【予言】MCUはヤング・アベンジャーズを導入する


 ども。
 皆さん知ってます?ヤング・アベンジャーズ
 超ざっくり説明すると、諸々あって解散したアベンジャーズに代わってティーンズ4人が平和を守るぜ!!いつの間にかメンバーが増えたり実は黒幕がいたり色々大変だけど若い力で乗り切っちゃうぞ!ってお話です。”ヤング・アベンジャーズ”という名前はスパイダーマンの足引っ張ってやるマンで有名なデイリービューグルが勝手に命名しました。
 邦訳版も発売していますので是非。

 そんなヤング・アベンジャーズがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェイズ4で徐々に姿を見せ始め、フェイズ5でアッセンブルするという噂があります。今回はこの噂を元に私FAQちゃんの解釈や予想を織り交ぜながら先の展開を妄想していきたいと思います。


この記事では「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」までの全てのMCU作品のネタバレがございます。また、噂を元にした予想記事ですので結果的に今後のMCUの重大なネタバレになってしまう可能性がございます。情報を完全にシャットダウンしたい方はお気をつけください。コミックのネタバレもございますのでご了承ください。


ヤング・アベンジャーズ結成の経緯

 ことの発端は「アベンジャーズ/ディスアセンブルド」という作品からはじまります。何者かに操られアベンジャーズ・タワーを襲撃するヴィジョン、クリー人による地球侵略、アントマンやホークアイの死、ウルトロンの復活。いくつもの事件が重なりアベンジャーズは崩壊。その一連の出来事はワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチの現実改変能力の暴走によるものだった・・・・・・。というのが基本的な内容。
 この事件をきっかけに世界からアベンジャーズがいなくなります。しかしヒーローチームが無くなったところでヴィランも一緒にいなくなるわけではありません。そこで若者たちが集まりチームアップ。ヤング・アベンジャーズが結成されました。当初はキャプテン・アメリカやアイアンマンから解散を迫られますが、彼らはこれに反発。結局キャップやジェシカ・ジョーンズ(Netflixでドラマ化していたあのジェシカ・ジョーンズです)の協力を仰ぎながらヒーローとして成長していきます。その後色々あってメンバーがいなくなったり増えたりしながら復活したアベンジャーズ(ニュー・アベンジャーズ)のサポートチームとなります。


ヤング・アベンジャーズのメンバー

 超ざっくりしたメンバー紹介です。知ってる方は「ん?こいつさあ・・・」みたいなのあると思いますが、まあ、完全にネタバレするのは気が引けるので・・・


初期メンバー4人はアベンジャーズの主要メンバーを模した外見をしています。

【アイアンラッド/ナサニエル・”ネイト”・リチャーズ】

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 アイアンマンそっくりなチームのリーダー。その正体はタイムトラベルが可能なスーパーヴィラン、征服者カーンその人。未来人
 いじめにより喉を切りつけられた過去を持つカーンが歴史改変により少年時代の自分を助け、その際にヴィランとなった自分を見てしまう。自らの未来に恐怖したナサニエルは先祖の残した技術を使い現代へ。ヒーローチーム「ヤング・アベンジャーズ」結成。襲来する自分=カーンを討つも大きな犠牲を払うこととなり、歴史改変の重大さを学び自らの運命を受け入れチームを離脱。征服者カーンとなるため未来へを帰っていった

パトリオット/イライジャ・”イーライ”・ブラッドレイ

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 キャプテン・アメリカそっくりな超人。その正体はかつてスーパーソルジャー計画復活のため実験台となり、”ブラック・キャプテン・アメリカ”としてヒーロー活動を行っていたイザヤ・ブラッドレイの孫
 超人だとうそぶいていたが実は違法ホルモンを打ち続けスーパーパワーを手にしていただけの無能力者。そのことが他のメンバーにバレ一度は脱退するものの、正義の心は変わらずチームへ戻る。その後キャプテン・アメリカ(本物)を庇い重傷を負い、祖父イザヤから輸血され正真正銘本物の超人となる

ウィッカン/アスガーディアン/ウィリアム・”ビリー”・カプラン

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 ソーそっくりな戦士。雷を使う。その正体はワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチとヴィジョンの間の『存在しない双子の子ども』の兄のほう。当然アスガルド人ではない
 ワンダの強力な現実改変能力によって具現化、とある夫婦のところへ転生した。当初はソーっぽいってことでアスガーディアンと名乗っていたが、「アスガルド人じゃないじゃん」と突っ込まれまくりウィッカンを名乗り始める。その真の能力は魂の母親であるワンダと同じ現実改変能力。当然超強力な能力であり、至高の魔術師〈ソーサラー・スプリーム〉候補とも。ゲイでありチームメンバーのハルクリングとはラブラブカップル。後述するスピードとは血のつながらない双子の兄弟

ハルクリング/セオドア・”テディ”・アルトマン

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 ハルクそっくりな超人。その正体はクリー人の英雄初代キャプテンマーベルを父に、スクラル人の姫アネレを母に持つクリー×スクラルのハーフ。肌の色がハルクっぽいのはそのため。
 最強の英雄と王族の血を引くため両種族の争奪戦になるものの、地球に残りたいという本人の意向を汲んだスクラル人エージェントが身代わりになることで問題解決。ヒーロー活動にいそしむ。能力は変身(シェイプチェンジャー)。羽を生やすことで飛行も可能。穏やかな性格で人格者。ウィッカンとは恋仲で同棲中。


以下追加メンバー

ホークアイ/キャサリン・”ケイト”・ビショップ

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 「ディスアセンブルド」で死亡したホークアイに代わりトニー・スタークから先代ホークアイの弓を、スティーブ・ロジャースから「ホークアイ」という名前を託された少女
 裕福な家庭出身。暴漢に襲われたのち格闘術を学ぶようになりたまたまヤング・アベンジャーズに出会ったことから参加。そのため弓以外の近接戦闘も得意。委員長気質でなにかと気苦労が多い。LGBTだらけのヤング・アベンジャーズで珍しくストレート。男からも女からもモテモテ。復活した先代ホークアイに認められ正式にホークアイとなるが、その先代ことクリント・バートンのだらしない生活を支えたりしている。かわいそう。

【スタチュア/カッサンドラ・”キャシー”・ラング】

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 名前に見覚えのある方も多いはず。そう、2代目アントマンことスコット・ラングの娘である。
 幼いころからピム粒子を浴びていたため体を自在に伸縮できる。自在、とはいうものの若さもあり感情につられ勝手に能力が発動したりする。主に恥ずかしいときに勝手に体が縮む。チームを離れたり死んだり生き返ったりチームに復帰したり別チームに移動したりヒーロー活動を停止したりとにかく忙しい子。

ヴィジョン

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 何を隠そうヴィジョンである。とはいっても映画に出てくるヴィジョンとはまったくの別物。
 「ディスアセンブルド」の際初代ヴィジョンは破壊されてしまう。しかしアイアンラッドが修復。自らの人格をコピーし復活させる。能力は基本的に初代ヴィジョンと同じでビームを出したり質量を変化させたり。性格はそのままアイアンラッドなので超生真面目で繊細。ウィッカンとスピードは初代ヴィジョンの魂レベルでの子どもなので実は一番複雑な奴。

スピード/トーマス・”トミー”・シェパード

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 ウィッカンの魂レベルでの双子の弟。すなわちワンダの転生した双子の片割れである。
 超高速で動くことができる。いわゆるスピードスター。当然叔父であるクイックシルバー/ピーター・マキシモフから受け継いだ能力。ウィッカンとの仲は良くもなく悪くもない。

ミス・アメリカ/アメリカ・チャベス

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 異次元人
 ユートピア・パラレルという異次元出身。パンチで空間に穴を開け次元移動できる。キッド・ロキ(後述)にウィッカンを殺すよう唆されるも裏切りヤング・アベンジャーズに参加。逆にウィッカンを守るようになる。実はマーベル初のラテン系女性ヒーロー。レズビアン。

プロディジー/デビッド・アレン

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 ミュータント
 出会った人物の技能をコピーする能力を持っていた。その幅は広く、格闘技術、魔術、学術的知識までなんでもコピーできる。現在は色々あってその能力は失われている。が、今までコピーしたものは現在でも使用できるためあまり問題はない。ちなみに能力に頼らず日々勉強している秀才。画像はハルクリングに「俺はバイだ」と打ち明けているシーンだが、ハルクリングはゲイなので冗談みたいなシチュエーションになってしまいこのときのデビットが超キメ顔なことも相まって海外では割とネタにされている。

プロテクター/マーベル・ボーイ/ノー・ヴァー

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 別アースのクリー人。諸々あってメインアース(アース616)にたどり着いた。
 ノーマン・オズボーンの元でダーク・アベンジャーズに参加するがオズボーンの真意を見抜き即脱退。プロテクターを名乗り本家アベンジャーズに参加。そのしばらく後にヤング・アベンジャーズに参加する。ゴキブリの遺伝子を付与する遺伝子操作を受けているため素早く動ける上に壁を走ったりできる。バイセクシャル。

キッド・ロキ

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 とある事件で命を落したロキが地球人の少年に転生した姿。記憶や能力を一部継承している。
 邪神としての運命から逃れた純真無垢な美少年。お兄ちゃん(ソー)大好き。しかし転生前の邪神ロキの魂に乗っ取られヤング・アベンジャーズに参加。アメリカ・チャベスを誘いウィッカンを殺そうとするも反旗を翻される。彼らと共闘していくうちに情が芽生え、ウィッカンの能力で青年へと成長。邪神なのに改心することとなり・・・。


ヤング・アベンジャーズ導入の根拠

 様々な情報や噂から根拠を探っていきましょう。確定しているキャラクターから、不確定要素の多いキャラクターへ順番に紹介していきます。

・スタチュア/キャシー・ラング

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 キャシーはすでにMCUに登場しています。「アントマン」と「アントマン&ワスプ」で幼少期が、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で14歳の姿で登場。2021年にDisney+で配信されるドラマ「ホークアイ」への出演が期待されますが、それがなくともフェイズ5内に組み込まれると噂されている「アントマン3」にてスタチュアとしてデビューすると予想されます。

・ホークアイ/ケイト・ビショップ

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 ケイトはDisney+ドラマ「ホークアイ」でのデビューが決定しています。マーベル・スタジオ&ディズニーはケイト役に「スウィート17モンスター」「バンブルビー」のヘイリー・スタインフェルドをキャスティング予定との情報が長い間ありましたが、ヘイリーは競合ストリーミングサービスであるAppleTVの作品に出演するため契約をかわしています。ディズニー作品に出演するには契約満了を待つ必要があり撮影スケジュールの都合上他の女優になるとの噂があります。

・ウィッカン/ビリー&スピード/トミー

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 ウィッカン&スピードの双子も登場がほぼ確定しています。ワンダとヴィジョンが夫婦生活を送る「ワンダヴィジョン」ですが、ファーストスポットの中に二つのベビーベッドとおしゃぶりが一瞬映ります

「ワンダヴィジョン」はワンダがスカーレットウィッチとして覚醒するというあらすじも公開されておりますので、もしかしたら現実改変能力で本来ありえないはずの双子が誕生するかもしれません。とはいえ、MCUのワンダはミュータントではなくマインド・ストーンの影響で能力を発現しておりますので子供に遺伝するのかは不明ですが・・・。

キッド・ロキ&アイアンラッド

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 キッド・ロキとアイアンラッドについては多少複雑です。
2021年、Disney+にて「ロキ」が配信されます。「いたずらの神ロキが人類史のあらゆる時代、場所に現れ騒動を起こしていく」話です。MCUの正史世界、つまりアース199999でのロキは「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」冒頭でサノスに殺されています。よってこのドラマに登場するロキは、”タイム泥棒作戦”内でトニーとスコットが入手に失敗し棚ぼた的に四次元キューブを手中に収め姿を消した”世界が分岐した後の”ロキとなります。つまり「ロキ」は本格的にマルチバースが舞台となることが確定しているのですが、問題はここではありません。四次元キューブ=スペース・ストーンには時間移動の機能は無いのです。「あらゆる時代、場所に現れ」るのに時間移動の手段をもたないロキ。何か他の手を使ってタイムトラベルするしかないわけですが、現状MCUでのタイムトラベルはトニーの作ったタイムマシンとピム粒子が必要です。当然ロキはどちらも持っていません。ここで出てくるのが征服者カーン=アイアンラッド

 カーンは先祖の技術を利用し独自にタイムマシンを開発します。もしなんらかの形でロキがそれを利用できたら?ファーストスポットのロキが着ているTシャツには”TVA”と書かれていますが、これは”Time Variance Authority”の略だと言われています。原作コミックに登場する”Time Variance Authority”。訳すならば「時間変動監視機構」といったところでしょうか。あらゆるマルチバースを監視し、存在そのものが危険と判断された宇宙を抹消します。征服者カーンらによって制御されており、アベンジャーズと対立することもあります。

 ところでこのロキ。いつもの華美な服装とはうって変わって質素なんですよね。”I’m gonna burn this place to the ground.”(この場所を焼き尽くしてやる)というセリフから、TVAに捕まっているのではないかと思います。さて、どのような形になるかは分かりませんが、カーンのタイムマシンによってタイムトラベルするロキ。「ロキ」では女版ロキの登場も噂されていますが、スポット映像の「LOKI」のロゴは三回変化しています。

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つまりもう一回変化を残しているのではないでしょうか。通常ロキ、女版ロキ、そしてキッド・ロキ「ロキ」の中でキッド・ロキが登場し、征服者カーンもまたカーンとアイアンラッドに分かれてラストで21世紀のニューヨークに来るのではないかと予想します。ちなみにマーベル・スタジオは「ロキ」撮影のために「英国人の10歳の男性、賢く勇敢で歳以上の人生経験を持つ」俳優を探しているとの情報があります。うーん・・・これはロキ。

・パトリオット

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 キャプテン・アメリカの盾の継承が描かれる「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」でマーシャン・マンハンター/ジョン・ジョーンズの父親を演じたカール・ランブリーがキャスティングされました。確定情報ではありませんが、彼はブラック・キャプテン・アメリカとして知られるイザヤ・ブラッドレイを演じると言われています。前項で説明した通りイザヤの孫イーライこそヤング・アベンジャーズ創設メンバーのひとりパトリオットです。
 イザヤが2代目キャプテン・アメリカになるであろうファルコンや、政府公認キャプテン・アメリカとして活動するU.S.エージェントとどのような関係を結んでいくのかは分かりませんが、ヤング・アベンジャーズ導入のイースターエッグとなるか期待です。

ハルクリング

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 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のポストクレジットシーンでは本物のニック・フューリーが多数のスクラル人と共に宇宙基地のような場所で作戦にあたっていました。この宇宙基地、S.W.O.R.D.保有の宇宙ステーション”ザ・ピーク”だと予想しています。S.W.O.R.D.とはS.H.I.E.L.D.の下部組織です。地球の衛星軌道上にある”ザ・ピーク”を拠点に、宇宙から地球に迫る脅威を監視・対処する国際諜報組織です。S.W.O.R.D.や長官のアビゲイル・ブランドはX-MENに付帯する権利ですので、ディズニーが20世紀FOXを買収した際に映像化権がマーベル・スタジオに移行しMCUに導入できるようになったと見ています。実はこのS.W.O.R.D.、今冬配信の「ワンダヴィジョン」にも登場が確定しています。

1枚目ワンダ、2枚目モニカ・ランボー、3枚目警備員。
警備員の後ろの窓ガラスにS.W.O.R.D.のロゴが!

しかしMCUのS.H.I.E.L.D.は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で表向き壊滅している※ので、おそらくS.W.O.R.D.は下部組織ではなく後継組織として描かれるのではと思います。

 さて、話を戻します。S.W.O.R.D.が登場する場合、MCUにおける身近な宇宙種族といえば?「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「キャプテン・マーベル」「エージェント・オブ・シールド」に登場したクリー人、「キャプテン・マーベル」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に登場したスクラル人。この2種族がパッと思いつきます。この2種族のハーフこそハルクリングです。MCUはフェイズ4以降宇宙が主な舞台になるとの話もあります。
 実際に今年1月にはマーベル・スタジオが”テディ”と名前の付いたキャラクターのキャスティングを始めているとの噂が流れ、そのキャラクターは「地球上で生活するためにS.W.O.R.D.に助力を仰ぐ」と説明されています。

※表向き壊滅していますがその後も地下組織として活動しているのでもしかしたらS.H.I.E.L.D.がまた表舞台に出てくるかもしれません。

アメリカ・チャベス

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 画像間違えてない!?大丈夫。間違えてません。ミス・アメリカことアメリカ・チャベスは「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するとの噂があります。昨年12月、マーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギはこんな言葉を残しています。「ドクター・ストレンジの続編には予想外のキャラクターが登場するんですよ。我々はそういう特徴の映画が作りたくて、ちょうどいいキャラクターがいたんです」。
 この「予想外のキャラクター」こそアメリカ・チャベスだと言われています。実際に今年の1月には「ドクター・ストレンジ」続編のため15~17歳のヒスパニック系の女優のキャスティングをすると報道が出ています。「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は名前のとおりマルチバース(多元宇宙)が舞台になると言われており、原作でもマルチバースからやってきたアメリカ・チャベスがデビューするにはピッタリな作品であると言えます。

ヴィジョン

 ヤング・アベンジャーズ版ヴィジョンの導入はしばらく先になると予想しています。そもそも原作でのヴィジョンはアイアンラッドが壊れたオリジナルヴィジョンの体を修理し、人格をコピーして復活させたのでアイアンラッドが導入されてないのにヴィジョンだけ導入されるということは考えづらいです。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスに破壊されたヴィジョンの体は生き残り組に回収されていると思いますので「ワンダヴィジョン」で本来のヴィジョンが復活しない場合将来的な導入は間違いないと思います。

プロディジー

 プロディジーの導入もしばらく先になると予想しています。彼はミュータントですが現在MCUにミュータントの概念は存在しません。今年公開の「エターナルズ」でミュータントが持つX-遺伝子の話が登場するとも言われてますが、その後いつミュータントが登場するかは不明ですので導入するとしてもX-MEN導入後になると思われます。

プロテクター

 彼は経歴が複雑すぎるうえ「別ユニバースのクリー人」とかいうMCUで導入するには映画一本作らないと尺がないくらいのオリジンの持ち主のためちょっと私にも予想がつきません。なかったことにされるんじゃないかな。


ヤング・アベンジャーズはDisney+でドラマ化?

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 ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、ヤング・アベンジャーズのキャラクターのほとんどはDisney+のドラマで導入される可能性が非常に高いことが分かります。Disney+で配信されるのが確定しているMCUテレビシリーズは現在「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」「ホークアイ」「Ms.マーベル」「シーハルク」「ムーンナイト」「What if...?」の8作品。しかし作品は全部で10本あるとディズニーCEOのボブ・アイガー氏が明言しています。この残り2作品のうちひとつが「ヤング・アベンジャーズ」ではないかと予想します
 というかここまでDisney+内でお膳立てしておいて映画というのは考えられません。フェイズ4は映画で次世代の「アベンジャーズ」を、ドラマで「ヤング・アベンジャーズ」をそれぞれアッセンブルさせる準備期間ではないかと思っています。リミテッドシリーズとなればじっくり描いてくれそうですし、楽しみです。


ランナウェイズと共闘なるか

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 ヤング・アベンジャーズに深く関わるヒーローチームに「ランナウェイズ」があります。「ヤング・アベンジャーズ&ランナウェイズ シビル・ウォー」というシリーズで共演しました。(ちなみにだいぶレアですが邦訳版も存在します。私持ってないけど。)
 同じティーンズ中心のチームですが、アベンジャーズに憧れ意識的にヒーロー活動をしているヤング・アベンジャーズとヴィランの両親たちを止めるためなりゆきでヒーロー活動をしているランナウェイズ。まったく相いれない二つのチームの共演、映像でも観たいですよね。
 「ランナウェイズ」はHuluで実写ドラマ化しています。映画とはほぼ関りがありませんが、一応MCU作品なので世界観は共有しています。シーズン3で映画やNetflixMCU作品と割とガッツリ世界観を共有している「クローク&ダガー」とクロスオーバーしているうえ、「ドクター・ストレンジ」には「ランナウェイズ」の実質的な主人公であるニコ・ミノルの母親ティナ・ミノルがカメオ出演しているので今後彼らが他の作品に登場してもおかしくありません。「ランナウェイズ」はシーズン3をもって終了が決定していますが制作していたマーベル・テレビジョンが映画を作っているマーベル・スタジオに統合され、ケヴィン・ファイギ氏の指揮下におかれたので何があっても驚かない状況ではあります。期待してもいいのかな?

最後に

 超長い駄文に付き合っていただいてありがとうございます。
「ヤング・アベンジャーズ」はティーンズヒーローたちの恋愛あり、友情あり、出会いあり、別れありの青春ストーリーです。LGBTQが当然の世界、様々な人種はおろか宇宙人までいてまさにポリティカル・コレクトネスの極致でもあります
 そんな若きヒーローたちの活躍に期待し、今回は筆を置かせていただきます。



書いた人:FAQちゃん

サポートしていただくと私の酒代になります。酒を飲みながら記事を書くことが多いので、実質的に創造のサポートとなります。多分。