だけでは、他の企業が欲しい人材たり得ない。「インサイドセールスのチームも見てました」でも全然足りない。
実際に自分がそこで何をして、どんな結果を出したのかが無ければ、特にこの歳のオッさんを採用したい企業なんてありません。

「どこに行っても」必要とされる人になる

もちろん、現職以前のキャリアを元にして転職する事は出来ると思います。
しかし、現職で結果が出ていなければ結局ネガティブな転職になってしまいますし、採用担当者の目は節穴ではないので、取り繕っても絶対に見抜かれます。

であれば、今の仕事を一生懸命やって、結果を出すしか無い、というのが持論です。転職云々を抜きにしても、結果を出せば今の会社で評価されるはずです。

何が成果なのかは職種によって違うと思いますが、相対的なものではなく絶対的なものの方がいいと思います。
例えば営業職であれば「◯人中1位になった(実は達成率80%だけど)」という人よりも「全体の達成率が平均90%の中150%達成。153%の人に及ばず2位だった。」人の方が、潰しの効く実力だと思うんです。
前者はたまたまその会社だったから1位になれた可能性があるけど、後者は恐らくどんな環境でもしっかりと結果を出せる人だと思います。

そして、そうなる実力をつける事だけではなく、自分の出した成果が客観的に(外部から)見て評価に値するものなのかどうかを考えられるようになる事もすごく大事だと思います。

最後に

まとまりのない文を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
色々書きましたが、私は今は転職する気はありません。会社が好きなのもありますが、何も成し遂げたと思えていないからです。
職務経歴書のfavyの欄に堂々と書けるものがないです。

仮に今後favyがすごく有名になったとして、そのタイミングで転職しようとした時に「favyのCSとISをやってた人」という評価をしてもらえるかもしれません。でもそれは会社の名前に対する評価であって、自分の成果に対する評価ではないと思っています。
なので、「favyのCSとISでこんな成果を出した人」と言われるように、日々精進したいと思います。


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