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凡才が大学を飛び級卒業する為の現実的な方法論

飛び級で卒業する事は、必ずしも良い事では無い。だが、このnoteを読んでいる皆さんは、何らかの理由で早期卒業に興味があるのだろうから、わずらわしい御託は後回しだ。取り敢えず、大学を3年で卒業した私が実践した事を説明していきます。

私の大学では、累計のGPAが3.6/4以上の学生に早期卒業の資格が与えられるので、これを前提とします。うちの大学の基準だと10科目取ったとき、6個のS、4個のAを取らなくてはいけないので結構シビアですよね。

1. 早期卒業制度がある大学(学部)に進学する

あたりまえすぎる。笑
けど、この制度が無い学校も結構多いんじゃないかな?だからもし読者が受験生ならば、学校のサイトなんかをよく調べて制度の有無を確認すべきである。

2. 戦略的に授業を取る

これは、できるだけ楽な授業を取る、という意味では全大学生が同じであろう。しかし、早期卒業を狙う者たちと、なんとか進級を狙う者たちでは「楽」の意味合いが違うのだ。周りが取り敢えず合格点をくれる教授を探している一方で、我々はS評価を取りやすい授業を探さなければいけない。選択を難しくさせるのは、得意・好きな科目と、好成績を取りやすい授業は必ずしも一致しないという事だ。

a. 評価基準をチェックする

基本的には出席点の割合が高い方が良いが、授業の競争率が高くなりがちなのでそもそも履修出来ないという最悪のケースも考慮すべきである。

グループプレゼンなんかがある場合は要注意である。自分だけ頑張っても意味ないからね。それに、(経験則でしかないが)プレゼンは7,8割の点数は貰えても満点をとることは厳しい。我々は基本的に満点を取りにいかなければいけないのだ(S評価=90/100点)。

成績の大きな割合を占める事が多い試験orレポートだが、これら二つは自分の努力次第で満点をとることが可能であるし、自分的に負担感の少ないほうを重視すればよいと思う。

b. 時間割をチェックする

時間帯というのは、じつはかなり成績に関係している。例えば、一限や最終コマの授業は受講したい学生が少ないので、それらのコマに理想的な評価基準の授業がある場合は最優先に履修を目指すべきだ。

単純にスケジュール的な意味でも重要で、例えば自分は午前中の2コマを履修し、午後からは自宅または図書館で自習、というスケジュールを好んで立てた。

他にも、連続で履修した場合のテストへの影響なども考慮しなければならない。

3. 戦略的に授業を受ける

a. 授業とてテスト勉強の一環とみなす

テスト勉強やプレゼン作りを念頭に置いて授業を受ける。べつに一字一句聞き漏らすなという意味ではない。教科書やパワポの内容を読み上げているだけの授業はなんなら聞かなくてよい。

重要なのはどこにも書いてない事しゃべるじゃんあいつ、みたいな教授の授業での対応である。せめて後から理解できるように、情報のソースだけでもメモっておくことが重要である。最悪の場合は録音/録画かな。復習が悲惨なことになるけど一番確実だしね。

b. 教授に気に入られる

カジュアルな言い方をしたけど、要は質問や発表をたくさんするって事なので成績に直接かかわっていることは言うまでもない。お土産をあげるとかはたぶん意味がない。やったことないので知らんけど

c. たまに自分の成績を計算してみる

もし学期の途中にS評価が確定した授業があるならば、他の科目の勉強に時間を回すべきなので。

4. 予習・復習・課題をやる

課題に関しては当たり前のことだが、大学生になった途端出来なくなる奴が多い。お酒を飲んで退化しちゃうのかなぁ。

予習はあまり気張らずなんとなく次やる内容を知っておく程度、復習もテスト勉強の為の要点整理をする程度で良い。

5. 勉強のできる友達を作る 

もちろん勉強ができないお友達も大切だが、少なくとも飛び級卒業の観点からは彼らの価値は低い。それよりは、分からない所を質問できたり、互いにライバル意識を持つことができる相手を一人は見つけ出すべきだろう。

6. ソーシャルライフの量は減らすが、質は下げない

私は今、画面の前のあなたに、ただのガリ勉野郎だと思われていると思う。まあガリ勉かもしれないけど、「ただの」は誤解だ。というか受験もない大学生の時期にひたすら勉強だけをやるなんていうのは、我々普通の人間には無理である。実際、やろうとしたがストレスでおかしくなりかけた。

そして私は勉強メインの生活を送りつつも、それ以外の事もきちんと楽しむという事を次第に覚えていった。サークルは入らなかったが学外の仲間とバンドをしていたし、家庭教師のバイトもした。月2くらいのペースで飲みに行って、夏休みは半分近くを旅行に費やした。こうやってみると十分遊んでない??

いつから卒業を意識すべきか

理想的にはもちろん始めから、である。しかし一年生の時は、必修科目が多かったり(=自分好みの授業を取れない)、新しい生活に慣れなかったりで実は成績を取るのが難しい時期なので現実的には2年生からの勝負になると思う。

伝えたいことはこんなもんかな。

コメント:

頭のよい人たちはもっとうまくやるんだろうけど、我ら凡才は出来るとこを効率的に、且つ最高のパフォーマンスでやってくしかないです。質問受け付けます。頑張って後輩たちー

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