「 端くれと 」

意味に味を込めた 欲望には願い込めた

願望になりたかった


神さまにも内緒にした僕の夢
消えてしまったら何処へゆくの?

カラスだけは知ってる気がした
死を告げる役人だと信じていたから


僕は灰になる カラスに連れられ
這い回る 世界を

かけらになって
たんぽぽのように あるいは手紙のように
今日も誰か あなたのもとへ


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