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ヒロトとマーシーに学ぶロックな生き方

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世の中は、ロックかロックじゃないかの2つに1つ。ヒロトとマーシーの曲やスタンスから、ロックor非ロックの境界を見つけ、そしてそこから人生に役立つ何かを考える。そんなマガジンです。
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記事一覧

今夜僕は叫んでやる 王様は裸じゃないか/裸の王様

今夜僕は叫んでやる 王様は裸じゃないか/裸の王様

ロックンロール史に燦然と輝くTHE BLUE HEARTSのファーストアルバム『THE BLUE HEARTS』。『未来は僕らの手の中』、『終わらない歌』、『少年の詩』、『リンダリンダ』など、ライブやカラオケでド定番の超名曲と並んで、『裸の王様』という曲がある。

タイトル通りアンデルセン童話の『裸の王様』をモチーフに、初期ブルーハーツらしいど直球な歌詞。ストレートが速くないと変化球は生きない。

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ハックルベリーに会いにいく/1000のバイオリン

ハックルベリーに会いにいく/1000のバイオリン

ヒロトとマーシーに学ぶシリーズ、今回は、自分史上において、世の中に存在するあらゆる曲の中でダントツ最高の視聴回数を誇る曲『1000のバイオリン』。

THE BLUE HEARTS後期の名曲で、曲調もメロディも歌詞もパフォーマンスも、有無を言わせぬカッコよさ。年代的にブルーハーツのライブには行ったことはなく、CDやYouTubeでの視聴だけ。それでこのハマり様なんだから、生でこれを観たことある人た

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正しい道だけを選んで、選んでるうちに日が暮れて/罪と罰

正しい道だけを選んで、選んでるうちに日が暮れて/罪と罰

AかBか、右か左か選ばなければいけないことは、さまざまなシーンで訪れる。そんなとき、一番やっちゃいけないことは、正しい道だけを選ぼうとして立ち止まって、考え続けても答えが出ず、動かざること山の如しになってしまうこと。

THE HIGH-LOWSの『罪と罰』は、そんなごちゃごちゃ考えるだけで行動に移せない派の人たちのことを、有罪で重罪と気持ちいいくらい断じてくれています。

正しい道だけを選ん

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見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる/TRAIN-TRAIN

見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる/TRAIN-TRAIN

1985年のブルーハーツ結成から2018年クロマニヨンズの最新シングル『生きる』まで三十と余年、片時もロックンロールを忘れず、離れず、ロックの道を歩み続けている無敵コンビ 甲本ヒロトと真島昌利(マーシー)。

鼓膜を突き破って、僕の胸に突き刺さった2人のロックンロール。それは、いつでも14才に戻れる装置として今なお、僕のiTunes再生回数ランキングで上位独占、不動の位置を占めています。

※再生

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