痛みについて勉強しなおす(22)---「New scientst」で”痛み”の特集がされていました---

今週号の「New Scientist」誌では痛みについての特集が組まれていました。


このブログの有料読者の皆様には特に目新しい情報はないですが、もしブログ読者の方々で徒手療法界の悪しき伝統「構造主義的治療」を止め、痛みの科学に基づくアドバイスとクライアントのQOLを向上させるような手技でクライアントに寄り添うような治療方針に変えた人達にとって、このNew Scientist誌を買って治療室とかに置いておくと、自身の治療方針の説得力をクライアントにもっとアピールできると思います(笑)。(PS. この号の他の部分でちらっと触れてあったのですが、つい最近発表された前十字靭帯断裂の話が凄く興味深いです。前十字靭帯断裂の治療法、リハビリが大きく変わる可能性大です!

(*)「構造主義的治療」とは世界の徒手療法界にいまだに蔓延る悪しき伝統、「関節が(微妙に)歪んでいる」、「筋肉が凝っている(硬い)」、「気の流れが滞っている」などの全く科学的に証明されていない事を根拠に、それを治すかのように振る舞う治療、行為です。

今回の特集の中で、唯一これまでのブログで紹介してなかった事柄が「男性と女性の痛みの感じ方の違い」でした。面白かったので簡単に紹介すると

ここから先は

819字
このマガジンを購入すると、更新記事はずっと追加料金なしでよむことができます。またコメントもできますので、書籍とは違い、読者とのインターアクションも積極的に行っていきたいと思います。よろしくお願いします。

ファシアについて徒手療法家が知っておくべき情報を随時更新していきます。またファシアに限らず徒手療法に関する事柄も随時追加していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?